科: ミカン科属: Citrus日当たり: 日なた水やり: 鉢は乾いたらたっぷり。地植えは夏の乾燥時のみ耐寒性: やや弱い(-5℃以下は避ける)
栽培カレンダー
関東地方の目安です。地域と品種で前後します。実際の日付は記録に残しましょう。
9月のみかんは「生育」の時期です。 9月の畑仕事を見る
実際に育てた記録
運営者がみかんを育てた記録です。4 株・8 件の記録。解説には「目安」しか書けませんが、記録には実際の畑での日付と経過が写真つきで残っています。
みかんを詳しく知る
項目ごとに 1 ページで掘り下げています。いま知りたいところから読んでください。
記録しておきたいタイミング
開花日と花の数
5月に白い花が咲きます。多い年は摘果が必要。日付と花の多さを残すと隔年結果の予測ができます。
摘果した日と残した数
7〜8月に葉25〜30枚に1果を目安に摘果します。残した数を残すと、翌年の花の量と比べられます。
収穫日と糖度・味
品種で収穫期が違います。味の記録を残すと、翌年の収穫時期の判断になります。
剪定した日
3月に混んだ枝を間引きます。日付と切った量を残しましょう。
収穫までのコツ
みかんを育てるうえで、うまくいくかどうかを分ける勘所です。暦や病害虫の前に、ここだけ押さえておくと結果が変わります。
9月からは水を控える
温州みかんは秋に土をやや乾かすと酸が抜けて糖度が上がります。9月以降は鉢底から流れるほどの水やりをやめ、葉が軽くしおれる程度で管理します。
実は二度切りで収穫する
軸を長く残すと隣の実の皮を突いて傷をつけ、そこから腐ります。房ごと切ってから軸を果実のきわで切り直すと、貯蔵中の傷みが減ります。
冬は根鉢を包んで守る
温州みかんは地上部より根が寒さに弱く、鉢の土が凍ると春に一気に葉を落とします。鉢を発泡材や麻布で巻いて軒下へ寄せるだけで越冬率が上がります。
秋以降は窒素肥料を控える
窒素が効きすぎたみかんは果皮が厚く粗くなり、酸も抜けません。9月からはカリ分主体の肥料に切り替えると、皮の薄い実に仕上がります。
苗は南向きの壁際に植える
温州みかんは氷点下5度を下回ると枝が枯れ込みます。日中に熱をためる南向きの壁やブロック塀の際なら、放射冷却の夜も数度高く保てます。
みかんの栽培をはじめるのに用意するもの
木は植え直しが利きません。植える日にそろえておきたいのは次の 4 つです。作業ごとに要るものは、各解説のページにまとめています。
- 完熟堆肥・腐葉土探す言葉「完熟堆肥 バーク 40L」
- 規格の目安
- バーク堆肥か腐葉土。40L 前後の袋。
- 数量の目安
- 植え穴 1 つ(直径 60cm × 深さ 50cm)に 20〜30L。
穴を大きく掘って土を入れ替えるのが植え付けの本体です。ここで手を抜くと何年も伸び悩みます。
- 支柱(添え木)探す言葉「園芸支柱 太い 180cm」
- 規格の目安
- 直径 25〜30mm × 長さ 180cm。
根が張るまでの 1〜2 年、風で株元が動くと細い根が切れ続けます。細い支柱では支えきれません。
- 剪定ばさみ探す言葉「剪定ばさみ バイパス 果樹」
- 規格の目安
- 刃渡り 5〜6cm、直径 2cm まで。バイパス式。
木を育てるかぎり毎年使います。切れ味の落ちないものを 1 丁選ぶと、何年も持ちます。
- 有機質肥料(寒肥用)探す言葉「油かす 骨粉 有機質肥料」
- 規格の目安
- 油かすと骨粉の配合。5〜10kg 袋。
- 数量の目安
- 成木 1 本に 1〜2kg を冬のうちに。
木の肥料は年に 1〜2 回で足ります。冬に入れて春に効かせるのが基本です。
- 高枝切りばさみは、木が背を越してからで十分です。
- 鉢で育てるなら 180cm の添え木は要りません。鉢に合う短い支柱で足ります。
みかんの病害虫(122)
症状・予防・対処が分かっているものを、重要度の高い順に並べています。「一般的な内容」と付いているものは、この作物にかぎった記述がまだ無く、病害虫そのものの説明を出しています。
カイガラムシ類
主要害虫一般的な内容
症状 枝や葉に白色・褐色の小さな殻状の虫が点々と付着する。樹勢が落ち、甘露によるすす病で枝葉が黒く汚れる。
予防 込み合った枝を剪定して日当たりと風通しを確保する。冬季に枝を点検し、越冬している個体を早めに落とす。
