科: サトイモ科属: Spathiphyllum日当たり: 明るい日陰水やり: 乾いたらたっぷり耐寒性: やや弱い(8℃以上を保つ)
栽培カレンダー
関東地方の目安です。地域と品種で前後します。実際の日付は記録に残しましょう。
9月のスパティフィラムは「開花・見ごろ」の時期です。 9月の畑仕事を見る
スパティフィラムを詳しく知る
項目ごとに 1 ページで掘り下げています。いま知りたいところから読んでください。
記録しておきたいタイミング
植え付け日
日付を残しましょう。
開花日
日付を残しましょう。
植え替えの日
2年に一度。日付を残しましょう。
上手に育てるコツ
スパティフィラムを育てるうえで、うまくいくかどうかを分ける勘所です。暦や病害虫の前に、ここだけ押さえておくと結果が変わります。
終わった苞は花茎ごと抜き取る
緑に変わった苞を残すと株が種づくりに向かい、次の花が減ります。花茎を株元までたどって引き抜くと、切り株が残らず見た目も整います。
込みすぎた株は分けて仕立て直す
芽数が増えすぎると一株あたりの葉が細くなり、花茎が上がらなくなります。二年に一度、四〜五芽ずつに分けると花付きが戻ります。
傷んだ外葉を抜いて光を入れる
外側の葉が茂ると株の中心に光が届きません。付け根から抜き取ると中央が明るくなり、そこから新しい花茎が立ち上がります。
新葉が動いたら追肥を始める
春に新芽が出てから緩効性肥料を置くと、花茎が太く数も増えます。生育の止まる冬に与えると土に残ったまま根を傷めます。
冬は窓から離した部屋へ移す
熱帯の植物で、10℃を下回ると葉が黒ずみ翌春の花が消えます。窓辺の冷気を避けた場所に置き、水も控えめにすると春から次々に咲きます。
スパティフィラムの栽培をはじめるのに用意するもの
これから育てるなら、まず次の 4 つがあれば始められます。作業ごとに要るものは、各解説のページにまとめています。
- 培養土(観葉植物用・多肉用)探す言葉「観葉植物 培養土 水はけ」
- 規格の目安
- 水はけ重視の配合。多肉・サボテンならさらに粒の粗い専用土。
- 数量の目安
- 8 号鉢 1 個で約 8L、6 号鉢で約 3L。
室内は土が乾きにくく、水もちのよい土だと根が傷みます。用途の書かれた土を選ぶだけで失敗が減ります。
- 鉢(スリット鉢・素焼き鉢)探す言葉「植木鉢 スリット 8号」
- 規格の目安
- 今の鉢よりひと回り(直径 3cm)大きいもの。スリット鉢は根が鉢底で回りません。
大きすぎる鉢は、根の届かない土が湿ったまま残ります。1 号ずつ大きくするのが原則です。
- 土壌水分計探す言葉「土壌水分計 観葉植物」
- 規格の目安
- 土に挿して読む針式。
鉢ものを枯らす原因の筆頭は水のやりすぎです。挿して確かめる習慣が付くと、それがなくなります。
- 緩効性肥料(置き肥)探す言葉「緩効性肥料 観葉植物 置き肥」
- 規格の目安
- 2〜3 か月効く粒状。
- 数量の目安
- 8 号鉢に 10〜15g を、春から秋に 2〜3 か月ごと。
置いておくだけで効きます。冬は生育が止まるので与えません。
- 道具のセット買いは要りません。使う場面が来てから足すほうが無駄になりません。
- 受け皿に水を溜めたままにしないでください。根腐れの典型です。
スパティフィラムの病害虫(5)
症状・予防・対処が分かっているものを、重要度の高い順に並べています。「一般的な内容」と付いているものは、この作物にかぎった記述がまだ無く、病害虫そのものの説明を出しています。
疫病
病気一般的な内容
症状 葉に暗緑色の水浸状病斑ができ、急速に拡大して褐色に枯れる。葉裏や病斑周縁に白いかびを生じ、茎や果実にも黒褐色の病斑が広がる。
予防 健全な種いも・苗を使い、排水と通風を確保する。雨よけ栽培や敷きわらで泥はねを防ぎ、ナス科の連作を避ける。
対処 発病株は速やかに抜き取り、圃場外で処分する。降雨前に登録のある殺菌剤を予防散布するのが基本で、発生後の回復は難しい。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Phytophthora asparagi、Phytophthora cactorum、Phytophthora cambivora ほか26
灰色かび病
病気一般的な内容
症状 花や果実、葉に水浸状の褐色病斑ができ、表面に灰色のふわふわしたかびを密生する。果実は軟腐して落果し、収穫後も貯蔵中に腐敗が進む。
予防 咲き終わった花弁や枯れ葉をこまめに取り除き、湿気のこもらない株間を保つ。雨よけと換気で結露を減らすと効果が高い。
対処 発病部位は胞子を飛ばさないよう静かに袋へ入れて処分する。多湿期には登録のある殺菌剤を予防散布し、耐性菌回避のため系統を替える。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Botryotinia fuckeliana、Botrytis cinerea、Botrytis galanthina ほか2
記録されている病名(3)
農研機構の日本植物病名データベースに、この作物で報告のある病名です。症状の記述はこれからです。
よくあるトラブル
しおれる
水切れです。水を与えれば回復します。
花が咲かない
日照不足です。明るい場所に移します。
葉先が枯れる
乾燥です。葉水をします。
品種一覧(6)
Gadenin の作物マスタに登録されているスパティフィラムの品種です。アプリで Plant を登録するときに候補として出てきます。
その他6
この作物でよく出る用語
本文に出てくる言葉の意味は、園芸用語集で短く説明しています。
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