GadeninEnglishアプリを入れる
白長二十日大根の品種選び

白長二十日大根の品種選び|白いはつか大根3品種、白姫・ホワイトアイシクル・白長はつか大根の違い

掘り上げたばかりの白く細長い二十日大根と緑の葉

読むのに約 5 分

白く細長い二十日大根(はつか大根)は、根の長さと辛味が品種で違います。白姫、ホワイトアイシクル、白長はつか大根の3品種を、場所と食べ方から選びます。

赤丸のラディッシュとは別の作物として選ぶ

直径2センチの赤丸のラディッシュ(二十日大根)の基本的な育て方は、ラディッシュのページにまとめてあります。このページで扱うのは、同じ二十日大根の仲間でも根が白く細長く、土の中へ5〜15センチ伸びるタイプです。見た目は小さな白い大根のミニチュアで、赤丸とは土の深さ、株間、採りどきの見方が変わるので、別の作物として品種から選び直します。

白長タイプは日本の種苗会社の品種と、欧米で古くから作られてきた品種の両方が手に入ります。どれも種まきから30日前後で採れる点は同じですが、根の長さが8センチから15センチまで幅があり、辛味の強さも違います。

品種根の長さの目安味の持ち味入手先
白姫細長い円筒形。種袋に長さの数字はないやわらかくみずみずしい、穏やかトーホクの種袋。園芸店で手に入りやすい
ホワイトアイシクル10〜15センチみずみずしく、やや辛味がある輸入種子の通販や固定種の専門店
白長はつか大根径2センチ、長さ8センチ白長の中では短めで作りやすいアサヒ農園の種袋と通販

白姫はトーホクの白長はつか大根

白姫はトーホクの品種で、種苗会社は「透き通るような白く可愛いはつか大根。根はやわらかくみずみずしい肉質で、鮮やかな緑の葉と一緒に利用できる」と説明しています。中間地のまきどきは3月下旬から10月、暖地は3月から11月と長く、種まきから15〜30日で収穫できる早生です。日本の家庭菜園で白長を試すなら、まずこの品種が手に入りやすく失敗も少ない選択です。

一夜漬けとサラダに向く
肉質がやわらかくみずみずしいので、薄く切って塩をふるだけの一夜漬けや、葉ごと刻んだサラダに向きます。辛味は穏やかで、子どもでも食べやすい味です。
葉も一緒に使える
種苗会社が「鮮やかな緑の葉と一緒に利用できる」と書くとおり、葉がやわらかいのが持ち味です。収穫のときに葉を傷めないよう、株元を持って抜きます。
10月まきでも間に合う
中間地で10月、暖地で11月までまけるので、静岡のような温暖地の10月上旬まきは適期の中に入ります。11月中旬から下旬の収穫を見込みます。

ホワイトアイシクルは欧米の定番の白長種

ホワイトアイシクルは1899年に米国の種苗会社が売り出した古い固定種で、名前のとおり つらら のような純白の根が10〜15センチまで伸びます。種まきから30日ほどで採れ、みずみずしい歯ざわりの中に赤丸よりはっきりした辛味があり、乾いた天候が続くと辛味が強まります。若くて細いうちに採れば穏やかで、太らせすぎると筋っぽくなります。

土はいちばん深くほぐす
3品種の中で根がいちばん長く伸びるので、地植えなら深さ20センチまで石を取ってほぐします。プランターなら深さ25センチ以上の深型を選びます。
辛味を楽しむ品種
薄切りにしてバターと塩を添えて生でかじる、塩漬けやピクルスにするのが本場の食べ方です。辛味が苦手な家なら白姫のほうが向きます。
種は翌年も採れる
固定種なので、春まきの株をとう立ちさせて種を採れば翌年もまけます。ほかの大根やラディッシュと交雑しやすいので、種採り用の株は離して育てます。

白長はつか大根はプランター向きの短め品種

アサヒ農園の白長はつか大根は、商品名に アイシクル と添えられていますが、根は径2センチ、長さ8センチほどのミニサイズと案内されています。種まきから20〜30日で収穫でき、根も茎も葉も食べられる固定種です。白長の中では短めなので、深さ20センチの標準のプランターでも根が曲がりにくく、ベランダで白いはつか大根を試したい人に向きます。

標準のプランターで足りる
長さ8センチなら、深さ20センチの一般的な野菜用プランターで根が底に当たりません。土は底まで細かくほぐし、石や肥料の塊を入れないようにします。
元肥を十分に入れる
種苗会社は、生育が早いので元肥を主体に育てるようすすめています。まく前に堆肥と緩効性の肥料を土によく混ぜ、追肥は間引きのあとに軽く1回で足ります。

場所と食べ方で決める

どの品種も育て方の骨格は同じなので、まく場所の深さと、辛味をどこまで求めるかで選びます。地植えで深く耕せるならどれでも作れますが、プランターなら根の短い品種、辛いのが好きなら欧米の品種、家族で食べるなら日本の品種という分け方が分かりやすい基準です。

場所と好み向く品種理由
玄関前や庭の地植え、家族で食べる白姫穏やかな味で葉も使える。深さ15〜20センチほぐせば十分
深型プランターか地植え、辛味が好きホワイトアイシクル根が長く辛味がはっきり。深さ25センチ以上が必要
標準のプランター、ベランダ白長はつか大根長さ8センチと短く、深さ20センチで足りる
春と秋に長く採りたい白姫か白長はつか大根まきどきが長く、2週間おきにまき足しやすい

白長の種袋には「はつか大根」「二十日大根」「ラディッシュ」のどれかが書かれています。名前より、袋の写真が白く細長い根かどうかで見分けます。

種袋を見るときの注意

白長の種は赤丸ほど店頭に並ばず、通販では似た名前の品種が混ざります。買う前に根の形と長さ、まきどき、収穫までの日数の3つを袋で確かめると、届いてから違う品種だったという失敗を避けられます。

根の長さの数字を見る
8センチと15センチでは必要な土の深さが違います。数字のない袋なら写真の根の形から、円筒形か先細りかを見ておきます。
まきどきの地域区分を見る
種袋は冷涼地、中間地、暖地で月が分かれています。静岡の平野部は中間地から暖地にかけての区分で読み、10月まきは中間地の終わりごろに当たります。
混合の袋と区別する
赤、白、紫の根が混ざる混合の種袋には、白長が数粒しか入っていないことがあります。白長だけを採りたいなら単品の袋を選びます。

白長二十日大根の収穫までのコツは作物ページに

栽培カレンダー、病害虫の一覧、品種の選び方は白長二十日大根の育て方にまとめています。

アプリのストアを開く QR コード

スマホのカメラで読み取ると、ストアが開きます

iPhone 対応。Android 版はベータ版テスター募集中 (Premium 6 か月の特典つき)。無料で使えます。

次に読む

白長二十日大根について、続けて読むならこちら。

白長二十日大根の記録を
無料アプリで
アプリを入れる