科: ミカン科属: ミカン属日当たり: 日なた水やり: 鉢は乾いたらたっぷり。地植えは夏の乾燥時のみ耐寒性: やや弱い(-5℃以下は避ける)
栽培カレンダー
関東地方の目安です。地域と品種で前後します。実際の日付は記録に残しましょう。
11月のみかんは「収穫」の時期です。 11月の畑仕事を見る
実際に育てた記録
運営者がみかんを育てた記録です。5 株・13 件の記録。解説には「目安」しか書けませんが、記録には実際の畑での日付と経過が写真つきで残っています。
みかんを詳しく知る
項目ごとに 1 ページで掘り下げています。いま知りたいところから読んでください。
みかんを鉢ごと・株ごとに管理する
みかんは 3 月の剪定と 8 月の摘果を外すと、その年は取り返しがつきません。鉢植えなら根の凍結を防ぐ冬越しも加わります。みかんとレモンの鉢が増えると、どの鉢を何個に摘果したか、去年は表年だったかが分からなくなります。年間の管理作業の表と、鉢ごとに記録する方法をまとめました。
記録しておきたいタイミング
開花日と花の数
5月に白い花が咲きます。多い年は摘果が必要。日付と花の多さを残すと隔年結果の予測ができます。
摘果した日と残した数
7〜8月に葉25〜30枚に1果を目安に摘果します。残した数を残すと、翌年の花の量と比べられます。
収穫日と糖度・味
品種で収穫期が違います。味の記録を残すと、翌年の収穫時期の判断になります。
剪定した日
3月に混んだ枝を間引きます。日付と切った量を残しましょう。
収穫までのコツ
みかんを育てるうえで、うまくいくかどうかを分ける勘所です。暦や病害虫の前に、ここだけ押さえておくと結果が変わります。
9月からは水を控える
温州みかんは秋に土をやや乾かすと酸が抜けて糖度が上がります。9月以降は鉢底から流れるほどの水やりをやめ、葉が軽くしおれる程度で管理します。
実は二度切りで収穫する
軸を長く残すと隣の実の皮を突いて傷をつけ、そこから腐ります。房ごと切ってから軸を果実のきわで切り直すと、貯蔵中の傷みが減ります。
冬は根鉢を包んで守る
温州みかんは地上部より根が寒さに弱く、鉢の土が凍ると春に一気に葉を落とします。鉢を発泡材や麻布で巻いて軒下へ寄せるだけで越冬率が上がります。
秋以降は窒素肥料を控える
窒素が効きすぎたみかんは果皮が厚く粗くなり、酸も抜けません。9月からはカリ分主体の肥料に切り替えると、皮の薄い実に仕上がります。
苗は南向きの壁際に植える
温州みかんは氷点下5度を下回ると枝が枯れ込みます。日中に熱をためる南向きの壁やブロック塀の際なら、放射冷却の夜も数度高く保てます。
みかんの栽培をはじめるのに用意するもの
木は植え直しが利きません。植える日にそろえておきたいのは次の 4 つです。作業ごとに要るものは、各解説のページにまとめています。
- 完熟堆肥・腐葉土探す言葉「完熟堆肥 バーク 40L」
- 規格の目安
- バーク堆肥か腐葉土。40L 前後の袋。
- 数量の目安
- 植え穴 1 つ(直径 60cm × 深さ 50cm)に 20〜30L。
穴を大きく掘って土を入れ替えるのが植え付けの本体です。ここで手を抜くと何年も伸び悩みます。
- 支柱(添え木)探す言葉「園芸支柱 太い 180cm」
- 規格の目安
- 直径 25〜30mm × 長さ 180cm。
根が張るまでの 1〜2 年、風で株元が動くと細い根が切れ続けます。細い支柱では支えきれません。
- 剪定ばさみ探す言葉「剪定ばさみ バイパス 果樹」
- 規格の目安
- 刃渡り 5〜6cm、直径 2cm まで。バイパス式。
木を育てるかぎり毎年使います。切れ味の落ちないものを 1 丁選ぶと、何年も持ちます。
- 有機質肥料(寒肥用)探す言葉「油かす 骨粉 有機質肥料」
- 規格の目安
- 油かすと骨粉の配合。5〜10kg 袋。
- 数量の目安
- 成木 1 本に 1〜2kg を冬のうちに。
木の肥料は年に 1〜2 回で足ります。冬に入れて春に効かせるのが基本です。
- 高枝切りばさみは、木が背を越してからで十分です。
- 鉢で育てるなら 180cm の添え木は要りません。鉢に合う短い支柱で足ります。
みかんの道具と資材の選び方
買う前に比べておきたいところを、資材ごとに記事にまとめています。
- 果樹の剪定ばさみの選び方。バイパス式で、全長は手に合わせて180mmか200mm — 冬剪定の前に。バイパス式と全長の選び方
みかんの病害虫(123)
みかんでの症状・予防・対処を、重要度の高い順に並べています。
ミカンハモグリガ(エカキムシ)
主要害虫
時期 夏〜秋(6〜10月)出る場所 新葉(夏秋梢)出やすい条件 夏以降に伸びた柔らかい新芽。強剪定や遅い窒素追肥のあと
症状 伸びたばかりの葉に銀色に光る曲がった線が走り、葉が縮れて内側に巻きます。硬くなった春葉には入りません。
予防 夏秋梢を無駄に伸ばさないのが最大の予防です。強い剪定と 7 月以降の窒素追肥を避け、伸びた新芽は数本に絞ります。
対処 被害葉は光合成を続けるので落とさなくてよい。数が多い年は新梢の伸び始めに合わせて防除します。食害痕からかいよう病が入るので、風の当たる場所では特に警戒します。
柑橘の絵描き虫はハエではなく蛾です。ハモグリバエとは出る時期も対策も違います。
ほかに報告のある病害虫(122)
みかんで発生の報告がある病害虫です。病害虫辞典に説明があるものは、名前から症状・予防・対処を開けます。
よくあるトラブル
今年は実がほとんどつかない
前年の成りすぎによる隔年結果です。成り年に摘果して実の数を抑えると、翌年も安定して実がつきます。
葉が黄色くなる
肥料切れか根の傷みです。3月・6月・10月の年3回の施肥を基本に、鉢植えは2〜3年に一度植え替えます。
実の皮に白い虫やすす
カイガラムシとそのすす病です。冬に歯ブラシでこすり落とし、風通しを良くします。
葉が丸まって縮れる
アブラムシかミカンハモグリガです。新芽を守るため、春の発生初期に対処します。
品種一覧(148)
Gadenin の作物マスタに登録されているみかんの品種です。アプリで Plant を登録するときに候補として出てきます。
あ23
か15
さ13
た15
な8
は20
ま10
や5
ら2
わ2
その他35
みかんの動画ランキング
みかんを扱う園芸 YouTube を、再生数の伸びで毎日集計しています。育て方を動画で確かめたいときに。
この作物でよく出る用語
本文に出てくる言葉の意味は、園芸用語集で短く説明しています。
この記事は広告を含みます。