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🌹 草花

カトレアの育て方|植えつけから開花までのコツ

洋ランの女王と呼ばれる豪華な花です。明るい日陰で育て、冬は室内で12℃以上を保ちます。水やりは植え込み材が乾いてから。バルブが太らないと咲かないので、春から秋に光と肥料を十分に与えます。

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カトレアの写真

日当たり: 明るい日陰水やり: 乾いたらたっぷり耐寒性: 弱い(12℃以上を保つ)

栽培カレンダー

関東地方の目安です。地域と品種で前後します。実際の日付は記録に残しましょう。

生育開花

9月のカトレアは「生育」の時期です。 9月の畑仕事を見る

カトレアの月別の作業を詳しく見る

カトレアを詳しく知る

項目ごとに 1 ページで掘り下げています。いま知りたいところから読んでください。

記録しておきたいタイミング

植え替えの日

2〜3年に一度、新芽が出る春に植え替えます。日付を残しましょう。

開花日

品種で異なります。日付を残しましょう。

冬の取り込み日

12℃を切る前に室内へ。日付を残しましょう。

長く咲かせるコツ

カトレアを育てるうえで、うまくいくかどうかを分ける勘所です。暦や病害虫の前に、ここだけ押さえておくと結果が変わります。

春から秋は屋外で日に当てる

葉が黄緑になるくらいの明るさが適正です。30パーセントほど遮光した屋外に出すと、その年のバルブが太くなり秋以降の花につながります。

植え替えは新芽が動き出す時に行う

根の先が伸び始めたころが最も傷みません。花後すぐか3月ごろ、新芽が3センチほど伸びた時点でバルブ2本分を残して株分けします。

鉢は根が回る小さめを使う

大鉢では乾きが遅く、根が張る前に植え込み材のほうが傷みます。2〜3年で鉢が満杯になる大きさを選ぶと、株の勢いが保てます。

つぼみが出たら支柱を添える

大輪の花は重く、開くにつれて花首が傾きます。シースからつぼみが伸びた時点で細い支柱を立てておくと、正面を向いた形のよい花になります。

シースが出たら切らずに待つ

バルブの先の緑の鞘がシースで、ここからつぼみが出ます。伸び始めまで2〜3か月かかる品種もあるため、枯れていない限り残しておきます。

カトレアの栽培をはじめるのに用意するもの

これから育てるなら、まず次の 4 つがあれば始められます。作業ごとに要るものは、各解説のページにまとめています。

  • 草花用の培養土探す言葉「草花 培養土 元肥入り」
    規格の目安
    元肥入り、水はけ重視の配合。14〜25L の袋。
    数量の目安
    8 号鉢 1 個で約 8L、65cm プランターで 12〜15L。

    野菜用より肥料分が控えめで、花を咲かせる草花に合います。まず 1 袋あれば足ります。

  • 緩効性肥料(置き肥)探す言葉「緩効性肥料 草花 置き肥」
    規格の目安
    2〜3 か月効く粒状。リン酸の比率が高いもの。
    数量の目安
    8 号鉢に 10〜15g を 2〜3 か月ごと。

    置いておくだけで効くので、水やりのたびに考えずに済みます。

  • 花がら摘み用のはさみ探す言葉「園芸ばさみ 花がら摘み」
    規格の目安
    刃渡り 3〜5cm、先の細いもの。

    咲き終わった花を摘み続けるかどうかで、花期の長さが変わります。いちばん手に取る道具です。

  • ジョウロ(ハス口付き)探す言葉「ジョウロ 5L ハス口 外せる」
    規格の目安
    容量 4〜5L。ハス口を外せるもの。

    花を濡らさずに株元へ注げます。花に水がかかると、その花は早く終わります。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 道具のセット買いは要りません。使う場面が来てから足すほうが無駄になりません。
  • 鉢は新品でなくてもかまいません。洗って日に当てれば繰り返し使えます。

カトレアの病害虫(9

症状・予防・対処が分かっているものを、重要度の高い順に並べています。「一般的な内容」と付いているものは、この作物にかぎった記述がまだ無く、病害虫そのものの説明を出しています。

疫病

病気一般的な内容

症状 葉に暗緑色の水浸状病斑ができ、急速に拡大して褐色に枯れる。葉裏や病斑周縁に白いかびを生じ、茎や果実にも黒褐色の病斑が広がる。

予防 健全な種いも・苗を使い、排水と通風を確保する。雨よけ栽培や敷きわらで泥はねを防ぎ、ナス科の連作を避ける。

対処 発病株は速やかに抜き取り、圃場外で処分する。降雨前に登録のある殺菌剤を予防散布するのが基本で、発生後の回復は難しい。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Phytophthora asparagi、Phytophthora cactorum、Phytophthora cambivora ほか26

炭疽病

病気一般的な内容

症状 葉や果実に淡褐色〜黒褐色の円形病斑ができ、中央がややくぼんで輪郭がはっきりする。湿ると病斑上に鮭肉色の粘質な胞子塊がにじみ出る。

予防 雨よけと敷きわらで泥はねを防ぎ、風通しをよくする。被害残さは土中にすき込まず処分し、無病苗を用いる。

対処 病斑のある葉・果実は早めに摘み取って処分する。梅雨期は登録のある殺菌剤を降雨の前後に散布して感染を抑える。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Colletotrichum Colletotrichum gloeosporioides、Colletotrichum acutatum、Colletotrichum aenigma ほか66

軟腐病

病気一般的な内容

症状 地際や結球部が水浸状に軟化し、やがてドロドロに崩れる。腐敗部から独特の不快臭がする。

予防 高畝にして排水と通風を確保し、株間を詰めすぎない。収穫や間引きで作った傷を長雨の前に作らないようにする。

対処 発病株は速やかに抜き取り、圃場外へ持ち出して処分する。周囲へ広がるため残渣をすき込まず、銅剤の予防散布に切り替える。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Choanephoroidea cucurbitae、Dickeya solani、Dickeya sp. ほか11

灰色かび病

病気一般的な内容

症状 花や果実、葉に水浸状の褐色病斑ができ、表面に灰色のふわふわしたかびを密生する。果実は軟腐して落果し、収穫後も貯蔵中に腐敗が進む。

予防 咲き終わった花弁や枯れ葉をこまめに取り除き、湿気のこもらない株間を保つ。雨よけと換気で結露を減らすと効果が高い。

対処 発病部位は胞子を飛ばさないよう静かに袋へ入れて処分する。多湿期には登録のある殺菌剤を予防散布し、耐性菌回避のため系統を替える。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Botryotinia fuckeliana、Botrytis cinerea、Botrytis galanthina ほか2

カトレアの病害虫と障害を詳しく見る

記録されている病名(5

農研機構の日本植物病名データベースに、この作物で報告のある病名です。症状の記述はこれからです。

えそ病苗黒腐病褐斑細菌病褐色腐敗病黄斑病

よくあるトラブル

花が咲かない

日照不足かバルブの未成熟です。明るい場所で育て、春〜秋に液肥を与えます。

バルブにシワが寄る

水不足です。水やりを増やします。

根が腐る

過湿です。乾いてから水やりします。

品種一覧(5

Gadenin の作物マスタに登録されているカトレアの品種です。アプリで Plant を登録するときに候補として出てきます。

1

その他4

この作物でよく出る用語

本文に出てくる言葉の意味は、園芸用語集で短く説明しています。

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ベランダの一鉢でも、市民農園でも、出荷用の圃場でも使い方は同じです。株数や品種を分けて管理できるので、家庭菜園・園芸の記録としても、農作業の記録としてもそのまま使えます。

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