基本情報
- 系統・区分
- 一年草・黄花/緑肥兼用
- 熟期
- 4〜5 月
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
黄色花で景観・緑肥的にも使われる。水はけを好む。
概要説明
地中海沿岸原産の一年草で、鮮やかな黄色の花穂を上げるのが黄花ルピナスです。キバナルピナスとも呼ばれ、草丈は 40〜60 センチ、株元から枝分かれして 15〜20 センチの花穂をつけ、甘い香りがあります。園芸品種に比べると花穂は細めですが、黄色一色の群植は春の花壇でよく目立ちます。マメ科の根粒菌で空気中の窒素を固定するため、古くから緑肥作物としても使われてきた種で、開花前に土にすき込むと畑の地力が上がります。花を楽しんでから種を採り、翌年また緑肥に使うといった二役もできます。日当たりと水はけのよい場所を好み、酸性土を嫌う点は他のルピナスと同じです。直根性なので直まきが基本で、秋にまくと 4 月から 5 月に開花します。高温多湿に弱く初夏には枯れ上がるので、花後は早めに抜くか、そのまますき込んで次の作物の準備に回します。
黄花ルピナスの特徴
- 鮮やかな黄色の花穂で甘い香り
- 草丈 40〜60 センチ、花穂 15〜20 センチ
- 根粒菌で窒素を固定し緑肥にも使える
- 直根性で直まきが基本
- 秋まきで 4〜5 月開花、初夏に枯れ上がる
向いている使い方
- 春の花壇の景観植物
- 畑の緑肥として
- 自然風の庭に
ルピナスの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはルピナスの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ルピナスの種まきと直まき — ルピナスは太い直根を持ち移植を嫌います。秋に本来の場所へ直まきするか、ポットに一粒ずつまいて根を崩さず植えるのが基本です。
- ルピナスの水やりと追肥 — マメ科のルピナスは肥料をやりすぎるほど花が減ります。乾かし気味の水やりと、花穂が上がる直前だけの控えめな追肥が基本です。
- ルピナスの花穂を立派に — ルピナスの見どころは縦に伸びる花穂です。秋まきで根を張らせ、冬の低温にしっかり当て、春に光を十分に与えると穂が長くなります。
- ルピナスの月別の作業 — 9月の種まきから翌年6月の花後まで、関東平野部の露地を基準にルピナスの一年の作業を月ごとに整理します。
- ルピナスの病害虫と障害 — ルピナスで起きやすいのは春のアブラムシ、梅雨の灰色かび病、そして過湿による根腐れです。姿の変化から早く見つけて手当てします。
- ルピナスの花後と採種 — 花が終わったルピナスは、種を採るか、穂を切って次の穂を促すか、宿根株として夏を越させるかで扱いが変わります。株の状態を見て選びます。
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