対処 固着した成虫は歯ブラシなどでこすり落とすのが確実だ。孵化直後の幼虫が動く時期に薬剤を散布すると効果が高い。
枝と果実に固着する
病原・原因(この病名で報告のあるもの): カイガラムシ上科
カミキリムシ類
主要害虫一般的な内容
症状 幹の地際や枝の分岐部に木くず状の フラス が排出される。内部が空洞化して樹勢が衰え、強風で幹が折れることがある。
予防 成虫の産卵期に幹の地際を点検し、防虫ネットや幹巻き資材で保護する。樹勢を保ち、傷口を作らないようにする。
対処 フラス の出る孔に針金を差し込むか、専用の殺虫剤を注入して幼虫を殺す。成虫は見つけ次第捕殺する。
地際に食入し枯死させる
病原・原因(この病名で報告のあるもの): カミキリムシ科
黒点病
主要病気一般的な内容
症状 果実や葉に黒褐色の微小な点が散在し、涙斑状や砂粒状に密集することもある。多発すると果面がざらつき、外観価値が大きく下がる。
予防 枯れ枝が主な伝染源なので、剪定で枯枝を徹底的に取り除いて園外へ処分する。樹冠内の通風と日当たりを確保する。
対処 発生後の果実は治らないため、翌年の枯枝処理を優先する。梅雨期の降雨前に登録のある殺菌剤を散布して感染を防ぐ。
梅雨期の降雨量に比例して多発する
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Aspergillus niger、Diaporthe citri、Diaporthe phaseolorum var. sojae ほか8
すす病
主要病気一般的な内容
症状 葉表や枝、果実の表面に黒いすす状のかびが薄く広がる。組織自体は侵されないが、光合成が妨げられ外観も著しく悪くなる。
予防 原因となる吸汁性害虫を早期に防除するのが最大の予防である。込み合った枝を剪定して風通しと日当たりを確保する。
対処 甘露を出す害虫を駆除すれば新たなすすは止まる。付着したすすは水で洗い流すか被害葉を除去し、必要なら登録のある殺虫剤で害虫を抑える。
カイガラムシの発生に伴って多発
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Aithaloderma clavatisporum、Apiosporium mali、Appendiculella calostroma ほか38
ミカンハモグリガ(エカキムシ)
主要害虫
時期 夏〜秋(6〜10月)出る場所 新葉(夏秋梢)出やすい条件 夏以降に伸びた柔らかい新芽。強剪定や遅い窒素追肥のあと
症状 伸びたばかりの葉に銀色に光る曲がった線が走り、葉が縮れて内側に巻きます。硬くなった春葉には入りません。
予防 夏秋梢を無駄に伸ばさないのが最大の予防です。強い剪定と 7 月以降の窒素追肥を避け、伸びた新芽は数本に絞ります。
対処 被害葉は光合成を続けるので落とさなくてよい。数が多い年は新梢の伸び始めに合わせて防除します。食害痕からかいよう病が入るので、風の当たる場所では特に警戒します。
柑橘の絵描き虫はハエではなく蛾です。ハモグリバエとは出る時期も対策も違います。
コナカイガラムシ類
よくある害虫一般的な内容
症状 葉の付け根や果房、鉢土の際に白い綿状の塊が付く。吸汁で生育が衰え、甘露によってすす病が発生する。
予防 風通しと日当たりを確保し、込み合った葉や枝を整理する。購入株は葉の付け根を確認してから既存の株に近づける。
対処 綿状の塊は歯ブラシや綿棒でこすり落として除去する。多発時は幼虫の発生期に薬剤を隙間へ行き渡るよう散布する。
枝葉に白い塊が付く
病原・原因(この病名で報告のあるもの): コナカイガラムシ科
鉄欠乏
よくある生理障害一般的な内容
症状 新葉から葉脈間が黄白色になり、葉脈だけが緑色に残る。重症になると新葉全体が白化し、生育が止まる。
予防 石灰の入れすぎで pH を上げすぎない。ブルーベリーなど酸性を好む作物ではピートモスなどで用土を酸性に保つ。
対処 土壌の pH を測って適正域へ矯正し、排水を改善する。応急的には鉄のキレート剤を潅注または葉面散布する。
新梢の葉が黄化する
ハマキムシ類
よくある害虫一般的な内容
症状 葉が筒状や二つ折りに綴じられ、開くと中に緑色や褐色の幼虫がいる。新芽や果実の表面もかじられ、生育が乱れる。
