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タアサイの種まきと間引き

タアサイの種まき方法と時期|秋にまいて霜で甘くする

タアサイの栽培イメージ
まずここだけ

種まきの結論

種まき時期
タアサイは中国から来たアブラナ科の葉物で、寒さに当たると葉が地面に張り付くよ…
まき方
点まき / すじまき
まず確認
タアサイは秋まきが基本です。まく時期と三回の間引きで、地面に張り付く平たい株…

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タアサイは秋まきが基本です。まく時期と三回の間引きで、地面に張り付く平たい株に育ちます。

まく時期で株の姿が変わる

タアサイは中国から来たアブラナ科の葉物で、寒さに当たると葉が地面に張り付くように広がり、肉厚になって甘みが増します。この平たい姿になるのが本来の持ち味なので、まく時期は霜に当てられる秋を選びます。

八月下旬から十月上旬にまくと、十一月から二月にかけて長く穫れます。春にもまけますが、日が長くなるととう立ち(花芽が伸びて葉が硬くなること)が早く、平たい姿にもなりません。春まきは若い葉を摘む目的に限ります。

まき時収穫向き不向き
8月下旬〜9月上旬10月下旬〜12月生育は早いが虫が多い。防虫ネットが要る
9月中旬〜10月上旬11月〜2月いちばん失敗が少ない。霜で甘くなる
10月中旬以降2月〜3月寒さで育ちが遅い。トンネルがあると確実
3月〜4月5月とう立ちしやすい。若採り向き

土作りと畝の準備

タアサイは根が浅く広がるので、表面から二十センチほどがふかふかしていれば十分育ちます。酸性に傾いた土を嫌うため、まく二週間前に苦土石灰をまいて耕しておくと葉色がよくなります。

元肥(植える前に土に混ぜておく肥料)は、完熟堆肥化成肥料を一平方メートルあたり軽く一握りずつが目安です。多すぎると葉が軟らかくなりすぎ、虫が付きやすく、寒さにも弱くなります。

二週間前に石灰
苦土石灰を一平方メートルに二握りまき、深さ二十センチまで耕します。酸度が強いと葉先が黄色くなりやすくなります。
一週間前に肥料
完熟堆肥と化成肥料を混ぜ、もう一度耕します。石灰と肥料を同時に入れると効きが悪くなるので日をずらします。
平らな畝を作る
幅六十センチほどの平畝にし、表面を板でならします。株が横に広がるので、畝の端に余裕を持たせます。
水はけを確かめる
雨のあとに水たまりが残る場所なら、十センチほど土を高く盛ります。根が水に浸かると株の中心から腐ります。

すじまきで薄くまく

タアサイの種は小さいので、深さ一センチほどの溝に一センチ間隔で流すすじまきが向きます。点まきにするなら、株間三十センチで一か所に四、五粒ずつまき、間引いて一本にします。

覆土は五ミリほどの薄さにし、手のひらで軽く押さえて種と土を密着させます。押さえないと発芽がそろわず、押さえすぎると土が固まって芽が持ち上がれません。まいたあとはたっぷり水を与えます。

まき溝を作る
支柱や板の縁を押し当てて、深さ一センチのまっすぐな溝を作ります。溝と溝の間は三十センチ空けます。
一センチ間隔で流す
種を指先でつまみ、すり合わせながら溝に落とします。固まったところは指でならして均一にします。
薄く覆って押さえる
溝の両側の土を指で寄せ、五ミリかぶせます。手のひらで押さえてから、はす口のじょうろで静かに水を与えます。
防虫ネットをかける
まいた直後からネットをかけます。芽が出てから掛けたのでは、すでに卵が産み付けられていることがあります。

秋の初めは地温が高く、三日ほどで発芽します。乾くと発芽がそろわないので、芽が出るまでは表面を乾かさないようにします。

発芽がそろわないときの原因

まいたのに芽が出ない、まばらにしか出ないときは、深さと水と地温の三つを確かめます。タアサイの種は寿命が短めなので、古い種を使ったときも発芽率が落ちます。

症状考えられる原因手当て
まったく出ない覆土が厚い、種が古い五ミリに直し、新しい種でまき直す
ところどころ抜ける水が足りず乾いたまき直し、発芽まで毎日水を与える
出たがすぐ倒れる込みすぎと日照不足早めに間引いて風を通す
芽が食われて消えるネキリムシやナメクジ株元の土を掘って探し、捕殺する

三回に分けて間引く

タアサイは大きな株では直径三十センチほどに広がります。最初から株間を空けると土が乾き、虫にも狙われやすいので、成長に合わせて三回に分けて間引き、最後に広い株間を作ります。

