GadeninEnglishアプリを入れる
ローズマリーの月別の作業

ローズマリーの月別作業カレンダー|1月から12月までの管理

ローズマリーの栽培イメージ

読むのに約 4

何月に何をすればよいかを一覧にしました。剪定と挿し木の適期を外さないことが要点です。

一年の作業を月で見る

ローズマリーは常緑で年中葉があるため、作業の区切りが分かりにくい。実際には春と秋に手を入れ、梅雨と真冬は守りに回るという単純な組み立てで足りる。

主な作業ねらい
1月防寒の確認、収穫寒風と凍結から守る
2月防寒の継続、収穫春の芽出しに備える
3月植え替え、施肥、植え付け根が動く前に済ませる
4月植え付け、剪定、挿し木生育開始に合わせて整える
5月剪定、挿し木、収穫伸びた枝を切り骨格を作る
6月透かし剪定、雨よけ梅雨の蒸れを避ける
7月水やり管理、軽い収穫高温期は現状維持
8月西日対策、水やり根の高温障害を防ぐ
9月挿し木、軽い剪定、施肥秋の生育期に入れる
10月植え付け、植え替え、収穫冬までに根を張らせる
11月収穫と乾燥保存、防寒準備寒さが来る前に整える
12月防寒、鉢の移動凍結と過湿を避ける

3月から5月 伸ばして整える

3月に植え替えと施肥
鉢は二年に一度、一回り大きい鉢へ。緩効性肥料を少量置く。この時期を逃すと、施肥が梅雨の徒長(間のびして弱く伸びること)につながる。
4月に骨格の剪定
花後を待って全体を整える。葉のある位置で切り、内向き枝を抜く。ここで形を決めておくと一年通して手がかからない。
5月は挿し木の好機
気温が安定し、切った枝が発根しやすい。剪定で出た枝をそのまま挿し穂に使えるので、剪定と同日に済ませると効率がよい。
春の水やりは控えめ
気温が上がっても土は思うほど乾かない。表面が乾いてから与え、雨の続く週は与えない。春の根腐れはここで起きる。

寒冷地では作業を2週間から3週間遅らせる。遅霜が終わってから植え付けと植え替えを行う。

6月から8月 守りの季節

6月上旬に透かし剪定
入梅前が最後の機会。内部の枯れ枝と混んだ枝を三割ほど間引き、風の通り道を作る。ここが年間で最も重要な作業になる。
鉢は長雨に当てない
梅雨と秋雨の時期は鉢を軒下へ移す。地植えで水が溜まる場所は、周囲に浅い溝を切って水を逃がしておく。
7月と8月は施肥しない
高温で根の働きが鈍っているところに肥料を効かせると傷む。生育が止まって見えても問題ない。
収穫は少量ずつ
高温期の大きな切り戻しは避け、料理に使う分だけ摘む。切り口から傷みが入りやすい時期である。
8月の鉢は台に載せる
地面からの照り返しと熱で鉢内が高温になる。すのこや鉢台で底面に風を通すだけで、真夏の根の傷みがはっきり減る。

9月から11月 最後の生育期

9月に軽い剪定と施肥
夏に乱れた枝先を詰め、緩効性肥料を少量。深く切ると新芽が冬の寒さに当たるので控えめにする。
9月から10月は挿し木の適期
春に次ぐ好機で、越冬用の予備株を作るのに向く。冬までに根が回るよう、10月中には挿し終える。
10月に植え付けと植え替え
気温が下がり根が動く。寒冷地はこの作業を春に回し、秋は動かさないほうが安全である。
11月に収穫して乾かす
寒さで葉が硬くなる前にまとめて収穫し、束ねて乾燥保存にする。剪定を兼ねて内部から切る。

