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瓜類の収穫と保存

瓜類の収穫と保存|受粉からの日数、音、つるの枯れで見分ける

瓜類の栽培イメージ

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キュウリは毎日、スイカとメロンは受粉から数えて、カボチャはつるが枯れてから穫ります。種類ごとの収穫の見分け方と保存の仕方をまとめます。

種類ごとの収穫の目安

瓜類の収穫時期の見分け方は種類で大きく違います。キュウリやズッキーニは大きさで決め、スイカとメロンは受粉日からの日数と実の様子で決め、カボチャは実の付け根のつるがコルク状に枯れてから穫ります。表で目安を押さえてから、種類ごとの節を読みます。

種類収穫の目安見分け方穫り遅れると
キュウリ開花から7〜10日、長さ20センチ太さが均一、いぼがはっきり太りすぎて株が疲れる
ズッキーニ開花から5〜7日、長さ20センチ皮につやがある皮が硬く、味が落ちる
カボチャ受粉から40〜50日付け根のつるがコルク状に枯れる実は持つが株が疲れる
スイカ受粉から35〜45日(小玉35日)付け根の巻きひげが枯れる、たたくと鈍い音中が崩れる
メロン受粉から45〜55日付け根の葉が枯れ、香りが出る果肉が柔らかすぎる
ニガウリ開花から15〜20日、長さ20〜25センチいぼが盛り上がり緑が濃い黄色く熟して割れる

キュウリとズッキーニは毎朝、早めに穫る

キュウリは開花から一週間から十日で二十センチほどになり、一日で三センチ伸びることもあります。穫り遅れると太って種が硬くなり、株が疲れて次の実が付きにくくなります。毎朝見回って、少し小さいと思うくらいで穫るのが株を長持ちさせるコツです。

ズッキーニも同じで、二十センチ前後、太さが四センチほどのうちに穫ります。花が付いたまま十センチほどで穫る花ズッキーニも人気です。どちらもはさみで実の付け根を切り、株を引っ張らないようにします。

朝に長さを見る
キュウリは二十センチ、ズッキーニは二十センチ前後で穫ります。朝が最も水分が多くみずみずしい状態です。
はさみで付け根を切る
実の付け根をはさみで切ります。手でもぐと株のつるが傷んで病気が入ります。はさみは株ごとに刃を拭き、病気の株から健康な株へ移さないようにします。
見落とした実は早く穫る
葉の陰で太りすぎた実を見つけたら、すぐ穫って株の負担を減らします。大きくても漬け物などに使えます。

スイカは日数と音とひげで判断する

スイカは受粉日から数えて、小玉なら三十五日前後、大玉なら四十日から四十五日が収穫の目安です。受粉のときに立てた札の日付から数えます。日数が近づいたら、実の付け根のすぐそばの巻きひげが枯れているか、実をたたいて鈍く低い音がするかを確かめます。

巻きひげが緑のうちは早く、完全に枯れて茶色になっていれば食べごろです。たたいた音が高く澄んでいるなら未熟、鈍く響くなら熟しています。迷ったら日数を優先し、日数が来ていて巻きひげも枯れていれば穫ります。一度切ると戻せないので、最初の一個で確かめてから残りを判断します。

札の日付から数える
受粉日から小玉三十五日、大玉四十日から四十五日を目安に、その三日前から様子を見始めます。
付け根の巻きひげを見る
実の付いた節の巻きひげが茶色く枯れていれば熟しています。緑ならあと数日待ちます。
たたいて音を聞く
手のひらで軽くたたき、鈍く低い音なら熟しています。高い音なら未熟です。音だけでは迷うので、付け根のひげが枯れているかも合わせて確かめます。
一個切って確かめる
最初の一個を切って中を確かめ、赤く甘ければ残りも同じ目安で穫ります。白っぽければ残りは数日待ちます。

カボチャはつるが枯れてから、追熟して食べる

カボチャは受粉から四十日から五十日で、実の付け根のつるがコルク状にひび割れて茶色く枯れたら収穫です。皮に爪を立ててもへこまない硬さになっています。付け根のつるが緑のうちに穫ると、中が水っぽく甘みがありません。

穫ったカボチャは、すぐ食べずに風通しのよい日陰で二週間から一か月置く「追熟」で甘くなります。追熟中にでんぷんが糖に変わり、ほくほくした食感になります。切り口が乾くまで一週間ほど日陰に置いてから、涼しい場所で保管します。

