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ゴデチヤの水やりと追肥

ゴデチヤの水やりの頻度と追肥の時期|酸性土を直し、水はけのよい畝で乾き気味に育てる

ゴデチヤの花

読むのに約 4 分

ゴデチヤは酸性の土と過湿を嫌います。植える前の土づくりで酸度を直し、水と肥料は控えめにして株を締めて育てます。

植える前に土の酸度を直す

ゴデチヤは酸性に傾いた土を嫌います。日本の畑や庭の土は雨で酸性に寄りやすいため、植え付けの前に苦土石灰をまいて酸度を直しておきます。これを省くと、根の張りが悪く葉色の冴えない株になります。

苦土石灰をまく
花壇なら1平方メートルあたり苦土石灰を200グラムほど全体にまきます。植え付けの直前ではなく、少し前にまいて土になじませておくと安心です。
深くよく耕す
石灰が土に均一に混ざるよう、深めによく耕します。直根がまっすぐ下へ伸びられるよう、固い塊や石も取り除いておきます。
盛り土の畝を作る
水はけをよくするため、土を10センチほど盛り上げて畝か床を作ります。雨のあとに水がたまる場所ほど、この盛り土が効きます。

場所選びと株間

日当たりと風通しがよく、水はけのよい場所を選びます。日陰では茎が伸びて倒れやすくなり、風が通らない場所では開花期に病気が出やすくなります。株間は草丈で変え、高く育つ品種は広めに取って風の通り道を確保します。

鉢で育てる場合は、わい性種を選び、長いプランターなら15センチ間隔で並べます。高性種を鉢で育てると倒れやすく水切れも早いので、深さのある大きめの鉢を選ぶか、地植えにする方が楽に育ちます。

品種のタイプ株間向く場所
高性種20センチ花壇の後方、切り花用の畝
わい性種15センチ花壇の前方、鉢やプランター

鉢やプランターに植える場合も、市販の培養土に苦土石灰を混ぜて酸度を直したものを使います。

水やりは乾いてからたっぷり

ゴデチヤは多湿を嫌い、根元がいつも湿っていると茎が腐りやすくなります。地植えは根付いた後は雨まかせで足り、長く晴れが続いて土が乾いたときだけ与えます。鉢植えは土の表面が乾いてから、鉢底から流れ出るまでたっぷり与えます。

水を与える時間は朝がよく、夕方に与えると株元が湿ったまま夜を迎えて蒸れやすくなります。開花期は花に水がかかると花弁が傷んで見栄えが落ちるので、じょうろの口を株元に近づけて土に直接注ぎます。

時期地植え鉢植え
植え付け直後たっぷり与えて根と土をなじませるたっぷり与える
冬ほぼ不要表面が乾いてから、暖かい日の午前中
春の生育期乾きが続いたときだけ表面が乾いたらたっぷり
開花期花や葉にかけず株元へ乾きが早いので毎日確かめる

肥料は控えめにする

肥料が多すぎると葉と茎ばかりが茂り、株が軟らかくなって倒れやすくなります。花数もかえって減ることがあるので、元肥は少なめにし、追肥は春の生育を見ながら足す程度にとどめます。

鉢やプランターは水やりのたびに肥料分が流れ出るため、地植えより肥料切れが起きやすくなります。春に下葉の色が薄くなってきたら、薄めた液体肥料を十日に一回ほどの間隔で与え、葉色が戻ったら間隔をあけます。

元肥は少なめに
植え付けの際は、緩効性の肥料を規定量より少なめに混ぜておきます。苦土石灰とは日をずらして混ぜると、肥料の成分が無駄になりにくくなります。
春に追肥を再開
冬の間は肥料を止め、春に新しい葉が動き出したら薄めた液体肥料を与えます。葉色が十分に濃ければ、無理に与える必要はありません。
つぼみが見えたら減らす
つぼみが見え始めたら追肥は控えめにします。この時期に肥料が効きすぎると、茎が伸びて花の重みで倒れやすくなります。

