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ステビアの病害虫と障害

ステビアの病害虫と障害|アブラムシと根腐れが二大トラブル

ステビアの栽培イメージ

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ステビアは虫の少ないハーブですが、アブラムシとハダニ、梅雨の根腐れには注意が要ります。症状から原因を見分け、早めに手当てします。

症状から原因を見分ける

ステビアの葉には甘み成分があるため虫が付きにくいと言われますが、新芽のアブラムシと乾燥期のハダニはよく出ます。病気は水はけの悪さからくる根腐れと、梅雨の蒸れによる葉の黒ずみが大半です。

まず葉の裏と株元を見て、虫がいるか、根元が黒くないかを確かめます。虫が見当たらず、しおれや黄化が株全体に広がるなら根の問題です。

症状原因手当て
新芽が縮れて小さな虫アブラムシ指でつぶす。多ければ野菜用殺虫剤
葉に白い点、裏に細かい虫ハダニ葉裏に水をかける。乾燥をやめる
湿っているのにしおれる根腐れ水を止めて乾かす。ひどければ植え直し
下葉が黒ずんで落ちる梅雨の蒸れ内側の枝を切って風を通す
葉が白く抜ける葉焼け西日を避ける。寒冷紗
葉に穴、緑の幼虫ヨトウムシ類夜に見つけて捕殺

虫は葉裏、根腐れは株元と鉢底で見分けます。鉢を持ち上げて土が湿っているのにしおれているなら、水不足ではなく根の傷みなので、水を足すと悪化します。

アブラムシは新芽に集まる

五月から六月と九月から十月、柔らかい新芽の先にアブラムシが群がります。放置すると新芽が縮れて伸びず、排せつ物で葉が黒くなるすす病も出ます。数が少ないうちなら指でつぶすか、水で洗い流せば足ります。

収穫して食べる葉なので、農薬は極力使いません。使うなら野菜やハーブに使える食品成分由来の殺虫剤を選び、収穫までの日数を守ります。株の風通しを良くし、窒素肥料を控えると発生が減ります。

新芽を毎朝見る
摘心のたびに枝先を裏返して確かめます。数匹なら指でつぶし、群れていれば先端ごと摘み取ります。
水で洗い流す
ホースの水を葉裏に当てて落とします。落ちた虫はほとんど戻れません。週に二回ほど繰り返します。
肥料を控える
窒素が多いと柔らかい新芽が増えてアブラムシを呼びます。葉が濃く大きすぎるなら追肥(育ちの途中で足す肥料)を一回飛ばします。

ハダニは乾燥した夏に増える

梅雨明けから八月、雨の当たらない軒下やベランダの鉢で、葉に白い小さな点が広がったらハダニです。葉裏に赤や黄色の細かい虫がいて、ひどいと葉全体が白っぽくなって落ちます。

ハダニは水に弱いので、葉裏に霧吹きやホースで水をかけるのが最も簡単な対策です。数日に一回葉裏を濡らすだけで大きく減ります。乾燥した場所に置いている鉢は、風通しのよい半日陰に移します。

葉裏に水をかける
朝か夕方、葉裏を狙って水をかけます。三日に一回続けると数が減ります。株全体を濡らすので夜は避けます。
ひどい葉は摘む
白く抜けた葉は戻らないので摘み取ります。摘んだ葉は畑に置かず、袋に入れて捨てます。
置き場所を変える
軒下の乾燥した場所から、風が通る半日陰へ移します。地面に直接置くより、鉢台に載せると風が通ります。

葉裏に水をかけるのは朝が向きます。夕方に濡らすと夜まで湿ったままになり、今度は蒸れによる葉の黒ずみを招きます。

根腐れは水はけと深植えから

ステビアは水を好むのに停滞水に弱く、梅雨の長雨や水はけの悪い土で根が腐ります。土が湿っているのに昼にしおれ、株元の茎が黒く柔らかくなっていたら根腐れです。

軽いうちなら水を止めて土を乾かすと持ち直します。株元が黒くなっているなら掘り上げて根を確かめ、白い根が残っていれば黒い部分を切って新しい土に植え直します。元気な枝を挿し木にして保険にします。

水を止めて乾かす
土が乾くまで水やりをやめます。鉢なら雨の当たらない場所に移し、受け皿の水を捨てます。
根を確かめる
戻らなければ掘り上げます。白い根が残っていれば黒い部分を切り、水はけのよい土に浅く植え直します。
枝を挿して保険
元気な枝先を数本切って挿し木にします。親株が枯れても株を失いません。虫の付いていない枝を選び、挿す前に葉裏を確かめます。

植え付け時に鉢底へ軽石を敷き、畝を高くしておくと根腐れの多くは防げます。

手当てしても戻らないときの判断

手当てをしても症状が進むときは、原因の見立てが違うか、株がすでに弱りすぎています。無理に持ち直させるより、元気な部分を挿し木で残して株を作り直したほうが早いことも多いです。

しおれが全体に広がる
根がほぼ機能していません。株を諦め、まだ緑の枝先を挿し木にします。土は新しいものに替えます。
虫を取っても新芽が縮れたまま
縮れた芽は戻りません。先端を切り落とし、下から出る新しい芽を育てます。切った先端は袋に入れて捨て、株元に残しません。
株全体が黄色く元気がない
肥料切れか根詰まりです。鉢なら一回り大きな鉢に植え替え、地植えなら追肥をして二週間様子を見ます。
何をしても枯れる
土に原因が残っている場合があります。同じ場所に植え直さず、新しい土と場所で再開します。

ステビアの収穫までのコツは作物ページに

栽培カレンダー、病害虫の一覧、品種の選び方はステビアの育て方にまとめています。

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