基本情報
- 系統・区分
- 草花・宿根草/庭植え
- 熟期
- 六月開花
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
宿根草。植えっぱなしで毎年楽しめるものが多い。夏越し・冬越し・株分け管理が重要。
概要説明
肥後系は熊本で武士の間で育てられてきた花菖蒲の系統で、床の間に飾って鑑賞するために発達した。花は大きく重厚で、六英咲きの大輪が多く、花弁が水平近くまで広がって堂々とした印象になる。花色も濃紫から白まで幅があり、絞りや覆輪の入るものもある。草丈は 70 から 90 センチほど。鉢で作り込んで飾る文化があるため、大鉢に一株植えて肥培する育て方が合う。花菖蒲共通で湿り気を好み、生育期は水を切らさない。日当たりのよい場所に置き、花後は早めに花茎を切る。株が古くなると花が小さくなるので、二、三年ごとに株分けし、古い根茎を捨てて新しい芽の部分だけを植え直す。用土も新しくすると勢いが戻る。
肥後系の特徴
- 六英咲きの大輪が多い重厚な花姿
- 花弁が水平近くまで広がる
- 絞りや覆輪の入る花色もある
- 草丈 70 から 90 センチ
- 大鉢で肥培して飾る育て方が合う
- 二、三年ごとの株分けで花の大きさを保つ
向いている使い方
- 大鉢に植えて飾る
- 庭の初夏の主役に
- 切り花として飾る
- 水辺に群植する
花菖蒲の育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめは花菖蒲の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- 花菖蒲の植え付け — 適期は花後の6〜7月と秋。根茎を浅く植え、乾かさない場所に置くのが基本です。
- 花菖蒲の水やりと追肥 — 生育期は乾かさず、肥料は春と花後の二回。夏は水切れ、冬は肥料の与えすぎに注意します。
- 花菖蒲の花後の管理 — 花がらは早めに切り、七月に株分けと植え替え。夏に水を切らさないことが翌年の花につながります。
- 花菖蒲の月別の作業 — 三月の芽出しから六月の開花、七月の株分け、冬の葉の整理まで、一年の作業を月ごとにまとめます。
- 花菖蒲の病害虫と障害 — 多いのは葉枯れ病とアブラムシ、咲かない原因の多くは日照と株の老化。症状から見分けて対処します。
- 花菖蒲の増やし方 — 増やすなら花後の株分けが確実です。種からは花色が親と変わり、開花まで二〜三年かかります。
「肥後系」の種を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「花菖蒲」、品種に「肥後系」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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