科: サトイモ科属: Philodendron日当たり: 明るい日陰水やり: 乾いたらたっぷり耐寒性: やや弱い(8℃以上を保つ)
栽培カレンダー
関東地方の目安です。地域と品種で前後します。実際の日付は記録に残しましょう。
9月のフィロデンドロンは「生育期」の時期です。 9月の畑仕事を見る
フィロデンドロンを詳しく知る
項目ごとに 1 ページで掘り下げています。いま知りたいところから読んでください。
記録しておきたいタイミング
上手に育てるコツ
フィロデンドロンを育てるうえで、うまくいくかどうかを分ける勘所です。暦や病害虫の前に、ここだけ押さえておくと結果が変わります。
つる性種は水苔の支柱に留める
気根が湿った水苔に食い込むとそこから水を吸い、次に出る葉が一回り大きくなります。麻ひもで軽く留めて誘引します。
セロームは下葉を1枚ずつ外す
直立種は古い下葉を付け根から外すと幹の葉痕が見えて姿が締まります。まとめて切らず、黄ばんだものから順に外すのが安全です。
気根は切らずに土へ誘導する
鉢の外へ出た気根を土に挿し戻すと吸水量が増え、株が安定します。切ると次の葉が出るまで生育が止まることがあります。
挿し穂は節を2つ付けて切る
フィロデンドロンは節から根と芽が出ます。葉1枚と節2つを付けて水か赤玉土に挿すと、20〜30度の時期は3週間ほどで発根します。
冬は葉水で補い土は乾かす
湿度は好みますが、15度を下回ると根の吸水が鈍ります。用土は乾かし気味にし、霧吹きで葉の乾燥だけを補います。
フィロデンドロンの栽培をはじめるのに用意するもの
これから育てるなら、まず次の 4 つがあれば始められます。作業ごとに要るものは、各解説のページにまとめています。
- 培養土(観葉植物用・多肉用)探す言葉「観葉植物 培養土 水はけ」
- 規格の目安
- 水はけ重視の配合。多肉・サボテンならさらに粒の粗い専用土。
- 数量の目安
- 8 号鉢 1 個で約 8L、6 号鉢で約 3L。
室内は土が乾きにくく、水もちのよい土だと根が傷みます。用途の書かれた土を選ぶだけで失敗が減ります。
- 鉢(スリット鉢・素焼き鉢)探す言葉「植木鉢 スリット 8号」
- 規格の目安
- 今の鉢よりひと回り(直径 3cm)大きいもの。スリット鉢は根が鉢底で回りません。
大きすぎる鉢は、根の届かない土が湿ったまま残ります。1 号ずつ大きくするのが原則です。
- 土壌水分計探す言葉「土壌水分計 観葉植物」
- 規格の目安
- 土に挿して読む針式。
鉢ものを枯らす原因の筆頭は水のやりすぎです。挿して確かめる習慣が付くと、それがなくなります。
- 緩効性肥料(置き肥)探す言葉「緩効性肥料 観葉植物 置き肥」
- 規格の目安
- 2〜3 か月効く粒状。
- 数量の目安
- 8 号鉢に 10〜15g を、春から秋に 2〜3 か月ごと。
置いておくだけで効きます。冬は生育が止まるので与えません。
- 道具のセット買いは要りません。使う場面が来てから足すほうが無駄になりません。
- 受け皿に水を溜めたままにしないでください。根腐れの典型です。
フィロデンドロンの病害虫(2)
症状・予防・対処が分かっているものを、重要度の高い順に並べています。「一般的な内容」と付いているものは、この作物にかぎった記述がまだ無く、病害虫そのものの説明を出しています。
疫病
病気一般的な内容
症状 葉に暗緑色の水浸状病斑ができ、急速に拡大して褐色に枯れる。葉裏や病斑周縁に白いかびを生じ、茎や果実にも黒褐色の病斑が広がる。
予防 健全な種いも・苗を使い、排水と通風を確保する。雨よけ栽培や敷きわらで泥はねを防ぎ、ナス科の連作を避ける。
対処 発病株は速やかに抜き取り、圃場外で処分する。降雨前に登録のある殺菌剤を予防散布するのが基本で、発生後の回復は難しい。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Phytophthora asparagi、Phytophthora cactorum、Phytophthora cambivora ほか26
記録されている病名(1)
農研機構の日本植物病名データベースに、この作物で報告のある病名です。症状の記述はこれからです。
よくあるトラブル
品種一覧(9)
Gadenin の作物マスタに登録されているフィロデンドロンの品種です。アプリで Plant を登録するときに候補として出てきます。
その他9
この作物でよく出る用語
本文に出てくる言葉の意味は、園芸用語集で短く説明しています。
この記事は広告を含みます。