予防 新梢が伸びる時期に葉の巻きを点検し、見つけ次第摘み取る。落葉や剪定枝を片付けて越冬場所を減らす。
対処 巻いた葉ごと摘み取って処分するのが最も確実である。多発時は幼虫が葉を綴る前の時期に薬剤を散布する。
新梢の葉が巻かれる
病原・原因(この病名で報告のあるもの): ハマキガ科
カメムシ類
ときどき害虫一般的な内容
症状 果実に小さな刺し跡ができ、そこがへこんだりスポンジ状に変色する。マメ類では莢が実らず、落果や変形果が増える。
予防 圃場周囲の雑草を刈り、寄主となる植物を減らす。果実や莢の肥大期には防虫ネットや袋掛けで直接の飛来を防ぐ。
対処 動きの鈍い早朝にペットボトルへ落として捕殺する。多発時は登録薬剤を莢や果実に散布し、収穫前日数を守る。
果実の吸汁で落果する
病原・原因(この病名で報告のあるもの): カメムシ科
根頭がんしゅ病
ときどき病気一般的な内容
症状 地際や根に不整形のこぶができ、しだいに木質化して大きくなる。養水分の通りが妨げられ、生育が衰えて枯死することもある。
予防 こぶのない健全苗を選び、植え付け時に根を傷めない。土壌の排水を保ち、支柱や除草作業で地際を傷つけないようにする。
対処 小さなこぶは削り取って傷口を保護するが、重症株は抜き取り処分する。跡地は数年同じ樹種を植えず、使った刃物を消毒する。
苗木更新時に注意
病原・原因(この病名で報告のあるもの): 根頭がんしゅ病菌、Rhizobium radiobacter、Rhizobium rhizogenes ほか2
シンクイムシ類
ときどき害虫一般的な内容
症状 果実の表面に小さな食入孔と樹脂状の分泌物や糞が付く。新梢では先端が萎れて枯れ、内部が空洞になる。
予防 果実の肥大初期に袋掛けを行い、産卵と食入を防ぐ。落果や被害果を放置せず拾い集めて処分する。
対処 被害果と被害梢は切り取って処分し、次世代の発生源を断つ。防除する場合は成虫の発生期に合わせて薬剤を散布する。
新梢が萎れる
病原・原因(この病名で報告のあるもの): ナシヒメシンクイ
ミノムシ
ときどき害虫一般的な内容
症状 枝葉に小枝や葉片で覆われた袋状の巣がぶら下がる。葉が不規則に食べられ、多発すると枝先が裸になる。
予防 落葉期に枝を点検し、越冬中の ミノ を摘み取っておく。庭木の込み合った枝を整理して発見しやすくする。
対処 ミノ ごと手で取り除いて処分するのが最も確実である。多発する庭木では若齢幼虫が分散する初夏に薬剤を散布する。
葉が食害される
病原・原因(この病名で報告のあるもの): ミノガ科
うどんこ病
病気一般的な内容
症状 はじめ葉表に白い斑点が点在し、やがて葉全体が白い粉状に覆われる。進行すると葉が黄化・褐変して枯れ上がり、光合成が落ちて生育と収量が低下する。
予防 日当たりと風通しを確保し、混み合った下葉やわき芽を早めに整理する。窒素過多の軟弱徒長を避け、抵抗性品種を選ぶと発生を抑えやすい。
対処 初発の葉は見つけ次第切除して株外へ持ち出す。まん延前に登録のある殺菌剤を葉裏まで丁寧に散布し、同一系統の連用を避ける。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Blumeria graminis f. sp. hordei、Blumeria graminis f. sp. secalis、Blumeria graminis f. sp. tritici ほか59
疫病
病気一般的な内容
症状 葉に暗緑色の水浸状病斑ができ、急速に拡大して褐色に枯れる。葉裏や病斑周縁に白いかびを生じ、茎や果実にも黒褐色の病斑が広がる。
予防 健全な種いも・苗を使い、排水と通風を確保する。雨よけ栽培や敷きわらで泥はねを防ぎ、ナス科の連作を避ける。
対処 発病株は速やかに抜き取り、圃場外で処分する。降雨前に登録のある殺菌剤を予防散布するのが基本で、発生後の回復は難しい。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Phytophthora asparagi、Phytophthora cactorum、Phytophthora cambivora ほか26
かいよう病
病気一般的な内容
