基本情報
- 系統・区分
- 花木・庭木/低木・高木/黄色系
- 熟期
- 初夏開花
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
木本性の観賞植物。剪定時期、樹高、日照、毒性や実付きの有無を記録するとよい。
概要説明
ボタンでは数の少ない黄色い花を咲かせるのが黄冠で、澄んだ黄の大輪が新緑の葉によく映える。黄花のボタンは中国系の黄色い野生種を交配に用いて作られた系統に由来し、赤や桃が中心の従来のボタンとは花色の系統が異なる。花は八重で、開くにつれて色が淡く変化する。樹はやや大きくなり、枝が横に張るため、植える場所には幅の余裕をとりたい。日当たりを好み、夏の乾燥を嫌う点は他のボタンと同じである。黄花は日照が強すぎると色が抜けやすいので、午後に日陰になる場所に植えると花色が濃く保たれる。植え付けは秋が適期になる。
黄冠の特徴
- ボタンでは数の少ない澄んだ黄色の大輪
- 八重咲きで開くにつれ色が淡く変化する
- 枝が横に張り植え場所に幅が要る
- 強い日照では花色が抜けやすい
- 午後に日陰になる場所で色が保たれる
向いている使い方
- 黄花の大輪を観賞する
- 庭の彩りの主役に
- 大鉢で仕立てる
ボタンの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはボタンの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ボタンの植え付け — ボタンは秋植えが基本の花木です。接ぎ木苗の台木の扱いと植える深さで、数年後の姿が決まります。
- ボタンの剪定と芽かき — ボタンは切りすぎない花木です。花後の花がら切り、秋の芽の整理、不要な枝の間引きの三つで十分に形が整います。
- ボタンの水やりと追肥 — 地植えは乾かし気味、肥料は花後・秋・冬の三回が基本です。夏の過湿と肥料切れを防いで翌年の花を作ります。
- ボタンの月別の作業 — 四月下旬の開花を中心に、花後のお礼肥、秋の芽かきと植え付け、冬の寒肥という一年の流れを表で確かめられます。
- ボタンの病害虫と障害 — 花や葉が灰色のかびに覆われる病気と、枝に付くカイガラムシが主な悩みです。症状から原因を切り分けます。
- ボタンの花を咲かせる — 植えて二〜三年で咲かないのは普通です。日当たり、肥料の時期、芽かき、台木の管理で花の数と大きさが変わります。
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