モッコウバラ品種
白モッコウバラ(八重)の育て方と特徴|純白の八重咲きでかすかに香る、1807年渡英の元祖
しろもっこうばら やえ
純白の花弁が幾重にも重なる白モッコウバラ(八重)は、上品で清楚な印象の八重咲きで、黄八重に次いで流通量の多いタイプです。
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基本情報
- 熟期
- 4月中旬〜5月
- 品種登録
- 1807 年
- 育てやすさ
- ★★★★★(5 段階で 5)
概要説明
純白の花弁が幾重にも重なる白モッコウバラ(八重)は、上品で清楚な印象の八重咲きで、黄八重に次いで流通量の多いタイプです。学名の品種名はアルバ・プレナと呼ばれ、1807年に中国・広州の苗圃から英国へ運ばれた最初のモッコウバラがこの白八重でした。もともと中国の庭で古くから作られてきた栽培型で、野生種に花弁が増えたものと考えられています。開花は黄八重より数日から1週間ほど遅れ、4月中旬以降に直径2〜3センチの白い花を房状に咲かせます。黄八重にはほとんど無い香りが、白八重にはかすかにあり、スミレを思わせる甘い香りが近づくと分かります。和風の庭にも洋風の庭にもなじみ、黄八重と同じアーチの両側に植えると、黄から白へ色が移っていく時期ができます。白い花は雨の後の傷みや茶色い斑点が目立つので、開花中の長雨の後は咲き終わった房を早めに摘みます。育て方は黄八重と同じで、棘がなく、病害虫に強く、剪定は花後の5〜6月です。
白モッコウバラ(八重)の特徴
- 純白の花弁が重なる上品な八重の小輪
- かすかに甘い香りがある
- 黄八重より数日から1週間ほど遅れて咲く
- 1807年に英国へ渡った最初のモッコウバラ
- 黄八重に次いで手に入りやすい
- 和風の庭にも洋風の庭にもなじむ白花
- 病害虫に強く棘がほとんど無い
向いている使い方
- 白で統一した庭や和風の庭
- 黄八重と組み合わせたアーチ
- フェンスやパーゴラの誘引
- 鉢植えのオベリスク仕立て
モッコウバラの他の品種と比べる
空欄は記録が無い項目です。耐病性の空欄は「弱い」という意味ではありません。品種名を押すとその品種のページに移ります。
| 品種 | 熟期 | 収穫まで | 種類 | 耐病性 | 種苗会社 |
|---|---|---|---|---|---|
| 白モッコウバラ(八重) このページ | 4月中旬〜5月 | — | — | — | — |
| 黄モッコウバラ(一重) | 4月〜5月 | — | — | — | — |
| 黄モッコウバラ(八重) | 4月〜5月 | — | — | — | — |
| 白モッコウバラ(一重) | 4月中旬〜5月 | — | — | — | — |
「白モッコウバラ(八重)」でよくある質問
白モッコウバラ(八重)はどのくらい香りますか
かすかに香ります。顔を近づけるとスミレを思わせる甘い香りが分かる程度で、庭に入った瞬間に気づくほどではありません。はっきりした香りがほしい場合は、4タイプで最も香る白モッコウバラ(一重)を選びます。黄モッコウバラ(八重)はほとんど香りません。
黄モッコウバラと一緒に植えても大丈夫ですか
大丈夫です。開花が黄八重より数日から1週間ほど遅れるので、同じアーチの両側に1株ずつ植えると、黄から白へ色が移る時期が楽しめます。どちらも勢いが強いので片側1株ずつにし、花後の剪定で枝数を絞って絡み合わないようにします。
白い花が茶色く汚れるのはなぜですか
開花中の雨で花弁が傷んだもので、白花は特に目立ちます。病気ではないので心配は要りません。長雨の後に咲き終わった房を早めに摘み取ると見た目が保てます。房の大半が散ったら、花がらを個別に摘まずに花後の剪定として枝ごと切り戻します。
冬に葉が落ちましたが枯れたのでしょうか
枯れていません。モッコウバラは常緑から半常緑で、冬の寒さで一部の葉を落とすことがありますが、春にまた芽吹きます。耐寒性はおよそ氷点下5度までで、関東以西の平地なら屋外で越冬できます。鉢植えは株元に腐葉土を敷くか、壁際に寄せて冷たい風を避けます。
モッコウバラ「白モッコウバラ(八重)」はどんな品種?