冬越しの管理

ゴデチヤは寒さに比較的強く、暖かい地域では屋外で冬を越せます。冬の間は株がほとんど大きくならないように見えますが、土の中では根が伸びています。この時期に手をかけすぎないことが、春の花数を増やす近道です。

霜柱で浮いた株を押さえる
霜柱で株が持ち上がると根が切れて乾きます。見つけたら株元を軽く押さえて土を寄せ、敷きわらをすると浮き上がりを防げます。
鉢は日なたの軒下へ
鉢植えは冷たい北風の当たらない、日当たりのよい軒下に置きます。夜に強く冷え込む日は、鉢ごと玄関先などに寄せておくと安心です。
冬は水を減らす
気温が低い間は土が乾きにくいので、水やりの回数を減らします。与えるのは暖かい日の午前中にして、夜に土が冷たく湿ったままにならないようにします。

元気がないときの見分け方

葉色や株の姿の変化は、水と肥料と土の加減を知らせてくれます。病気を疑う前に、まずここ最近の水やりと肥料、土の状態を振り返ると原因が見つかりやすくなります。

症状考えられる原因手当て
葉が黄色く育ちが遅い酸性の土、肥料切れ次の栽培で石灰を入れ、春なら薄い液肥
茎が伸びて倒れる肥料過多、日照不足追肥を止め、支柱で支える
根元が黒く軟らかい過湿水やりを控え、傷んだ株は抜く
下葉がしおれる水切れ、根の傷み鉢は水を与え、植え付け時の根崩れも疑う

よくある質問

いつ?

植え付け直後: たっぷり与えて根と土をなじませる。冬: ほぼ不要。春の生育期: 乾きが続いたときだけ。開花期: 花や葉にかけず株元へ。

量の目安は?

花壇なら1平方メートルあたり苦土石灰を200グラムほど全体にまきます。

よくある失敗と戻し方は?

ゴデチヤは酸性に傾いた土を嫌います。日本の畑や庭の土は雨で酸性に寄りやすいため、植え付けの前に苦土石灰をまいて酸度を直しておきます。これを省くと、根の張りが悪く葉色の冴えない株になります。

ゴデチヤの育てている間に使うもの

草花の管理は、花がらを摘むことと、肥料を切らさないことに尽きます。どちらも道具は小さくて済みます。

  • 花がら摘み用のはさみ探す言葉「園芸ばさみ 花がら摘み」
    規格の目安
    刃渡り 3〜5cm、先の細いもの。手に収まる小さいものが疲れません。

    咲き終わった花をそのままにすると、種を作るほうへ養分が回って次の花が減ります。摘み続けるほど花期が伸びます。

  • 液体肥料探す言葉「液体肥料 花 リン酸」
    規格の目安
    1000 倍希釈の原液。リン酸の数字が高いもの。

    つぼみの上がる時期に週 1 回。窒素の多い肥料を続けると、葉ばかり茂って花が減ります。

  • 緩効性肥料(置き肥)探す言葉「緩効性肥料 置き肥 花」
    規格の目安
    2〜3 か月効く粒状。鉢の縁に置きます。
    数量の目安
    8 号鉢に 10〜15g を 2〜3 か月ごと。

    水やりのたびに考えなくて済みます。液肥との併用なら、置き肥は規定量の半分から始めます。

  • ジョウロ(ハス口付き)探す言葉「ジョウロ 5L ハス口」
    規格の目安
    容量 4〜5L。ハス口が外せるものは、株元だけに与えるときに便利です。

    花に水をかけると傷んで早く終わります。ハス口を外して株元へ注げば、花を濡らさずに済みます。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 花がらは指で摘める種類が多く、はさみが要るのは茎の硬いものだけです。
  • 活力剤は肥料の代わりになりません。

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