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リーキの土寄せ・追肥

リーキの土寄せと追肥|白い部分を長く太く育てる手順

畑で育つリーキ

読むのに約 5 分

リーキの白い部分は土寄せで作ります。追肥と土寄せを組にして数回に分け、葉の分かれ目を埋めずに少しずつ高くしていく手順です。

白い部分は光を遮って作る

リーキの白くやわらかい部分は、葉の付け根が重なり合った部分が日に当たらずに育ったものです。光が当たると緑色になって硬くなるため、育つにつれて株元へ土を寄せて光を遮ります。これを軟白といい、土寄せの高さがそのまま白い部分の長さになります。

一度に高く寄せると株が弱るので、生育に合わせて何回かに分けて少しずつ寄せていきます。土寄せは追肥と組にして行うと、肥料が根に届きやすく手間も一度で済みます。

時期の目安作業ねらい
植え付けから約1か月溝に土を戻す根を伸ばしながら株元を支える
夏の終わりから初秋追肥と土寄せ株を太らせ始める
秋追肥と土寄せ白い部分を伸ばす
収穫のひと月ほど前最後の土寄せ白い部分の仕上げ

土寄せのやり方

土寄せは株の両側から土を寄せ、株元を山形に覆う作業です。うね間の土を使うので、うねの間を広めに取っておくと寄せる土に困りません。土が乾いて軽い日を選ぶと、作業も楽で株元も締まります。

雑草を先に取る
うね間の雑草を取り除いてから土を寄せます。草ごと土をかけると、株元で草が腐って病気の元になります。
両側から土を寄せる
クワでうね間の土をすくい、株の両側から株元に寄せます。片側だけから寄せると株が傾き、白い部分が曲がります。
葉の分かれ目は埋めない
土は葉が左右に分かれる部分のすぐ下までにとどめます。分かれ目まで埋めると、雨水が溜まって中から傷みます。

梅雨や秋雨で土が湿っているときに寄せると、株元が蒸れて腐ることがあります。晴れが続いて土が乾いた日を選びます。

追肥は土寄せと組にする

リーキは生育期間が長く、肥料を切らすと葉色が淡くなって太りが止まります。追肥は株元から少し離れたうね間にまき、土寄せの土と一緒に株元へ寄せると、根の伸びる先に肥料が届きます。

うね間に肥料をまく
株元に直接触れないよう、うね間に化成肥料をまきます。根は株元から外へ広がっているので、少し離れた場所の方がよく吸われます。
土と一緒に寄せる
まいた肥料を土と混ぜながら株元へ寄せます。肥料が土の中に入るので流れにくく、根にも届きやすくなります。
葉色を見て量を加減する
葉の色が濃く勢いがあれば控えめに、淡く元気がなければ少し多めにします。与えすぎると軟らかく育ち病気が出やすくなります。

肥料の量は袋の表示を目安にし、一度に多く与えず回数で補います。生育期間が長いので、少しずつ切らさないことが太りにつながります。

夏の暑さと乾きを乗り切る

植え付け後に迎える真夏は、リーキにとって生育が鈍る時期です。この時期に無理に土寄せや追肥をすると、根が傷んで株が弱ります。夏は株を傷めずに守ることを優先し、本格的な土寄せは涼しくなってから進めます。

日照りには水を与える
晴れが続いて土が乾ききったら、朝か夕方の涼しい時間にたっぷり水を与えます。昼の暑い時間の水やりは根を傷めます。
敷きわらで地温を抑える
株元にわらや刈り草を敷くと、乾きと地温の上がりすぎを防げます。秋に土を寄せるときは、そのまま土に混ぜ込みます。
大雨の後は水を抜く
溝や株元に水が溜まったままだと根が腐ります。大雨の後は溝の端を切って水を逃がし、株元の様子を確かめます。

夏に葉先が枯れ込んでも、中心が生きていれば涼しくなってから持ち直します。慌てて肥料を足さず、秋の土寄せまで待ちます。

土寄せで起きやすい失敗

土寄せは寄せる量と時期が合っていれば難しくありませんが、急ぎすぎると株を弱らせます。白い部分が思うように伸びないときは、寄せ方を見直すと原因が見えてきます。

白い部分が短い
溝が浅かったか、土寄せの回数が足りていません。次の土寄せで少しずつ高さを足し、収穫までに分かれ目の下まで覆います。
株元が腐る
湿った時期に土を寄せたか、葉の分かれ目まで埋めた可能性があります。傷んだ株は抜き、次からは乾いた日に寄せます。
株が曲がって育つ
片側からだけ土を寄せたか、苗が倒れたまま植えられていました。両側から均等に寄せ、株をまっすぐに立てて覆います。

プランターでは土を足して覆う

プランターではうね間の土が無いので、新しい培養土を上から足して土寄せの代わりにします。植え付け時に容器の上に余白を残しておけば、秋に向けて数回に分けて土を足していけます。

培養土を少しずつ足す
株が伸びてきたら、葉の分かれ目の下まで培養土を足します。一度に足すのは数センチずつにとどめ、株元が蒸れないようにします。
足すたびに肥料を混ぜる
足す培養土に少量の肥料を混ぜておくと、土寄せと追肥を一度に済ませられます。容器は肥料が流れやすいので切らさないようにします。
筒で光を遮る方法もある
土が足りないときは、厚紙を丸めた筒を株元にかぶせて光を遮る方法もあります。筒の中が蒸れないよう、雨の後は様子を見ます。

土寄せの日付と高さを記録しておくと、収穫したときの白い部分の長さと見比べられ、次の年の寄せ方を決める材料になります。

よくある質問

いつ?

植え付けから約1か月: 溝に土を戻す。夏の終わりから初秋: 追肥と土寄せ。秋: 追肥と土寄せ。収穫のひと月ほど前: 最後の土寄せ。

よくある失敗と戻し方は?

土寄せは寄せる量と時期が合っていれば難しくありませんが、急ぎすぎると株を弱らせます。白い部分が思うように伸びないときは、寄せ方を見直すと原因が見えてきます。

リーキの土寄せに使うもの

土寄せは道具で速さが決まる作業です。株数が多いほど、手より道具のほうが早く終わります。

  • くわ(平ぐわ)探す言葉「平ぐわ 家庭菜園」
    規格の目安
    刃幅 18cm 前後。柄は身長の 6 割くらいが振りやすい目安です。

    通路の土を株元へ寄せる動きに向きます。畝立てにもそのまま使えます。

  • 三角ホー探す言葉「三角ホー 土寄せ」
    規格の目安
    刃幅 10〜15cm。先が尖っているので、株の間へ差し込めます。

    株間の狭い作物は、くわだと株を傷めます。細かいところは三角ホーのほうが確実です。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 株数が数株なら、移植ごてでも足ります。
  • 専用の土寄せ器は、畑がある程度の広さになってからで十分です。

リーキの収穫までのコツは作物ページに

栽培カレンダー、病害虫の一覧、品種の選び方はリーキの育て方にまとめています。

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