科: バラ科属: ナシ属日当たり: 日なた水やり: 地植えは夏の乾燥時のみ耐寒性: 強い
栽培カレンダー
関東地方の目安です。地域と品種で前後します。実際の日付は記録に残しましょう。
なしを詳しく知る
項目ごとに 1 ページで掘り下げています。いま知りたいところから読んでください。
記録しておきたいタイミング
開花日と受粉作業
4月に開花。別品種の花粉をつけた日と品種を残しましょう。
摘果と袋かけの日
5月に1か所1果に摘果し、袋をかけます。日付を残しましょう。
収穫日
品種で時期が違います。日付と味を残しましょう。
剪定日
冬に剪定します。日付を残しましょう。
収穫までのコツ
なしを育てるうえで、うまくいくかどうかを分ける勘所です。暦や病害虫の前に、ここだけ押さえておくと結果が変わります。
枝は水平に近く誘引する
なしは立った枝には花芽がつかず、寝かせた枝によく実ります。紐や重りで30度以下まで引き下げると、短い果枝が並んで数年穫り続けられます。
予備枝を毎年1本用意する
なしの短果枝は3〜4年で衰えて実が小さくなります。結果枝の付け根に短く切り返した枝を毎年残しておくと、古い枝と入れ替えながら収量を保てます。
棚は肩の高さに組む
家庭のなしは棚を1.8m前後に作ると、人工授粉も袋かけも脚立なしでできます。作業が届く高さにあるかどうかで、その年の手入れの量が変わります。
肥料は年3回に分けて施す
なしは実が大きく養分の消耗が激しい果樹です。12月の元肥、6月の実肥、収穫後の礼肥に分けると、一度に効かせるより実の肥大がそろいます。
軸が外れる手応えで採る
なしは追熟しません。実を持ち上げて横へ傾けたとき軸がすっと外れ、地色が黄緑から黄色に変われば、樹上で甘みが乗りきった合図です。
なしの栽培をはじめるのに用意するもの
木は植え直しが利きません。植える日にそろえておきたいのは次の 4 つです。作業ごとに要るものは、各解説のページにまとめています。
- 完熟堆肥・腐葉土探す言葉「完熟堆肥 バーク 40L」
- 規格の目安
- バーク堆肥か腐葉土。40L 前後の袋。
- 数量の目安
- 植え穴 1 つ(直径 60cm × 深さ 50cm)に 20〜30L。
穴を大きく掘って土を入れ替えるのが植え付けの本体です。ここで手を抜くと何年も伸び悩みます。
- 支柱(添え木)探す言葉「園芸支柱 太い 180cm」
- 規格の目安
- 直径 25〜30mm × 長さ 180cm。
根が張るまでの 1〜2 年、風で株元が動くと細い根が切れ続けます。細い支柱では支えきれません。
- 剪定ばさみ探す言葉「剪定ばさみ バイパス 果樹」
- 規格の目安
- 刃渡り 5〜6cm、直径 2cm まで。バイパス式。
木を育てるかぎり毎年使います。切れ味の落ちないものを 1 丁選ぶと、何年も持ちます。
- 有機質肥料(寒肥用)探す言葉「油かす 骨粉 有機質肥料」
- 規格の目安
- 油かすと骨粉の配合。5〜10kg 袋。
- 数量の目安
- 成木 1 本に 1〜2kg を冬のうちに。
木の肥料は年に 1〜2 回で足ります。冬に入れて春に効かせるのが基本です。
- 高枝切りばさみは、木が背を越してからで十分です。
- 鉢で育てるなら 180cm の添え木は要りません。鉢に合う短い支柱で足ります。
なしの道具と資材の選び方
買う前に比べておきたいところを、資材ごとに記事にまとめています。
- 果樹の剪定ばさみの選び方。バイパス式で、全長は手に合わせて180mmか200mm — 冬剪定の前に。バイパス式と全長の選び方
なしの病害虫(75)
報告のある病害虫(75)
なしで発生の報告がある病害虫です。病害虫辞典に説明があるものは、名前から症状・予防・対処を開けます。
よくあるトラブル
実がつかない
受粉樹がありません。相性の良い別品種の花粉で人工授粉します。
葉に黒い斑点
黒星病です。落ち葉を片付け、発病葉を取ります。
葉に赤い斑点
赤星病です。近くのビャクシン類から移ります。発病葉を取り、ビャクシンを遠ざけます。
実に虫が入る
シンクイムシです。摘果後すぐ袋をかけます。
品種一覧(38)
Gadenin の作物マスタに登録されているなしの品種です。アプリで Plant を登録するときに候補として出てきます。
あ6
か2
さ6
た1
な2
は2
ら1
その他18
なしの動画ランキング
なしを扱う園芸 YouTube を、再生数の伸びで毎日集計しています。育て方を動画で確かめたいときに。
この作物でよく出る用語
本文に出てくる言葉の意味は、園芸用語集で短く説明しています。
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