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オカヒジキの種まきと間引き

オカヒジキの種まき方法と時期|新しい種を厚めにまいて芽をそろえる

オカヒジキの栽培イメージ
まずここだけ

種まきの結論

種まき時期
地域と地温に合わせる
まき方
すじまき
まず確認
オカヒジキの種は寿命が短く、発芽もそろいにくい野菜です。新しい種を厚めにまき…

読むのに約 4

オカヒジキの種は寿命が短く、発芽もそろいにくい野菜です。新しい種を厚めにまき、間引きながら株間を作ります。

種は新しいものを厚めにまく

オカヒジキの種は寿命が短く、去年の残りを使うとほとんど芽が出ません。買うときは採種年を確かめ、その年のものを使います。開封して余った種は、袋の口を閉じて冷蔵庫に入れておきます。

新しい種でも発芽はそろいにくいので、他の葉物より厚めにまきます。一センチ間隔ではなく、五ミリ間隔を目安に落とすと、欠株のない列になります。多く出たぶんは間引き菜として食べられます。

採種年を確かめる
袋に書かれた採種年を見て、その年のものを選びます。前年の残り種は発芽率が大きく落ちています。
五ミリ間隔で厚めにまく
他の葉物より詰めてまきます。そろいにくいぶんを数で補うと、欠けのない列になります。
余った種は冷蔵する
袋の口をしっかり閉じ、冷蔵庫の野菜室に入れておきます。常温では夏を越すと使えなくなります。

発芽までは七日から十日ほどかかることがあります。四日で出ないからと掘り返さず、十日は待ってください。

すじまきと覆土の厚さ

深さ五ミリほどの浅い溝を作り、条間を二十センチ取ってすじまきします。オカヒジキの種は小さく力も弱いので、覆土が厚いと土を持ち上げられずに力尽きます。五ミリから一センチが目安です。

まいたあとは手のひらで軽く押さえ、種と土を密着させます。押さえないと水が回らず、発芽がばらつきます。発芽までは表面を乾かさないように、朝に軽く水を与えます。

浅い溝を引く
支柱の側面を土に押しつけて、深さ五ミリのまっすぐな溝を作ります。条間は二十センチ取ります。
五ミリ間隔で落とす
指でつまんですり合わせながら溝に落とします。固まった場所は指先でならして散らします。
薄く覆土して押さえる
五ミリから一センチかぶせ、手のひらで軽く押さえます。厚くかぶせると芽が土を持ち上げられません。
発芽まで乾かさない
朝に軽く水を与えて表面を湿らせます。強くかけると種が流れ、芽が一か所に固まってしまいます。

土は水はけを最優先にする

オカヒジキは砂地の植物なので、水はけの悪い土を嫌います。雨のあとに水がたまる畑では、畝を二十センチほど高く立てて、根が水に浸からないようにします。逆に乾きにはとても強い作物です。

酸性の土も苦手です。まく二週間前に苦土石灰を一平方メートルあたり百グラムまいて耕します。元肥(前もって土に混ぜる肥料)は完熟堆肥二キロと化成肥料ひと握りで十分で、多くする必要はありません。

二週間前に石灰
苦土石灰を全面にまき、深さ二十センチまで耕して混ぜます。石や大きな塊は取り除いておきます。
畝を高く立てる
幅六十センチ、高さ二十センチの畝を立てます。水はけの悪い畑ほど高くすると根の傷みが減ります。
元肥は控えめに入れる
完熟堆肥と化成肥料を混ぜ込みます。肥料が多いと茎が伸びすぎて、かえって硬くなります。

間引きは二回で株間十センチに

厚めにまいているので、間引きは二回に分けます。一回目は本葉が二枚になったころに三センチ、二回目は本葉四枚から五枚で八センチから十センチにします。株間が狭いと茎が細く、収穫量が落ちます。

残す株は、茎が太くまっすぐで、葉の色が濃いものを選びます。間引いた株はそのまま食べられるので、汁物やおひたしに使います。抜くときは隣の株の根元を指で押さえます。

時期株の大きさ残す株間
1回目本葉2枚3センチ
2回目本葉4枚から5枚8センチから10センチ

春まきが基本、秋まきもできる

オカヒジキは海岸の砂地に自生していた野菜で、乾きと暑さに強い性質を持っています。関東平野部の露地なら三月下旬から五月にまく春まきが主で、種まきから二十五日ほどで最初の収穫ができます。