症状 葉縁が枯れ上がり、茎を裂くと導管が褐変している。果実や枝にかさぶた状・鳥目状の病斑ができる。
予防 消毒済みの種子と健全苗を使う。整枝・芽かきのハサミは株ごとに消毒し、なるべく手で乾いた日に行う。
対処 治療できないため発病株は早期に抜き取り処分する。使用した資材と支柱を消毒し、同じ場所でのトマト連作をやめる。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): トマトかいよう病菌、Curtobacterium flaccumfaciens、Curtobacterium flaccumfaciens pv. oortii ほか10
菌核病
病気一般的な内容
症状 地際や茎、結球部が水浸状に軟腐し、白い綿毛状の菌糸で覆われる。やがて内部や表面に黒い菌核が形成され、株は萎れて枯死する。
予防 排水を良くし、密植と過湿を避ける。菌核は土中で数年生存するため、被害株は菌核ごと取り除き、イネ科との輪作や深耕を行う。
対処 発病株は周囲の土ごと除去して処分する。発生しやすい時期には登録のある殺菌剤を株元中心に散布する。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Sclerotinia bulborum、Sclerotinia intermedia、Sclerotinia rubi ほか5
黒腐病
病気一般的な内容
症状 葉の縁からV字形の黄変が進み、葉脈が黒く網目状に浮き出る。進行すると株全体が萎れて枯れる。
予防 健全種子・健全苗を使い、連作を避ける。雨天時の作業や整枝を控え、株間を空けて葉を乾きやすくする。
対処 発病葉と発病株は早めに取り除き、圃場外で処分する。残渣は必ず片づけ、翌作はアブラナ科以外を作付けする。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Alternaria alternata、Alternaria citri、Botryosphaeria obtusa ほか10
黒星病
病気一般的な内容
症状 バラでは葉に黒褐色の放射状の病斑ができ、周囲が黄化して落葉する。ナシでは葉や果実、幼果のがく部に黒いすす状の病斑が現れ、果実が変形する。
予防 泥はねと雨滴の跳ね返りを防ぎ、落葉や被害果を必ず片付ける。込み合った枝は剪定して株内の風通しをよくする。
対処 発病した葉・果実は摘み取り、地面の落葉も回収して処分する。感染期にあたる春の降雨前後に登録のある殺菌剤を散布する。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Alternaria bataticola、Cercospora corchori、Cladosporium carpophilum ほか10
白絹病
病気一般的な内容
症状 地際の茎が水浸状に腐り、白い絹糸のような菌糸が株元と周囲の土表に広がる。やがて菜種粒大の褐色の菌核ができ、株は急速に萎凋枯死する。
予防 排水を良くし、未熟な有機物を地際に置かない。被害株は菌核ごと除去し、高温期の深いマルチや敷きわらの過湿に注意する。
対処 発病株と周囲の土をまとめて除去して処分する。多発ほ場では太陽熱消毒や輪作を行い、必要なら登録のある薬剤を株元処理する。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Sclerotium rolfsii
炭疽病
病気一般的な内容
症状 葉や果実に淡褐色〜黒褐色の円形病斑ができ、中央がややくぼんで輪郭がはっきりする。湿ると病斑上に鮭肉色の粘質な胞子塊がにじみ出る。
予防 雨よけと敷きわらで泥はねを防ぎ、風通しをよくする。被害残さは土中にすき込まず処分し、無病苗を用いる。
対処 病斑のある葉・果実は早めに摘み取って処分する。梅雨期は登録のある殺菌剤を降雨の前後に散布して感染を抑える。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Colletotrichum Colletotrichum gloeosporioides、Colletotrichum acutatum、Colletotrichum aenigma ほか66
