基本情報
- 系統・区分
- スパイスハーブ・一年草/種子利用
- 熟期
- 夏〜初秋に採種
- 種類
- 固定種
- 育てやすさ
- ★★☆☆☆(5 段階で 2)
種子繁殖。完熟種子をスパイスとして利用。高温乾燥気味を好み、梅雨の過湿に注意。
概要説明
クミンは地中海東部から西アジア原産のセリ科一年草で、細長い種子をカレーやクスクス、チリコンカンに使う、世界でもっとも消費量の多いスパイスのひとつです。品種名ではなく種名で、日本では種子がハーブ種として少量流通します。草丈は 20〜40 センチと小柄で、糸状に裂けた細い葉をつけ、初夏に白から淡桃色の小花を傘状に咲かせます。種子は長さ 5〜6 ミリの細長い形で、キャラウェイに似ていますが香りはより土臭く温かみがあります。直根性で移植を嫌うため、4〜5 月に日当たりと水はけのよい場所へ直まきし、株間 15〜20 センチに間引きます。原産地の乾いた気候を好み、生育期に高温で乾燥気味の環境が必要なため、日本では梅雨の長雨で株が傷みやすく、雨よけかプランターの軒下管理が安定します。播種から採種まで 100〜120 日で、さやが茶色くなったら刈り取って乾燥させ、振り落とします。株が小さく倒れやすいので混植は避け、風通しを確保します。
クミンの特徴
- セリ科の一年草で細長い種子をスパイスにする種名
- 草丈 20〜40 センチと小柄で糸状の葉
- 長さ 5〜6 ミリの種子に土臭く温かみのある香り
- 直根性で直まき、高温乾燥の環境を好む
- 梅雨の長雨に弱く雨よけか軒下管理が安定
- 播種から採種まで 100〜120 日
向いている使い方
- 種子をカレーやクスクスのスパイスに
- 炒めて香りを出すテンパリング
- 翌年用の自家採種
- プランターで軒下栽培
クミンの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはクミンの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- クミンの種まきと間引き — クミンは暑さと乾きを好む一年草で、寒いうちにまくと発芽しません。四月下旬以降の直まきと二回の間引きで、梅雨前に株を作ります。
- クミンの水やりと追肥 — クミンは乾いた気候の作物で、日本ではやりすぎの水と梅雨の雨が失敗の元です。追肥はほとんど要らず、水はけと風通しに手をかけます。
- クミンの収穫と保存 — クミンの実は傘の中で熟す時期がずれます。六割が茶色くなったら茎ごと刈って追熟させ、完全に乾かしてから瓶に入れます。
- クミンの月別の作業 — クミンは四月下旬にまいて八月に穫る短い作物です。梅雨をどう越すかで実の量が決まるので、月ごとの作業を押さえます。
- クミンの病害虫と障害 — クミンの被害はセリ科を好むキアゲハとアブラムシ、そして梅雨の根腐れがほとんどです。症状から見分けて早めに手を打ちます。
この品種を記録すると
アプリで作物に「クミン」、品種に「クミン」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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