純白の花弁が幾重にも重なる白モッコウバラ(八重)は、上品で清楚な印象の八重咲きで、黄八重に次いで流通量の多いタイプです。学名の品種名はアルバ・プレナと呼ばれ、1807年に中国・広州の苗圃から英国へ運ばれた最初のモッコウバラがこの白八重でした。
モッコウバラ「白モッコウバラ(八重)」の収穫までの日数・熟期は?
熟期は4月中旬〜5月です。種まき・植え付けの時期は作物共通なので、モッコウバラの育て方のページで確かめてください。
モッコウバラの他の品種との違いは?
白モッコウバラ(八重)は4月中旬〜5月。同じモッコウバラには 黄モッコウバラ(一重) (4月〜5月)、黄モッコウバラ(八重) (4月〜5月)、白モッコウバラ(一重) (4月中旬〜5月) があります。熟期・収穫までの日数・耐病性を比較表で並べています。
モッコウバラ「白モッコウバラ(八重)」はどんな使い方に向く?
白で統一した庭や和風の庭、黄八重と組み合わせたアーチ、フェンスやパーゴラの誘引、鉢植えのオベリスク仕立てに向きます。
モッコウバラの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはモッコウバラの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- モッコウバラの品種選び — モッコウバラは花色が黄と白、咲き方が一重と八重の組み合わせで4タイプあり、香りの強さと流通量が大きく違います。置き場所と香りの好みから選びます。
- モッコウバラの植え付けと鉢 — モッコウバラの植え付けは休眠期の秋か早春。鉢植えは10号以上に支柱を立てて植え、日当たり6時間以上の場所に置きます。地植えは広い場所と這わせる物が前提です。
- モッコウバラの誘引と仕立て — モッコウバラの花数は誘引で決まります。枝を横に寝かせて留めると各節に花芽がつき、立てたままだと先端にしか咲きません。フェンス、アーチ、鉢のオベリスクそれぞれの仕立て方をまとめます。
- モッコウバラの剪定の時期 — モッコウバラの剪定は花が終わった直後の5〜6月、遅くとも7月まで。翌年の花芽は夏に伸びた枝に秋ごろつくので、冬に切ると花芽ごと落として咲かなくなります。普通のバラと正反対の時期です。
- モッコウバラの水やりと肥料 — モッコウバラは肥料が少なくても咲き、多いと葉ばかり茂って花がつきません。地植えは根付けば雨まかせ、鉢植えは表土が乾いたらたっぷり。真夏の鉢の水切れだけに気をつけます。
- モッコウバラの咲かない原因と病害虫 — モッコウバラが咲かないときの原因は、冬に切った、肥料が多すぎた、日照が足りない、株が若い、鉢が根詰まりしたのどれかがほとんどです。病害虫はアブラムシとハダニが出る程度で、無農薬で育ちます。
モッコウバラの道具と資材の選び方
品種に関わらず使う道具と資材を、比べて選ぶための記事です。
- 果樹の剪定ばさみの選び方。バイパス式で、全長は手に合わせて180mmか200mm — 冬剪定の前に。バイパス式と全長の選び方
「白モッコウバラ(八重)」の苗木を買う
3 つのお店で探す「モッコウバラ 白モッコウバラ(八重) 苗木」
この品種を記録すると
アプリで作物に「モッコウバラ」、品種に「白モッコウバラ(八重)」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
スマホのカメラで読み取ると、ストアが開きます
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