生育が早いので、二週間おきに少しずつまくと収穫が途切れません。九月にまく秋まきもでき、こちらは気温が下がる中で育つため茎がやわらかく仕上がります。夏の高温期は茎が硬くなるので向きません。

作型種まき収穫向き不向き
春まき3月下旬〜5月4月下旬〜7月上旬主力。二週間おきにまく
夏まき6月〜7月7月〜8月茎が硬くなりやすい
秋まき9月10月〜11月上旬やわらかく味が良い

芽が出ないときの切り分け

オカヒジキの種まきでつまずくのは、古い種と覆土の厚さ、そして低温がほとんどです。五月までならまき直しが間に合うので、原因を確かめてから手を打ちます。

十日たっても出ない
古い種か地温が低すぎです。種の採種年を確かめ、その年のものであれば地温が上がるまで待ちます。
芽がまばらに出た
もともとそろいにくい野菜です。空いた場所に追いまきをして数をそろえれば、収穫には十分間に合います。
芽が一か所に固まった
水で流されています。早めに間引いて広げ、次からはジョウロの口を低くして静かに与えます。
芽が出てすぐ倒れる
水のやりすぎで根元が傷んでいます。表面が乾いてから与えるように切り替え、畝を高くします。

種まきの手順

オカヒジキは、本文の時期と種袋の表示を確認してまきます。まいたら、種の大きさに合った量の土をかぶせます。

覆土して軽く押さえる(転圧という)と、種と土が密着し、水を吸いやすくなります。強く固めすぎないようにします。

オカヒジキの種まきでよくある質問

オカヒジキの種はいつまく?

地域と地温に合わせる。地域、品種、その年の気温で前後するため、本文の適期も確認してください。

オカヒジキの種はどうやってまく?

すじまきが目安です。種の性質に合わせた覆土と、発芽までの水分管理が大切です。

オカヒジキの種は何cmの深さにまく?

種の大きさや好光性・嫌光性によって異なります。本文の覆土の目安と、購入した種袋の表示を優先してください。

オカヒジキの種まき後は毎日水やりする?

回数ではなく土の乾き具合で判断します。発芽までは表土を乾かさず、過湿で水がたまる状態は避けます。

オカヒジキは何日で発芽する?

発芽日数は地温と品種で変わります。種袋の目安を確認し、適温と水分を保って待ちます。

オカヒジキの間引きはいつする?

葉が触れ合い始めた段階で、生育の良い株を残しながら数回に分けます。詳しい段階は本文で確認してください。

オカヒジキの種まきに使うもの

種まきで失敗する原因のほとんどは、覆土の厚さと、発芽までの乾きです。そこを外さないための道具だけを挙げます。

数量は幅 60cm × 長さ 3m の畝 1 本(約 1.8 ㎡)で計算しています。

  • 種まき用土探す言葉「種まき培土 細粒」
    規格の目安
    粒径 2〜3mm の細かいもの。肥料分の少ない「種まき用」と書かれたもの。
    数量の目安
    セルトレイ 128 穴 1 枚で約 2L、ポット 9cm なら 1 個 0.3L。

    粒の粗い培養土だと、小さな種が粒の隙間に落ちて深く埋まり、出てきません。

  • 霧吹き(ハンドスプレー)探す言葉「園芸 霧吹き 大容量」
    規格の目安
    500ml〜1L。霧の細かいものほど種が流れません。

    ジョウロで直接かけると、まいた種が寄ってしまいます。発芽までは霧で、根が張ってからジョウロに切り替えます。

  • 不織布(べたがけ用)探す言葉「不織布 べたがけ 農業用」
    規格の目安
    幅 135cm 前後、目付 20g/㎡ 前後。透水性があり、かけたまま水をやれるもの。
    数量の目安
    畝 1 本(3m)で 4m。

    発芽までの乾燥と、鳥・強い雨から守れます。防虫ネットより目が細かいぶん保温もでき、寒い時期の種まきで差が出ます。

  • 園芸ラベル探す言葉「園芸 ラベル 差し込み」
    規格の目安
    差し込み式の白いもの、長さ 10cm 前後。油性ペンで書きます。

    まいた日と品種を書いて挿しておくと、発芽が遅いときに「まだ待つ」のか「まき直す」のかを判断できます。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 直まきするなら、セルトレイもポットも要りません。
  • 高価な殺菌済みの培土でなくても、市販の野菜用培養土をふるいにかければ細かい土が作れます。

オカヒジキの収穫までのコツは作物ページに

栽培カレンダー、病害虫の一覧、品種の選び方はオカヒジキの育て方にまとめています。

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