基本情報
- 系統・区分
- ラン類・鉢花/着生ラン
- 熟期
- 春
- 育てやすさ
- ★★☆☆☆(5 段階で 2)
洋ラン・和蘭。明るい日陰、通気性、水苔/バーク管理、冬温度が栽培ポイント。
概要説明
パンジーオーキッドの名で流通する、平らな大輪花を咲かせるグループがミルトニオプシスで、品種名ではなく属名です。かつてミルトニア属に含まれていましたが、コロンビアやエクアドルの高地原産の種が分離されて独立した属になり、園芸店では今も「ミルトニア」の札で売られていることが多いです。花径 8〜10 センチの平開した花は白・桃・赤・紫などで、リップの基部に滝のような斑紋が入り、その模様からパンジーにたとえられます。強い芳香があり、開花は主に春で、1 茎に 3〜6 輪付きます。高地原産のため暑さに弱く、日本の平地の夏が最大の難関で、夏は 30 度を超えない涼しい場所と強めの遮光、夜間の温度低下が必要です。冬は最低 12〜15 度を保ちます。根が細く水切れに弱いので、水ゴケで植えて年間を通じてやや湿り気味に管理し、葉がアコーディオン状に縮れたら水不足のサインです。
ミルトニオプシスの特徴
- 品種名ではなく属名でパンジーオーキッドとも呼ぶ
- 花径 8〜10 センチの平開花で強い芳香
- リップの基部に滝のような斑紋
- 高地原産で夏の暑さに弱い
- 葉が縮れたら水不足のサイン
向いている使い方
- 涼しい室内の明るい窓辺で楽しむ
- 鉢植えで楽しむ
- 香りを楽しむ洋ラン
ミルトニアの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはミルトニアの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ミルトニアの置き場所 — パンジーに似た花を咲かせる洋ランですが、日本の夏が最大の壁です。季節ごとの置き場所で株の持ちが決まります。
- ミルトニアの水やり — 根が細くバルブも小さいため、乾きすぎにも過湿にも弱い洋ランです。季節と植え込み材料で加減を変えます。
- ミルトニアの植え替え — 一〜二年でミズゴケが傷み、根が呼吸できなくなります。新芽が動き出す春に小さめの鉢で植え直します。
- ミルトニアの花を咲かせる — 買った翌年に咲かない原因の多くは夏の弱りと秋の温度です。バルブを太らせ、秋に温度差を与えて花芽を出します。
- ミルトニアの月別の作業 — 春に育て、夏を耐え、秋に冷やして冬から春に咲かせる。一年の流れを月ごとに整理します。
- ミルトニアの病害虫と障害 — 蒸れによる軟腐病、乾燥で増えるハダニとカイガラムシ、水のやりすぎの根腐れが三大トラブルです。
「ミルトニオプシス」の種を買う
3 つのお店で探す「ミルトニア ミルトニオプシス 種」
この品種を記録すると
アプリで作物に「ミルトニア」、品種に「ミルトニオプシス」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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