基本情報
- 系統・区分
- 常緑花木・香り花/白花
- 熟期
- 初夏開花
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
常緑低木。初夏に強い芳香の白花。半日陰〜日向で、オオスカシバに注意。
概要説明
初夏に純白の花を開き、あたりに濃い甘い香りを漂わせるのが一重クチナシである。花弁が六枚ほど平らに開く素朴な姿で、八重咲きと違って花後に橙色の果実がつくのが大きな違いになる。この実は乾燥させて栗きんとんやたくあんの色づけに使われ、観賞と実用を兼ねられる。常緑の低木で樹高は1メートルから2メートルほど、半日陰でもよく育ち、東側や建物の陰でも花をつける。酸性寄りの土を好み、乾燥に弱いので夏は株元を覆って水分を保つ。最大の注意点はオオスカシバの幼虫で、放っておくと葉を丸坊主にされるため、初夏から見回って捕殺する。
一重クチナシの特徴
- 初夏に純白の花を開き濃い甘い香りを放つ
- 花後に橙色の果実がつき染料に使える
- 常緑低木で樹高は1から2メートルほど
- 半日陰でもよく育ち花をつける
- オオスカシバの幼虫に葉を食われやすい
向いている使い方
- 香りを楽しむ庭木として
- 果実を煮物の色づけに
- 半日陰の植え込みに
- 鉢植えで玄関先に置く
クチナシの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはクチナシの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- クチナシの植え付け — 移植を嫌う常緑低木です。土の酸度と置き場所を先に決め、根鉢を崩さずに一度で据えることが定着の近道です。
- クチナシの剪定の時期 — 翌年の花芽は夏の間に枝先で作られます。花が終わった直後に刈り込み、秋以降は切らないのが花を絶やさないこつです。
- クチナシの水やりと追肥 — 水切れで蕾を落とし、アルカリ寄りの土で葉が黄ばむ木です。乾き具合と葉の色を見ながら、水と肥料を季節ごとに変えます。
- クチナシの月別の作業 — 花は六月、剪定は七月中旬まで、肥料は花後と二月。この三つの節目を軸に、水やりと病害虫の見回りを月ごとにまとめます。
- クチナシの病害虫と障害 — 被害の大半はオオスカシバの幼虫による食害と、カイガラムシに伴うすす病です。葉の跡と糞で早く気づく方法をまとめます。
- クチナシの増やし方 — 挿し木は花後の枝を使えば高い確率で根が出ます。一重種は実からも増やせますが、花が咲くまで年数がかかります。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「クチナシ」、品種に「一重クチナシ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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