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りんごの実が割れる・腐る・変形する原因と対処

りんごで、実の先が黒く腐る、皮が割れる、形がいびつ、中が空洞。実のトラブルは病気より水分・カルシウム・受粉などの生理障害が多く、対処は栽培管理側にあります。

まず確認すること

りんごの実が割れる・腐る・変形するとき、まず確認することは?

  • 腐りが実の先端 (花落ち部) からか、傷からか
  • 割れる前に急な大雨や水やりのムラがなかったか
  • 花が咲いた時期の気温と受粉の状態

りんごの病害虫ガイドから

りんごの病害虫と障害のガイドにある見分け表のうち、この症状に当たる行です。

見た目原因翌年の対策
収穫前に実が割れる乾燥の後の大雨夏の水やりを均一にする
実の底が茶色くへこむ石灰不足と乾燥二月に苦土石灰を混ぜ敷きわらで乾きを抑える

りんごの病害虫と障害を読む

まず疑う 3 件

りんごに記録のある病害虫から、りんごか同じ仲間の作物で症状が合うものを先に並べています。症状だけで原因は確定できないため、見分け方と対処をリンク先で確かめてください。

輪紋病

枝幹の表面がいぼ状に隆起して粗くなり、そこが伝染源となる。果実には褐色の円形病斑ができ、同心円状の輪紋を描きながら軟らかく腐敗する。

病害虫の一般的な症状です。

輪紋病の見分け方と対処を見る

黒星病

葉や果実に黒いすす状・円形の病斑をつくる病害で、バラとナシで特に問題になる。

病害虫の一般的な症状です。

黒星病の見分け方と対処を見る

灰色かび病

実の一部が茶色く軟らかくなり、灰色のカビに覆われます。収穫直前の実がやられるのが痛手です。

同じバラ科のイチゴでの症状です。

灰色かび病の見分け方と対処を見る

そのほかの原因

  • 炭疽病 — 葉や果実に淡褐色〜黒褐色の円形病斑ができ、中央がややくぼんで輪郭がはっきりする。湿ると病斑上に鮭肉色の粘質な胞子塊がにじみ出る。
  • 灰星病 — 花が茶色く枯れて枝に残り、果実は褐色に腐って灰色の胞子の塊に覆われます。腐った実がミイラ状になって枝に残ります。
  • 根腐病 — 細根が褐色〜黒褐色に腐り、株の生育が止まって下葉から黄化する。日中に萎れやすくなり、進行すると株ごと枯死する。
  • すす病 — 葉表や枝、果実の表面に黒いすす状のかびが薄く広がる。組織自体は侵されないが、光合成が妨げられ外観も著しく悪くなる。
  • 疫病 — 葉に暗緑色の水浸状病斑ができ、急速に拡大して褐色に枯れる。葉裏や病斑周縁に白いかびを生じ、茎や果実にも黒褐色の病斑が広がる。
  • 白絹病 — 地際の茎が水浸状に腐り、白い絹糸のような菌糸が株元と周囲の土表に広がる。やがて菜種粒大の褐色の菌核ができ、株は急速に萎凋枯死する。

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