まず確認すること
なしの実が割れる・腐る・変形するとき、まず確認することは?
- 腐りが実の先端 (花落ち部) からか、傷からか
- 割れる前に急な大雨や水やりのムラがなかったか
- 花が咲いた時期の気温と受粉の状態
まず疑う 3 件
なしに記録のある病害虫から、なしか同じ仲間の作物で症状が合うものを先に並べています。症状だけで原因は確定できないため、見分け方と対処をリンク先で確かめてください。
黒星病
ナシでは葉や果実、幼果のがく部に黒いすす状の病斑が現れ、果実が変形する。
病害虫の一般的な症状です。
黒星病の見分け方と対処を見る輪紋病
枝幹の表面がいぼ状に隆起して粗くなり、そこが伝染源となる。果実には褐色の円形病斑ができ、同心円状の輪紋を描きながら軟らかく腐敗する。
病害虫の一般的な症状です。
輪紋病の見分け方と対処を見る灰色かび病
実の一部が茶色く軟らかくなり、灰色のカビに覆われます。収穫直前の実がやられるのが痛手です。
同じバラ科のイチゴでの症状です。
灰色かび病の見分け方と対処を見るそのほかの原因
- 炭疽病 — 葉や果実に淡褐色〜黒褐色の円形病斑ができ、中央がややくぼんで輪郭がはっきりする。湿ると病斑上に鮭肉色の粘質な胞子塊がにじみ出る。
- 灰星病 — 花が茶色く枯れて枝に残り、果実は褐色に腐って灰色の胞子の塊に覆われます。腐った実がミイラ状になって枝に残ります。
- 疫病 — 葉に暗緑色の水浸状病斑ができ、急速に拡大して褐色に枯れる。葉裏や病斑周縁に白いかびを生じ、茎や果実にも黒褐色の病斑が広がる。
- 白絹病 — 地際の茎が水浸状に腐り、白い絹糸のような菌糸が株元と周囲の土表に広がる。やがて菜種粒大の褐色の菌核ができ、株は急速に萎凋枯死する。