基本情報
- 系統・区分
- ラン類・鉢花/着生ラン
- 熟期
- 11〜2 月開花
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
洋ラン・和蘭。明るい日陰、通気性、水苔/バーク管理、冬温度が栽培ポイント。
概要説明
ワルケリアナはブラジル原産のカトレアの原種で、この項目は園芸品種ではなく種そのものを指し、小型で香りのよい原種として愛好家に人気があります。株の高さは 10〜15 センチと小さく、葉のない短い花茎を株元から出して直径 8〜12 センチの花を 1〜2 輪咲かせるのが、他のカトレアと違う特徴です。花色は淡い桃紫が基本で、青みがかったセルレア、白花のアルバ、濃色のティポなど多くの個体変異が選抜され、それぞれに名前が付いて流通します。開花期は 11〜2 月の冬で、強い甘い香りがあります。原産地は乾季と雨季がはっきりした地域なので、秋から冬の休眠期は水を控え、乾かし気味に管理して花芽を待ちます。冬は 10 度以上を保ち、明るい日陰で風通しよく育てます。根が太く空気を好むので、水苔で浅めに植えるかヘゴ板などに着生させて育てると調子がよく、過湿にすると根腐れします。
ワルケリアナの特徴
- ブラジル原産の小型原種で種そのもの
- 株の高さ 10〜15 センチで葉のない花茎に 1〜2 輪
- 直径 8〜12 センチの淡桃紫花で個体変異が多い
- 11〜2 月開花で強い甘い香り
- 秋から冬は乾かし気味にして花芽を待つ
- 根が空気を好み浅植えかヘゴ板着生が向く
向いている使い方
- 室内の明るい窓辺で楽しむ
- 香りを楽しむ鉢花に
- 原種コレクションとして
カトレアの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはカトレアの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- カトレアの置き場所と光 — カトレアは洋ランの中でも光を強く求めます。葉の色と硬さで光の過不足を読み、季節ごとに遮光と置き場所を切り替えます。
- カトレアの水やり — カトレアは乾燥に強く過湿に弱い植物です。植え込み材が完全に乾いてから与え、新芽と新根が動く時期に増やします。
- カトレアの植え替えと株分け — 二年に一度、新芽の根元から新しい根が出る直前に植え替えます。時期を外すと根が張らず一年遅れるので、株の姿で判断します。
- カトレアの花を咲かせる — 咲かない原因のほとんどは光不足でバルブが太らないことです。夏の育て方と、シースが出てからの水と温度の管理で翌年の花が決まります。
- カトレアの月別の作業 — 春の植え替えと肥料、夏の遮光、秋の乾かし気味の管理、冬の温度確保。置き場所の切り替え時期を月ごとの表で確かめます。
- カトレアの病害虫と障害 — 黒い斑点病、カイガラムシ、ハダニ、ナメクジに加え、新芽やシースに水がたまる腐れが主なトラブルです。早く見つけて広げないことが第一です。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「カトレア」、品種に「ワルケリアナ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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