秋の剪定は形を整える程度にとどめる。強く切ると新梢が充実しないまま冬を迎え、寒さで傷む。

12月から2月 越冬と寒害の見分け

鉢を軒下や南面へ移す
凍結そのものより、凍った土が溶けずに根が動けない状態が続くのが問題。日が当たり風の弱い場所へ寄せる。
水やりは10日に一度程度
暖かい日の午前中に少量だけ与える。夕方以降に与えると夜間に鉢の中で凍結し、根を傷めることがある。
株元を腐葉土で覆う
寒冷地の地植えは地際を10センチほど覆う。ただし常に濡れる厚さにはせず、雪解け後は早めに外す。
収穫は続けてよい
冬でも葉は問題なく使える。ただし切る量は少なくし、形を変えるような大きな剪定は春まで持ち越す。
雪が積もる地域は枝を守る
立性は雪の重みで裂けやすい。降雪前に高さを軽く詰めるか、支柱を添えて枝をまとめて縛っておくと折れにくい。
傷んだ枝を見分ける
葉が茶色くなっても、枝を折って中が緑なら生きています。乾いた音でポキリと折れる枝だけを、春に芽が動くのを待ってから切ります。

地域による前後のずれ

地域剪定の中心挿し木の適期
暖地4月と6月上旬4月から6月、9月から10月
中間地4月下旬と6月上旬5月から6月、9月
寒冷地5月と6月中旬5月下旬から6月、9月上旬

表は平地の目安である。同じ地域でも標高や海からの距離で、作業の適期は2週間ほど前後する。

記録しておくと翌年が楽になる

剪定した日と切った量
いつどれだけ切ったかを残すと、回復にかかる期間が読める。翌年は同じ時期に同じ量を切れば形が安定する。
挿し木の日付と発根日
挿してから根が出るまでの日数は環境で変わる。自分の場所での実測値があれば、翌年の適期判断が正確になる。
株が傷んだ日と天候
枝枯れや落葉が出た日と、その前後の降雨を残す。梅雨のどのタイミングで蒸れるかが分かり、対策の前倒しができる。
最低気温と葉の状態
冬に葉が変色した日の最低気温を控えておくと、その品種の限界が分かる。翌年から防寒の開始時期を決められる。

収穫した量と時期も残しておくと、剪定の強さと施肥の効き方を翌年の計画に活かせる。

ローズマリーの栽培に一年を通して使うもの

咲かせるための買い物は、野菜とは比率が違います。窒素を効かせすぎると葉ばかり茂って花が減るので、そこを外さないものを挙げます。

  • 草花用の培養土探す言葉「草花 培養土 元肥入り」
    規格の目安
    元肥入り、14〜25L の袋。水はけを重視した配合のもの。
    数量の目安
    直径 24cm(8 号)の鉢 1 個で約 8L、65cm プランター 1 個で 12〜15L。

    野菜用の土は肥料分が多く、草花では葉ばかり伸びることがあります。袋の表示で用途を確かめます。

  • 緩効性肥料(置き肥)探す言葉「緩効性肥料 草花 置き肥」
    規格の目安
    粒状で 2〜3 か月効くタイプ。リン酸の比率が高い「花用」と書かれたもの。
    数量の目安
    8 号鉢 1 個に 10〜15g(大さじ 1 強)を 2〜3 か月ごと。

    置いておくだけで少しずつ溶けるので、水やりのたびに考えなくて済みます。夏の高温期は効きが強く出るので量を控えます。

  • 液体肥料探す言葉「液体肥料 花 リン酸」
    規格の目安
    1000 倍希釈の原液。リン酸(P)の数字が高いものが花向きです。

    つぼみが上がる時期だけ、週 1 回のペースで足します。効きが早いぶん、切れるのも早いのが液肥です。

  • 花がら摘み用のはさみ探す言葉「園芸ばさみ 花がら摘み」
    規格の目安
    刃渡り 3〜5cm、先の細いもの。

    咲き終わった花を残すと種を作りに養分が回り、次の花が減ります。摘み続けられるかどうかで花期の長さが変わります。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 活力剤は肥料の代わりになりません。肥料を与えているなら急ぎません。
  • 「花用」「野菜用」で土を分けるのは、両方を育てるようになってからで十分です。

ローズマリーの収穫までのコツは作物ページに

栽培カレンダー、病害虫の一覧、品種の選び方はローズマリーの育て方にまとめています。

iPhone 対応(Android 版は準備中)。無料で使えます。

この記事は広告を含みます。

次に読む

ローズマリーについて、続けて読むならこちら。

Gadenin 栽培記録アプリ・無料アプリを入れる