基本情報
- 系統・区分
- ラン類・鉢花/着生ラン
- 熟期
- 5〜7 月
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
洋ラン・和蘭。明るい日陰、通気性、水苔/バーク管理、冬温度が栽培ポイント。
概要説明
ブラジル原産のミルトニアの原種で、属の中では最も育てやすく古くから栽培されているのがスペクタビリスです。名前は「見事な」という意味で、直径 7〜8 センチの平開した花は白い花弁に紫紅色のリップが広がり、リップには濃い紫の筋が入ります。花色が全体に紫紅色のモレリアナという変種も流通します。開花は 5 月から 7 月で、1 本の花茎に 1 輪ずつ、扁平な偽球茎から横に匍匐して株が広がるため、鉢よりもヘゴ板やコルクに付けて育てると自然な姿になります。ミルトニアの中では暑さに強く、日本の夏も遮光と風通しがあれば乗り切ります。冬は最低 10 度あれば越冬でき、明るい窓辺で管理します。水は生育期に多め、冬は控えめにし、根が細く乾燥に弱いので水ゴケやバークの細粒で植えます。派手さより清楚な花で、香りもほのかにあります。
スペクタビリスの特徴
- 白い花弁に紫紅色のリップ、花径 7〜8 センチ
- 5〜7 月に開花し香りがほのか
- 偽球茎が横に匍匐して株が広がる
- ミルトニアの中では暑さに強い
- 冬は最低 10 度で越冬
向いている使い方
- 室内の明るい窓辺で楽しむ
- ヘゴ板やコルク付けで楽しむ
- 初めてのミルトニアに
ミルトニアの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはミルトニアの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ミルトニアの置き場所 — パンジーに似た花を咲かせる洋ランですが、日本の夏が最大の壁です。季節ごとの置き場所で株の持ちが決まります。
- ミルトニアの水やり — 根が細くバルブも小さいため、乾きすぎにも過湿にも弱い洋ランです。季節と植え込み材料で加減を変えます。
- ミルトニアの植え替え — 一〜二年でミズゴケが傷み、根が呼吸できなくなります。新芽が動き出す春に小さめの鉢で植え直します。
- ミルトニアの花を咲かせる — 買った翌年に咲かない原因の多くは夏の弱りと秋の温度です。バルブを太らせ、秋に温度差を与えて花芽を出します。
- ミルトニアの月別の作業 — 春に育て、夏を耐え、秋に冷やして冬から春に咲かせる。一年の流れを月ごとに整理します。
- ミルトニアの病害虫と障害 — 蒸れによる軟腐病、乾燥で増えるハダニとカイガラムシ、水のやりすぎの根腐れが三大トラブルです。
「スペクタビリス」の種を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「ミルトニア」、品種に「スペクタビリス」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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