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なしの斑点・病斑が出る原因と対処

なしで、葉や実に丸い斑点、輪のような模様、水がしみたような斑、モザイク状の濃淡。斑点の色・形・広がり方は病名を特定する最大の手がかりです。

まず確認すること

なしの斑点・病斑が出るとき、まず確認することは?

  • 斑点の色 (黒・褐色・黄色・白) と、周りに黄色い縁取りがあるか
  • 輪紋 (同心円) やモザイク模様になっていないか
  • 斑点が葉だけか、茎や実にも出ているか

まず疑う 3 件

なしに記録のある病害虫から、なしか同じ仲間の作物で症状が合うものを先に並べています。症状だけで原因は確定できないため、見分け方と対処をリンク先で確かめてください。

黒星病

ナシでは葉や果実、幼果のがく部に黒いすす状の病斑が現れ、果実が変形する。

病害虫の一般的な症状です。

黒星病の見分け方と対処を見る

輪紋病

枝幹の表面がいぼ状に隆起して粗くなり、そこが伝染源となる。果実には褐色の円形病斑ができ、同心円状の輪紋を描きながら軟らかく腐敗する。

病害虫の一般的な症状です。

輪紋病の見分け方と対処を見る

赤星病

葉表に橙赤色の円形病斑ができ、中央に黒い小粒点を生じる。病斑の裏側は毛状に盛り上がり、多発すると落葉して樹勢が落ちる。

病害虫の一般的な症状です。

赤星病の見分け方と対処を見る

そのほかの原因

  • うどんこ病 — はじめ葉表に白い斑点が点在し、やがて葉全体が白い粉状に覆われる。進行すると葉が黄化・褐変して枯れ上がり、光合成が落ちて生育と収量が低下する。
  • 灰色かび病 — 花や果実、葉に水浸状の褐色病斑ができ、表面に灰色のふわふわしたかびを密生する。果実は軟腐して落果し、収穫後も貯蔵中に腐敗が進む。
  • 炭疽病 — ランナーや葉柄に黒い紡錘形の病斑ができ、株全体が急にしおれて枯れます。苗づくりの時期に多い病気です。
  • 灰星病 — 花が褐変して枯れ、果実には褐色の円形病斑ができて急速に拡大する。病斑上に灰白色の粉状のかびが同心円状に密生し、果実は最終的に乾いて硬くなる。
  • 疫病 — 葉に暗緑色の水浸状病斑ができ、急速に拡大して褐色に枯れる。葉裏や病斑周縁に白いかびを生じ、茎や果実にも黒褐色の病斑が広がる。
  • 褐斑病 — 葉に淡褐色〜灰褐色の小斑点ができ、拡大して不整形の病斑となる。病斑が融合すると葉全体が枯れ、株の勢いが急落する。

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