基本情報
- 系統・区分
- 常緑花木・赤花系
- 熟期
- 4〜5 月開花
- 育てやすさ
- ★★★★★(5 段階で 5)
常緑低木。赤花系の古典的ツツジ。庭植え・生垣向き。
概要説明
霧島ツツジは鹿児島県の霧島山周辺で自生種から選ばれ、江戸時代初期に京都や江戸へ広まった古典的な赤花のツツジで、久留米ツツジの元になった系統です。花は 4 月中旬〜5 月上旬に咲き、直径 3〜4 センチの一重で、燃えるような朱赤色が特徴です。株全体が真っ赤に染まるほどよく咲き、古い庭園では大株に仕立てられたものが見られます。常緑低木で樹高は 1〜2 メートル、枝が細かく分かれて密に茂り、刈り込みに耐えるので生垣や玉仕立てに向きます。日当たりと水はけのよい酸性土壌を好み、耐寒性は比較的強く、関東以西なら戸外で育ちます。剪定は花後すぐの 5〜6 月に行い、夏以降は花芽を落とすので控えます。根が浅く乾燥に弱いため、夏は株元を乾かさないようにし、鉢植えでは水切れに気を付けます。成長は比較的ゆっくりで、樹形が乱れにくく管理しやすいツツジです。
霧島ツツジの特徴
- 霧島山周辺の自生種から選ばれた古典的な赤花系
- 久留米ツツジの元になった系統
- 4 月中旬〜5 月上旬に直径 3〜4 センチの朱赤花
- 樹高 1〜2 メートルで刈り込みに耐える
- 成長がゆっくりで樹形が乱れにくい
向いている使い方
- 生垣にする
- 玉仕立ての庭木に
- 和風の庭の植え込みに
ツツジの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはツツジの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ツツジの苗選びと植え付け — ツツジは根が浅く細かく、酸性の土を好みます。鹿沼土を混ぜた土に浅めに植えることで、その後の水切れと根腐れの両方を防げます。
- ツツジの剪定の基本 — ツツジの花芽は夏に作られます。花後一か月以内に刈り込みを終えれば、形を整えながら翌年もたっぷり咲かせられます。
- ツツジの水やりと肥料 — 根が浅いので夏の乾燥に弱く、土がアルカリに寄ると葉が黄色くなります。水と肥料の要点をこの二つに絞って解説します。
- ツツジの月別の作業 — 四月から五月に咲き、花後一か月が剪定と肥料の勝負どころ。夏は水、秋は肥料、冬は休む。月ごとの作業をまとめます。
- ツツジの病害虫と障害 — 葉裏のグンバイムシ、春のもち病、土の酸度による黄化が三大トラブルです。葉の表と裏を見て切り分けます。
- ツツジの挿し木で増やす — ツツジは挿し木が容易な花木です。六月の梅雨時に新枝を鹿沼土に挿せば、二か月で発根し、三年で花が見られます。
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