基本情報
- 系統・区分
- 花木・庭木/低木・高木/白花・白実系
- 熟期
- 実 11〜3 月
- 育てやすさ
- ★★★★★(5 段階で 5)
木本性の観賞植物。剪定時期、樹高、日照、毒性や実付きの有無を記録するとよい。
概要説明
白実ナンテンは、赤い実の普通種に対して、実が熟しても白色から淡い黄白色になるナンテンの品種で、シロミナンテンとも呼ばれ、江戸時代から知られる変わり品として流通しています。11 月から翌春にかけて直径 6〜7 ミリの実が房状につき、赤実と並べて植えると紅白の縁起物になります。6 月頃の白い小花や、細かく羽状に分かれた葉は普通種と同じですが、冬の葉の紅葉は普通種より弱く、緑を保つ傾向があります。樹高は 1〜2 メートルで、細い幹が数本立ち、上部にだけ葉がつきます。日当たりから半日陰まで育ち、日陰では実付きが落ちます。暑さ寒さに強く、乾燥にも耐え、土質を選びません。成長は中程度で、実が終わった春に古い幹を地際で切って更新します。花の時期に雨が続くと実付きが悪くなります。白い実は赤実より鳥に食べられにくく、長く枝に残る傾向があります。実生でも白実がある程度出ますが、確実に増やすなら挿し木や株分けにします。
白実ナンテンの特徴
- 実が熟しても白色から淡黄白色のまま
- 赤実と並べると紅白の縁起物になる
- 冬の葉の紅葉は普通種より弱い
- 樹高 1〜2 メートルで細い幹が数本立つ
- 暑さ寒さ乾燥に強く土質を選ばない
- 白い実は鳥に食べられにくく長く残る
向いている使い方
- 赤実と対にして縁起木に
- 実付きの枝を正月飾りに
- 鉢植えで楽しむ
- 和風の庭の下木に
ナンテンの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはナンテンの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ナンテンの植え付けと場所 — ナンテンは日なたから半日陰まで育つ丈夫な木です。赤い実を多く付けるための場所選びと植え付けの手順をまとめました。
- ナンテンの剪定と茎の更新 — ナンテンは茎を途中で切ると形が崩れます。古い茎を根元から抜く更新剪定で、高さを抑えながら実付きを保ちます。
- ナンテンの水やりと肥料 — ナンテンは根付けば水も肥料もほとんど要りません。開花期の乾燥だけ避け、肥料は冬に一度で十分です。
- ナンテンの月別の作業 — 冬に剪定と寒肥、初夏に開花、秋に実が色づく。ナンテンの一年を月ごとに整理しました。
- ナンテンの病害虫と障害 — ナンテンは丈夫ですが、葉が縮れるモザイク病、カイガラムシ、実が付かない環境の問題には注意します。原因の見分け方をまとめました。
- ナンテンの増やし方 — ナンテンは赤い実の種をまくか、株元を掘って株分けすれば増やせます。実が付くまでの年数と手順をまとめました。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「ナンテン」、品種に「白実ナンテン」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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