基本情報
- 系統・区分
- 花木・庭木/低木・高木
- 生産者
- 国内育成/古典園芸系
- 熟期
- 2 月上旬〜3 月上旬
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
木本性の観賞植物。剪定時期、樹高、日照、毒性や実付きの有無を記録するとよい。
概要説明
早咲きの桜として全国に広まったのが河津桜です。1955 年に静岡県河津町で原木が見つかり、1974 年に品種として命名された比較的新しい桜で、オオシマザクラとカンヒザクラの自然交雑種と考えられています。濃い桃色の一重の大きめの花が 2 月上旬から 3 月上旬まで約 1 か月かけてゆっくり咲き続けるのが最大の魅力で、花持ちが良く、葉が出始めても花が残ります。樹高は 5〜10 メートルで、ソメイヨシノより一回り小さくまとまり、成長は早めです。カンヒザクラの血を引くため寒さにはやや弱く、関東以西の暖地向きで、寒冷地では花芽が傷むことがあります。暑さには強く、西日本や都市部でもよく育ちます。剪定は花後すぐか落葉期に行い、太枝を切る場合は癒合剤を塗ります。若木のうちから花を付けやすく、鉢植えでも咲かせられるので、庭が広くない家庭にはソメイヨシノより現実的な選択です。
河津桜の特徴
- 1974 年命名、河津町原産の早咲き品種
- 濃桃色の一重で、2 月上旬から約 1 か月咲き続ける
- 樹高 5〜10 メートルでソメイヨシノより小さい
- 耐寒性はやや弱く、関東以西の暖地向き
- 暑さには強く都市部でも育つ
- 若木から花を付けやすく鉢植えでも咲く
向いている使い方
- シンボルツリー
- 鉢植えで楽しむ
- 早春の切り枝
サクラの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはサクラの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- サクラの品種の選び方 — ソメイヨシノは庭には大きすぎます。庭の広さ、鉢植えかどうか、花の時期と姿から、家庭で育てやすいサクラの品種を絞る手順です。
- サクラの植え付け — サクラは日当たりと水はけを好み、根を切られると弱る木です。時期と場所の選び方、根を傷めない植え付けの手順をまとめます。
- サクラの剪定の基本 — 「桜切る馬鹿」と言われるほど、サクラは切り口から腐りやすい木です。時期と切り方を守れば剪定できます。その手順をまとめます。
- サクラの水やりと肥料 — サクラは根が浅く、根元の乾燥と踏み固めに弱い木です。水やりの目安、肥料の時期、根元の守り方をまとめます。
- サクラの月別の作業 — サクラは三月末に咲き、夏に翌年の花芽を作り、冬に剪定する木です。関東平野部を基準にした月ごとの作業表と季節の要点です。
- サクラの病害虫と障害 — サクラは病害虫が多い木です。枝がほうき状になるテングス病、幹に入るコスカシバ、葉を食う毛虫を中心に、症状からの切り分けと対策です。
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