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エダマメの種まきと鳥害

エダマメの種まき方法と時期|時期・直まきとポットまき・鳥害の防ぎ方

エダマメの栽培イメージ
まずここだけ

種まきの結論

種まき時期
エダマメの播種適期は最低地温が 15℃を超えてからです。発芽適温は 25〜3…
まき方
直まき / ポットまき
まず確認
まく時期は暦ではなく地温で決まり、発芽直後の十日を鳥からどう守るかで欠株の数…

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まく時期は暦ではなく地温で決まり、発芽直後の十日を鳥からどう守るかで欠株の数が決まります。

まく時期は暦より地温で決める

エダマメの播種適期は最低地温が 15℃を超えてからです。発芽適温は 25〜30℃と高く、地温が低いうちにまくと種が土の中で吸水したまま腐り、畝が歯抜けの欠株だらけになります。

まいた直後の大雨と水のやりすぎも発芽不良の原因です。エダマメの種は吸水が速く、過湿だと酸素が足りずに腐るため、畝を湿らせてからまき、まいた後は発芽までほとんど水をやらないほうが揃います。

エダマメの種をまき穴へ点まきする様子
エダマメはまき穴へ点まきし、発芽後の株間を確保します。
作型播種の目安収穫までの日数
早生(夏ダイズ型)4〜5月80〜90日
中生(中間型)5〜6月90〜110日
晩生(秋ダイズ型)6〜7月110〜120日

晩生種を早くまくと日長に反応せず、茎葉ばかり茂ってさやが着きません。作型と品種は必ずセットで選びます。

種まきの手順

  1. まく深さ

    深さ 2〜3 センチ。へそと呼ぶ黒い筋を下に向けて置き、覆土します。浅すぎると種を持ち上げて倒れ、深すぎると出芽に力を使い切って苗が細くなります。

  2. 一か所の粒数

    欠株を見込んで一か所に 3〜4 粒。前年の残り種など発芽率が落ちるものほど多めにします。まいたら手のひらで軽く押さえ、土と種を密着させます。

  3. 覆土したあと

    土をかけたら水はやらず、乾いた土でふたをした状態にします。畝が乾いているときは、まく前日にたっぷり与えて下から湿らせておきます。

  4. 間引きの時期

    本葉が 2 枚のころ 1〜2 本に間引きます。引き抜くと残す株の根が動くので、地際をはさみで切ります。2 本立ちは互いに支え合って倒れにくくなります。

覆土して軽く押さえる(転圧という)と、種と土が密着し、水を吸いやすくなります。強く固めすぎないようにします。

1 本立ちは一株あたりのさやが増え、2 本立ちは面積あたりの収量が増えます。株間 20 センチなら 2 本立ちが無難です。

豆の系統で味も収穫期も変わる

エダマメは種皮とさや毛の色で白毛(青豆)・茶豆・黒豆の三系統に分かれ、味の濃さと収穫期がはっきり違います。家庭菜園では畑を空けられる期間から系統を選ぶと外しません。

白毛系(青豆)
一般的なエダマメ。早生から中生まで品種の幅が広く、4 月から 6 月まきに対応します。粒が大きく歯ざわりがよいので、最初の一品種はここから選びます。
茶豆系
東北で育てられてきた系統で、薄皮が茶色を帯び甘みと香りが強い。中生から晩生が多く収穫は 8 月から 9 月。日数がかかるぶん夏の水管理の失敗がそのまま出ます。
黒豆系
丹波黒に代表される晩生。6 月中下旬にまいて収穫は 10 月中旬。株が大きく育つので株間を広くとり、支柱や土寄せ(株元へ土を寄せること)で倒伏を止める前提で場所を決めます。

同じ畝に早生と晩生を混ぜてまくと、収穫期と防除の時期がずれるぶん一度の作業量が減ります。

直まきとポットまきの選び分け

鳥害が読めない場所ならポットまき、根を傷めたくないなら直まきです。エダマメは直根が深く下りるので移植は本来不利ですが、初生葉が開くころまでに植えれば生育の遅れはほとんど出ません。

直まきが向く場合
鳥が降りない畑で、まく株数が多いとき。根が切れないぶん初期の伸びが速く、乾燥にも強い株になります。ただし不織布での被覆は省けません。
ポットまきが向く場合
鳥やナメクジの害が出る場所、前作の片づけが遅れて畝がまだ空かないとき。1 ポットに 2〜3 粒まき、本葉が開ききる前に植えます。
セルトレイは避ける
セルは土量が少なく、直根がすぐ底で巻いてしまいます。エダマメでは直径 9 センチ前後のポリポットを使い、根鉢が回りきる前に畑へ出します。