苗立枯病
病気一般的な内容
症状 地際部がくびれて水浸状〜褐色に細くなり、苗がぱたりと倒伏する。発芽前に侵されると出芽自体がそろわず、欠株となる。
予防 清潔な新しい培土と消毒済みの容器を使い、播種後の過湿と厚まきを避ける。換気して苗を締めて育てることが最大の予防である。
対処 発病苗と周囲の培土は速やかに取り除く。灌水を控えて表面を乾かし、必要に応じて登録のある薬剤で灌注処理を行う。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Achlya klebsiana、Cylindrocladium canadense、Fusarium avenaceum ほか41
ネグサレセンチュウ
害虫一般的な内容
症状 根の表面に黒褐色の細長い壊死斑ができ、細根が腐って減る。地上部は生育が揃わず、株が小さいまま葉色が薄くなる。
予防 被害の出た区画では同科の連作を避け、緑肥やイネ科作物を輪作に組み込む。清潔な用土と健全な苗を使う。
対処 被害根は残さず抜き取って処分し、土壌の太陽熱消毒を行う。密度が高い圃場では栽培する作物自体を切り替える。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): ネグサレセンチュウ属、ミナミネグサレセンチュウ、スズランネグサレセンチュウ ほか8
灰色かび病
病気一般的な内容
症状 花や果実、葉に水浸状の褐色病斑ができ、表面に灰色のふわふわしたかびを密生する。果実は軟腐して落果し、収穫後も貯蔵中に腐敗が進む。
予防 咲き終わった花弁や枯れ葉をこまめに取り除き、湿気のこもらない株間を保つ。雨よけと換気で結露を減らすと効果が高い。
対処 発病部位は胞子を飛ばさないよう静かに袋へ入れて処分する。多湿期には登録のある殺菌剤を予防散布し、耐性菌回避のため系統を替える。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Botryotinia fuckeliana、Botrytis cinerea、Botrytis galanthina ほか2
斑点細菌病
病気一般的な内容
症状 葉に水浸状の小斑ができ、のちに褐色になって周囲が黄化する。果実にも水浸状やかさぶた状の斑点ができ、そこから腐敗が進む。
予防 健全種子・健全苗を用い、同じ科の連作を避ける。雨よけとマルチで泥はねを防ぎ、風通しをよくして結露を減らす。
対処 発病葉・発病果は早めに除去して圃場外へ持ち出し、周囲株に銅剤を予防散布する。作業は葉が乾いた時間帯に行い、雨中や露のある朝の管理を避ける。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Acidovorax valerianellae、Burkholderia andropogonis、Herbaspirillum sp. ほか23
記録されている病名(98)
農研機構の日本植物病名データベースに、この作物で報告のある病名です。症状の記述はこれからです。
よくあるトラブル
今年は実がほとんどつかない
前年の成りすぎによる隔年結果です。成り年に摘果して実の数を抑えると、翌年も安定して実がつきます。
葉が黄色くなる
肥料切れか根の傷みです。3月・6月・10月の年3回の施肥を基本に、鉢植えは2〜3年に一度植え替えます。
実の皮に白い虫やすす
カイガラムシとそのすす病です。冬に歯ブラシでこすり落とし、風通しを良くします。
葉が丸まって縮れる
アブラムシかミカンハモグリガです。新芽を守るため、春の発生初期に対処します。
品種一覧(148)
Gadenin の作物マスタに登録されているみかんの品種です。アプリで Plant を登録するときに候補として出てきます。
あ23
か15
さ13
た15
な8
は20
ま10
や5
ら2
わ2
その他35
みかんの動画ランキング
みかんを扱う園芸 YouTube を、再生数の伸びで毎日集計しています。育て方を動画で確かめたいときに。
この作物でよく出る用語
本文に出てくる言葉の意味は、園芸用語集で短く説明しています。
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