基本情報
- 系統・区分
- 豆類・ひよこ豆・小粒/有色
- 育てやすさ
- ★★☆☆☆(5 段階で 2)
種子繁殖。小粒で色つきのひよこ豆タイプ。乾燥地向きで、日本の梅雨には注意。
概要説明
デシは、ひよこ豆のうち小粒で皮が茶色や黒、緑などに色づくグループを指す名前で、インドやパキスタン、エチオピアで主に栽培され、世界の生産量ではカブリより多い伝統的なタイプです。豆は直径 5〜7 ミリと小さく、表面のしわが深くて皮が厚く、ゆでると皮ごと食べるより、皮をむいて割った「チャナダール」として煮込みやスープに使われるのが一般的です。味はカブリより豆の風味が濃く、ナッツのような香ばしさがあり、粉にひいたベサン粉は揚げ物の衣にも使われます。草姿は草丈 30〜50 センチでカブリより小型で分枝が多く、莢も小さめですが数が多くつきます。乾燥に強く痩せ地でも育つ丈夫さがあり、日本では 3〜4 月の春まきで梅雨前に結実させ、6〜7 月に莢が乾いたら収穫します。注意点は、カブリと同じく高温多湿に弱いこと、水はけのよい高畝と播種後の過湿回避が必要なこと、種子の入手が海外系の種苗店に限られることです。緑の若い豆を枝豆のようにゆでて食べる使い方もあります。
デシの特徴
- 小粒で皮が茶色や黒に色づくひよこ豆のグループ
- 直径 5〜7 ミリで皮が厚くしわが深い
- 豆の風味が濃くナッツのような香ばしさ
- 皮をむいて割った状態で煮込みに使うのが一般的
- 草丈 30〜50 センチで分枝が多く莢の数が多い
- 乾燥と痩せ地に強いが高温多湿に弱い
向いている使い方
- 皮をむいて割った豆の煮込み
- 粉にひいて揚げ物の衣
- 若い豆をゆでて枝豆風に
- 水はけのよい畑での春まき
ひよこ豆の育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはひよこ豆の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ひよこ豆の種まき — ひよこ豆は梅雨前に収穫を終える計画がすべてです。秋まきと早春まきの選び方、株間、まき方の手順をまとめました。
- ひよこ豆の水やりと管理 — ひよこ豆は過湿を嫌い、水と肥料の少なさが健全に育つ条件です。冬越しの防寒、支柱、雨よけまでをまとめました。
- ひよこ豆の月別の作業 — ひよこ豆は秋まきで越冬させ、梅雨前に穫り切ります。月ごとの作業と地域による時期の差を表にまとめました。
- ひよこ豆の病害虫と障害 — ひよこ豆の被害はほとんどが過湿から来ます。立枯れの見分け方、アブラムシとハモグリバエの対処をまとめました。
- ひよこ豆の収穫と保存 — ひよこ豆は莢が乾いてから株ごと刈ります。若採りの楽しみ方、乾燥と脱穀、虫を防ぐ保存の方法をまとめました。
「デシ」の種を買う
3 つのお店で探す「ひよこ豆 デシ 種」
この品種を記録すると
アプリで作物に「ひよこ豆」、品種に「デシ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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