基本情報
- 系統・区分
- 小みかん・紀州みかん
- 熟期
- 12 月
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
小粒で香りがよく、むきやすい古典的みかん。通常は有核〜少核。
概要説明
温州みかんが広まる前、江戸時代の日本で「みかん」といえば紀州みかんのことでした。中国から熊本に伝わり、和歌山の有田で大産地になった小みかんで、紀伊国屋文左衛門の逸話で知られます。果実は 30〜50 グラムと小さく、果皮は薄く橙色、果肉は糖度 12〜14 度と甘く、独特の強い香りがあります。種が入るのが温州との違いで、これが嫌われて明治以降は温州に主役を譲りました。収穫は 12 月。自家結実性で 1 本で実が成り、樹勢は強く実付きも非常によいので、家庭では毎年鈴なりになります。実が多すぎると小玉になるので摘果します。耐寒性は温州と同程度で、関東以西の平地で庭植えできます。正月の飾りや、香りを生かした料理にも使われる歴史ある品種です。
紀州みかんの特徴
- 江戸時代の主力だった中国由来の小みかん
- 果重 30〜50 グラムで糖度 12〜14 度
- 強い香りがあり種が入る
- 収穫は 12 月
- 自家結実性で実付きが非常によい
- 耐寒性は温州と同程度
向いている使い方
- 生のまま食べる
- 正月の飾りやお供え
- 香りを生かした料理
- 歴史ある品種を庭で育てる
みかんの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはみかんの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- みかんの時期別の剪定 — 剪定の本番は3月です。切る時期と枝の見分けを誤ると、翌年の花が消えます。
- みかんの隔年結果対策 — 実が生りすぎた年は翌年の花が消えます。摘果と剪定で毎年そこそこ生る樹にします。
- みかんのエカキムシ — 柑橘の絵描き虫は蛾です。新梢を伸ばさない管理が中心で、薬剤は補助になります。
- みかんの苗選び・植え付け — みかんは3月から4月に植えます。苗の系統選びと最初の1年で樹の形が決まります。
- みかんの月別の作業 — 何月に何をするかの一覧です。みかんは春の剪定と夏秋の摘果で一年が決まります。
- みかんの収穫と貯蔵 — 色だけで採ると酸が残ります。見極めと予措、置き方で味と日持ちが変わります。
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この品種を記録すると
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