鳥害はこの十日だけの勝負

ハトやカラスが狙うのは、子葉を持ち上げた発芽直後から初生葉が開くまでの十日ほどです。この時期の子葉は養分のかたまりで、放っておくと一晩で一畝分がつつき取られます。

不織布のべたがけ
まいた直後に不織布をかけ、裾を土に埋めて留めます。トンネルにしなくてもよく、資材が芽に直接触れていても出芽は妨げられません。
外すタイミング
初生葉が開けば鳥は食べに来なくなります。そのまま掛け続けると光が足りず徒長(間のびして弱く伸びること)するので、開いた時点ですぐ外します。
網やテグスの場合
不織布がなければ株の上 20 センチほどにテグスを張るか、目の細かい網をかけます。地面との隙間から入られるので裾は必ず留めます。

子葉を食われた株は再生しません。欠株が出たらすぐ同じ品種をまき直すか、控えのポット苗を埋めて日数を揃えます。

発芽しないときに疑う順番

原因はほぼ、地温不足・過湿・鳥・種の古さの四つです。まいた場所を一か所だけ掘り返して種の状態を見れば、どれが起きたのかはその場で判別できます。

掘って見えるもの原因次にすること
種が水を吸って崩れている過湿と低地温畝を高くし、地温が上がってからまき直す
種が硬いまま無傷地温が足りないそのまま待つ。10 日過ぎるなら被覆で地温を上げる
穴だけ残り種がない鳥やネズミ不織布で覆い直してからまき直す
軸だけ残り子葉がない鳥の食害再生しないので同じ日数の品種でまき直す

エダマメの種まきでよくある質問

エダマメの種はいつまく?

エダマメの播種適期は最低地温が 15℃を超えてからです。発芽適温は 25〜3…。地域、品種、その年の気温で前後するため、本文の適期も確認してください。

エダマメの種はどうやってまく?

直まき / ポットまきが目安です。種の性質に合わせた覆土と、発芽までの水分管理が大切です。

エダマメの種は何cmの深さにまく?

種の大きさや好光性・嫌光性によって異なります。本文の覆土の目安と、購入した種袋の表示を優先してください。

エダマメの種まき後は毎日水やりする?

回数ではなく土の乾き具合で判断します。発芽までは表土を乾かさず、過湿で水がたまる状態は避けます。

エダマメは何日で発芽する?

発芽日数は地温と品種で変わります。種袋の目安を確認し、適温と水分を保って待ちます。

エダマメの間引きはいつする?

葉が触れ合い始めた段階で、生育の良い株を残しながら数回に分けます。詳しい段階は本文で確認してください。

エダマメの種まきに使うもの

種まきで失敗する原因のほとんどは、覆土の厚さと、発芽までの乾きです。そこを外さないための道具だけを挙げます。

数量は幅 60cm × 長さ 3m の畝 1 本(約 1.8 ㎡)で計算しています。

  • 種まき用土探す言葉「種まき培土 細粒」
    規格の目安
    粒径 2〜3mm の細かいもの。肥料分の少ない「種まき用」と書かれたもの。
    数量の目安
    セルトレイ 128 穴 1 枚で約 2L、ポット 9cm なら 1 個 0.3L。

    粒の粗い培養土だと、小さな種が粒の隙間に落ちて深く埋まり、出てきません。

  • 霧吹き(ハンドスプレー)探す言葉「園芸 霧吹き 大容量」
    規格の目安
    500ml〜1L。霧の細かいものほど種が流れません。

    ジョウロで直接かけると、まいた種が寄ってしまいます。発芽までは霧で、根が張ってからジョウロに切り替えます。

  • 不織布(べたがけ用)探す言葉「不織布 べたがけ 農業用」
    規格の目安
    幅 135cm 前後、目付 20g/㎡ 前後。透水性があり、かけたまま水をやれるもの。
    数量の目安
    畝 1 本(3m)で 4m。

    発芽までの乾燥と、鳥・強い雨から守れます。防虫ネットより目が細かいぶん保温もでき、寒い時期の種まきで差が出ます。

  • 園芸ラベル探す言葉「園芸 ラベル 差し込み」
    規格の目安
    差し込み式の白いもの、長さ 10cm 前後。油性ペンで書きます。

    まいた日と品種を書いて挿しておくと、発芽が遅いときに「まだ待つ」のか「まき直す」のかを判断できます。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 直まきするなら、セルトレイもポットも要りません。
  • 高価な殺菌済みの培土でなくても、市販の野菜用培養土をふるいにかければ細かい土が作れます。

エダマメの収穫までのコツは作物ページに

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