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リーキの病害虫と障害

リーキの病気・害虫・障害|さび病、べと病、アザミウマなどネギと共通の相手

畑で育つリーキ

読むのに約 5 分

リーキはネギと同じ病害虫にかかります。さび病やべと病、黒斑病、アザミウマ、ネギコガ、ハモグリバエと、とう立ちや株元の腐れへの備えです。

ネギの仲間と同じ相手に備える

リーキはネギの仲間なので、かかる病気や寄ってくる虫もネギとほぼ同じです。ネギやタマネギを育てている畑の近くでは、そちらから広がってくることもあります。どの時期に何が出やすいかを先に知っておくと、見回りの的が絞れます。

相手出やすい時期見る場所
さび病春と秋葉の橙色の斑点
べと病春と秋の雨続き葉の黄白色のぼやけた斑紋
黒斑病夏から秋葉の紫褐色の斑点
ネギアザミウマ初夏から秋葉の白いかすれ
ネギコガ初夏から秋葉の白く透けた食べ跡
ハモグリバエ類春から秋葉の中の白い線

さび病は肥料切れの株に出やすい

さび病はリーキで最もよく見かける病気です。葉に橙色の小さな盛り上がった斑点が並び、触ると粉が手に付きます。気温が低めで雨の多い春と秋に出やすく、肥料が切れて弱った株ほどかかりやすくなります。

肥料を切らさない
追肥と土寄せを予定どおり続けて、株の勢いを保ちます。葉色が淡くなってきたら、さび病が出る前の合図と考えて追肥します。
出た葉は早めに取る
斑点の出た葉は見つけた時点で取り除き、畑の外で処分します。放っておくと粉が風で飛んで、周りの株に広がります。
片付けを丁寧にする
収穫後の残りかすを畑に残すと、翌年の発生源になります。病気の出た株の葉や根は持ち出して片付けます。

ネギの仲間は互いに病害虫を移し合います。近くでネギやタマネギを育てているときは、そちらの葉も合わせて見回ると早く気づけます。

べと病と黒斑病は湿りすぎに注意

べと病は涼しく雨の続く時期に、黒斑病は暑く雨の多い時期に出やすい病気です。どちらも畑が湿りすぎていると広がりやすく、株が弱っていると被害が大きくなります。水はけと風通しを整えることが共通の備えです。

水はけのよい畑で育てる
雨の後に水が溜まる場所は避け、うねを高くするか排水の溝を掘ります。根が健全な株は病気にかかっても持ち直しやすくなります。
株間を詰めすぎない
株が混み合うと葉が乾きにくく、病気が広がりやすくなります。植え付けの株間を守り、雑草もこまめに取ります。
同じ場所に続けて植えない
ネギの仲間を同じ場所に続けて植えると、病気の元が土に残ります。前の年にネギ類を育てた場所は避けて植えます。

さび病は株の勢いが戻ると広がりが止まることが多い病気です。斑点を取るだけでなく、追肥で株を立て直すことを忘れないようにします。

葉を傷める虫は早めに見つける

リーキの葉を傷める虫は、どれも小さくて見落としやすいのが特徴です。虫そのものより、葉に残る跡で気づくことがほとんどです。苗のうちから葉の色と模様をこまめに見ておくと、増える前に手を打てます。

白いかすれはアザミウマ
葉の表面がかすれたように白く抜けていたらネギアザミウマです。暑く乾いた時期に増えるので、雑草を取り、乾きすぎを防ぎます。
透けた食べ跡はネギコガ
葉に白く透けた窓のような跡があれば、ネギコガの幼虫が葉の内側を食べています。跡のある葉を幼虫ごと取り除きます。
白い線はハモグリバエ
葉の中を這うような白い線はハモグリバエの幼虫の跡です。苗のうちから防虫ネットで覆うと、卵を産まれにくくなります。

雨の後に畑を見回る習慣をつけると、べと病の初期の湿った斑紋に気づきやすくなります。晴れて乾くと見分けにくくなるためです。

病気ではない障害も知っておく

リーキの不調には、病気や虫ではなく育て方や天候が原因のものもあります。とう立ちや株元の腐れ、白い部分の曲がりは、原因を知っていれば次の年に防げます。

春のとう立ち
冬の寒さに当たった株は、春に中心から花の茎を伸ばします。芯が硬くなるので、春が近づいたら早めに掘り切ります。
株元の腐れ
湿った時期の土寄せや、葉の分かれ目まで土で埋めたことが原因になります。乾いた日に寄せ、分かれ目は埋めないようにします。
白い部分の曲がり
倒れたまま植えたり、片側からだけ土を寄せたりすると曲がります。苗をまっすぐ立てて植え、両側から均等に寄せます。

虫の跡が出た葉も、中心の新しい葉が元気なら株は育ち続けます。跡のある葉を取るときは、中心を傷めないよう外側から外します。

見回りの習慣で被害を小さくする

病害虫の被害は、見つけるのが一週間遅れるだけで大きく変わります。水やりや土寄せのついでに葉を数枚めくって見る習慣をつけると、ほとんどの相手は広がる前に手を打てます。

葉の表と裏を見る
斑点やかすれ、白い線がないかを葉の表と裏で確かめます。株の外側の古い葉に先に出ることが多いので、そこから見ます。
見つけた日を残す
病気や虫を見つけた日と場所を記録に残すと、翌年の同じ時期に先回りして備えられます。
傷んだ葉は持ち出す
取り除いた葉は畑の脇に積まず、袋に入れて持ち出します。畑に残すと、そこから再び広がることがあります。

とう立ちした株や腐れの出た株は、その年の作業を振り返る手がかりです。いつ、どの株に出たかを残しておくと翌年の対策が立てやすくなります。

リーキの収穫までのコツは作物ページに

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