基本情報
- 系統・区分
- スパイス・ブラッククミン/別種
- 熟期
- 春まき 3 か月で採種
- 種類
- 固定種
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
種子繁殖。黒い種子を利用するスパイスハーブ。品種・食用可否確認が必要。
概要説明
ニゲラ サティバは、ブラッククミンやカロンジと呼ばれるスパイスの学名をそのまま使った流通表記で、キンポウゲ科ニゲラ属の一年草です。セリ科のクミンとは無関係で、黒い小さな種子をインドや中東の料理、とくにナンの表面やカレー、ピクルスに使います。観賞用に流通するニゲラ・ダマスケナ (クロタネソウ) とは別種で、ダマスケナの花には細い葉状の総苞が花を包むのに対し、サティバの花にはそれがなく、花色も淡い青白色で控えめです。観賞用の種子は食用にしないので、種子は食用と明記されたサティバを選びます。草丈は 30〜50 センチ、糸状に裂けた葉をつけ、花後に膨らむさやの中に黒い種子ができます。直根性で移植を嫌うため春か秋に日当たりと水はけのよい場所へ直まきし、株間 15〜20 センチに間引きます。春まきで 3 か月ほど、秋まきで越冬させると初夏に採種できます。さやが茶色く乾いたら刈り取り、振り落として乾燥保存します。過湿に弱いので梅雨は雨よけが安心です。
ニゲラ サティバの特徴
- ブラッククミンの学名をそのまま使った流通表記
- キンポウゲ科でセリ科のクミンとは無関係
- 観賞用クロタネソウと違い花を包む総苞がない
- 食用と明記した種子を選ぶ
- 直根性で直まき、春まき 3 か月ほどで採種
向いている使い方
- 種子をナンやカレーの香りづけに
- ピクルスやチャツネのスパイス
- 花も楽しめるハーブガーデン向き
クミンの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはクミンの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- クミンの種まきと間引き — クミンは暑さと乾きを好む一年草で、寒いうちにまくと発芽しません。四月下旬以降の直まきと二回の間引きで、梅雨前に株を作ります。
- クミンの水やりと追肥 — クミンは乾いた気候の作物で、日本ではやりすぎの水と梅雨の雨が失敗の元です。追肥はほとんど要らず、水はけと風通しに手をかけます。
- クミンの収穫と保存 — クミンの実は傘の中で熟す時期がずれます。六割が茶色くなったら茎ごと刈って追熟させ、完全に乾かしてから瓶に入れます。
- クミンの月別の作業 — クミンは四月下旬にまいて八月に穫る短い作物です。梅雨をどう越すかで実の量が決まるので、月ごとの作業を押さえます。
- クミンの病害虫と障害 — クミンの被害はセリ科を好むキアゲハとアブラムシ、そして梅雨の根腐れがほとんどです。症状から見分けて早めに手を打ちます。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「クミン」、品種に「ニゲラ サティバ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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