間引いた若い株は、そのままサラダや炒め物に使えます。捨てずに使えるのが葉物のよいところなので、少し多めにまいて何度も間引くやり方も向いています。

時期株の姿間引き後の株間
双葉が開いたころ葉が触れ合う三センチ
本葉二、三枚隣と重なり始める六〜八センチ
本葉五、六枚葉が立ち上がる二十五〜三十センチ

間引く株の選び方

残す株は、背が高いものではなく、葉が厚くて左右そろっているものを選びます。ひょろりと背だけ伸びた株は徒長(日照や込み合いで間のびすること)していて、あとから太りません。

上から見て重なりを見る
真上から見て葉が重なっている場所を優先して抜きます。重なりが無くなるまで抜けば、自然にちょうどよい間隔になります。
根を傷めずに抜く
残す株の根元を指で押さえながら、抜く株をそっと引きます。込んでいるところは地際ではさみで切ると安全です。
抜いたあと土を寄せる
抜いたあとは株がぐらつくので、株元に土を軽く寄せて押さえます。倒れたままだと葉が地面に付いて傷みます。

種まきの手順

タアサイは、本文の時期と種袋の表示を確認してまきます。まいたら、種の大きさに合った量の土をかぶせます。

覆土して軽く押さえる(転圧という)と、種と土が密着し、水を吸いやすくなります。強く固めすぎないようにします。

タアサイの種まきでよくある質問

タアサイの種はいつまく?

タアサイは中国から来たアブラナ科の葉物で、寒さに当たると葉が地面に張り付くよ…。地域、品種、その年の気温で前後するため、本文の適期も確認してください。

タアサイの種はどうやってまく?

点まき / すじまきが目安です。種の性質に合わせた覆土と、発芽までの水分管理が大切です。

タアサイの種は何cmの深さにまく?

種の大きさや好光性・嫌光性によって異なります。本文の覆土の目安と、購入した種袋の表示を優先してください。

タアサイの種まき後は毎日水やりする?

回数ではなく土の乾き具合で判断します。発芽までは表土を乾かさず、過湿で水がたまる状態は避けます。

タアサイは何日で発芽する?

発芽日数は地温と品種で変わります。種袋の目安を確認し、適温と水分を保って待ちます。

タアサイの間引きはいつする?

葉が触れ合い始めた段階で、生育の良い株を残しながら数回に分けます。詳しい段階は本文で確認してください。

タアサイの種まきに使うもの

種まきで失敗する原因のほとんどは、覆土の厚さと、発芽までの乾きです。そこを外さないための道具だけを挙げます。

数量は幅 60cm × 長さ 3m の畝 1 本(約 1.8 ㎡)で計算しています。

  • 種まき用土探す言葉「種まき培土 細粒」
    規格の目安
    粒径 2〜3mm の細かいもの。肥料分の少ない「種まき用」と書かれたもの。
    数量の目安
    セルトレイ 128 穴 1 枚で約 2L、ポット 9cm なら 1 個 0.3L。

    粒の粗い培養土だと、小さな種が粒の隙間に落ちて深く埋まり、出てきません。

  • 霧吹き(ハンドスプレー)探す言葉「園芸 霧吹き 大容量」
    規格の目安
    500ml〜1L。霧の細かいものほど種が流れません。

    ジョウロで直接かけると、まいた種が寄ってしまいます。発芽までは霧で、根が張ってからジョウロに切り替えます。

  • 不織布(べたがけ用)探す言葉「不織布 べたがけ 農業用」
    規格の目安
    幅 135cm 前後、目付 20g/㎡ 前後。透水性があり、かけたまま水をやれるもの。
    数量の目安
    畝 1 本(3m)で 4m。

    発芽までの乾燥と、鳥・強い雨から守れます。防虫ネットより目が細かいぶん保温もでき、寒い時期の種まきで差が出ます。

  • 園芸ラベル探す言葉「園芸 ラベル 差し込み」
    規格の目安
    差し込み式の白いもの、長さ 10cm 前後。油性ペンで書きます。

    まいた日と品種を書いて挿しておくと、発芽が遅いときに「まだ待つ」のか「まき直す」のかを判断できます。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 直まきするなら、セルトレイもポットも要りません。
  • 高価な殺菌済みの培土でなくても、市販の野菜用培養土をふるいにかければ細かい土が作れます。

タアサイの収穫までのコツは作物ページに

栽培カレンダー、病害虫の一覧、品種の選び方はタアサイの育て方にまとめています。

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