付け根のコルク化を見る
実の付いたつるの付け根が縦にひび割れてコルクのように枯れていれば穫れます。全体が枯れていなくても構いません。
つるを付けて切る
付け根のつるを三センチほど付けて、はさみか小刀で切ります。つるがないと切り口から腐ります。
日陰で追熟する
風通しのよい日陰に二週間から一か月置きます。触って皮がさらに硬くなり、切り口が乾いたら食べごろです。

霜が来る前に熟し切らなかったカボチャも、穫って追熟すれば食べられます。ただし甘みは劣るので、煮物やスープ向きです。

メロンは付け根の葉と香りで決める

メロンは受粉から四十五日から五十五日で、実の付け根に近い葉が枯れ始め、実のお尻を押すと少し弾力が出て、近づくと甘い香りがしたら収穫です。ネットの入る品種はネットが盛り上がって全体に広がり、実の色が緑から黄緑に変わります。

穫ったメロンはすぐ食べず、常温で三日から一週間置いて追熟します。お尻を押して指が少し沈むくらいが食べごろで、冷やすのは食べる二時間ほど前にします。露地メロンは店のものより小さく甘みも控えめですが、香りは十分に楽しめます。

状態見た目・触り扱い
未熟付け根の葉が緑、お尻が硬いまだ穫らない
収穫期付け根の葉が枯れ、香りがする穫って常温で3〜7日追熟
食べごろお尻が少し沈む、香りが強い2時間冷やして食べる
熟しすぎお尻が柔らかく、実が割れるすぐ食べる。保存不可

穫り遅れと保存の失敗を防ぐ

瓜類で最も多い失敗は穫り遅れです。キュウリは太って黄色くなり、ニガウリは黄色くなって割れ、スイカは中が崩れます。旅行などで数日畑を離れるなら、出発前に小さめの実まで穫っておき、戻ったらまず太った実を穫って株を軽くします。

保存はキュウリとズッキーニが冷蔵庫の野菜室で三日から五日、ニガウリも同じです。スイカは丸ごとなら常温で一週間、切ったら冷蔵で二日。カボチャは追熟後に涼しい場所で二か月から三か月持ちますが、切ったら種を取って冷蔵で一週間です。

種類保存方法期間注意
キュウリ・ズッキーニ新聞紙に包んで野菜室3〜5日冷やしすぎると傷む
ニガウリ種を取って野菜室3〜5日熟すと黄色く割れる
スイカ丸ごと常温、切ったら冷蔵丸ごと1週間、切って2日冷やすのは食べる直前
カボチャ追熟後、涼しい場所2〜3か月切ったら種を取って冷蔵1週間
メロン常温で追熟、食べごろで冷蔵追熟後2日早く冷やすと追熟が止まる

瓜類の収穫に使うもの

穫るときより、穫ったあとに困ります。入れるものと、しまうものを先に用意しておきます。

  • 収穫ばさみ探す言葉「収穫ばさみ 野菜」
    規格の目安
    刃渡り 5〜7cm のステンレス製。先が丸いものは実を傷つけにくいです。

    引きちぎると株のほうに傷が残り、そこから病気が入ります。次の実を穫るつもりなら、切って穫ります。

  • 折りたたみコンテナ探す言葉「折りたたみコンテナ 20L」
    規格の目安
    20L 前後。使わないときに畳めるものが置き場所を取りません。

    袋に入れると重みで下の実が潰れます。積み重ねられる箱なら、そのまま持ち帰れます。

  • 鮮度保持袋探す言葉「野菜 鮮度保持袋 有孔」
    規格の目安
    厚さ 0.02mm 前後の有孔ポリ袋。葉物用と実物用でサイズを分けます。

    穴のない袋に入れると蒸れて傷みます。穴あきの袋は湿りを保ちながら呼吸を通します。

  • 新聞紙・保存箱探す言葉「野菜 保存 コンテナ 通気」
    規格の目安
    通気穴のある箱。根菜は新聞紙に包んで立てて入れます。

    根菜と芋類は洗わずに土を落として乾かし、暗く涼しい場所に置くほうが長くもちます。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • よく切れる普通のはさみで足りる作物は多く、専用の収穫ばさみが要るのは硬い茎のものだけです。
  • 真空保存機は、量が出るようになってから考えれば十分です。

瓜類の収穫までのコツは作物ページに

栽培カレンダー、病害虫の一覧、品種の選び方は瓜類の育て方にまとめています。

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