日当たり: 日なた〜半日陰水やり: 鉢は乾いたらたっぷり。地植えは夏の乾燥時のみ耐寒性: やや弱い(-5℃以下は避ける)
栽培カレンダー
関東地方の目安です。地域と品種で前後します。実際の日付は記録に残しましょう。
9月のシマトネリコは「生育期」の時期です。 9月の畑仕事を見る
シマトネリコを詳しく知る
項目ごとに 1 ページで掘り下げています。いま知りたいところから読んでください。
記録しておきたいタイミング
植え付け日
植えた日と樹高を残すと、伸びの速さが分かります。年に 1m 伸びることもあります。
剪定した日
切った日と切った高さを残します。年 2 回の剪定サイクルを作るのに使えます。
寒害を受けた日
落葉や枝枯れが出た冬を記録すると、防寒の必要性が判断できます。
上手に育てるコツ
シマトネリコを育てるうえで、うまくいくかどうかを分ける勘所です。暦や病害虫の前に、ここだけ押さえておくと結果が変わります。
植える前に成長後を想像する
10m 級になる木を建物のすぐ脇に植えると数年で持て余します。壁から 2m 以上離し、上に電線がない場所を選びます。
年2回、高さを決めて切る
5〜6 月と 9 月に、決めた高さで切り戻します。萌芽力が強いので、切るほど枝葉が密になります。
内側の枝を抜いて風を通す
葉が密になるとカイガラムシとすす病が出ます。混み合った枝を根元から抜くと病害虫が激減します。
鉢植えなら根を切って抑える
2 年に一度、根鉢の外側を削って同じ鉢に戻すと、大きさを保てます。地植えより管理しやすい木です。
寒冷地では鉢で軒下に置く
地植えでは寒害を受けて枝が枯れます。鉢で育てて冬は軒下や室内の明るい場所へ移すと、翌春も同じ樹形で使えます。
シマトネリコの栽培をはじめるのに用意するもの
木は植え直しが利きません。植える日にそろえておきたいのは次の 4 つです。作業ごとに要るものは、各解説のページにまとめています。
- 完熟堆肥・腐葉土探す言葉「完熟堆肥 バーク 40L」
- 規格の目安
- バーク堆肥か腐葉土。40L 前後の袋。
- 数量の目安
- 植え穴 1 つ(直径 60cm × 深さ 50cm)に 20〜30L。
穴を大きく掘って土を入れ替えるのが植え付けの本体です。ここで手を抜くと何年も伸び悩みます。
- 支柱(添え木)探す言葉「園芸支柱 太い 180cm」
- 規格の目安
- 直径 25〜30mm × 長さ 180cm。
根が張るまでの 1〜2 年、風で株元が動くと細い根が切れ続けます。細い支柱では支えきれません。
- 剪定ばさみ探す言葉「剪定ばさみ バイパス 果樹」
- 規格の目安
- 刃渡り 5〜6cm、直径 2cm まで。バイパス式。
木を育てるかぎり毎年使います。切れ味の落ちないものを 1 丁選ぶと、何年も持ちます。
- 有機質肥料(寒肥用)探す言葉「油かす 骨粉 有機質肥料」
- 規格の目安
- 油かすと骨粉の配合。5〜10kg 袋。
- 数量の目安
- 成木 1 本に 1〜2kg を冬のうちに。
木の肥料は年に 1〜2 回で足ります。冬に入れて春に効かせるのが基本です。
- 高枝切りばさみは、木が背を越してからで十分です。
- 鉢で育てるなら 180cm の添え木は要りません。鉢に合う短い支柱で足ります。
シマトネリコの病害虫(3)
症状・予防・対処が分かっているものを、重要度の高い順に並べています。「一般的な内容」と付いているものは、この作物にかぎった記述がまだ無く、病害虫そのものの説明を出しています。
カイガラムシ類
主要害虫
時期 初夏(5〜7月)出る場所 枝・葉柄出やすい条件 枝が込んで風が通らないとき
症状 枝に白い粒や褐色の殻が付き、樹液を吸われて枝が弱ります。排泄物ですす病を招きます。
予防 混み枝を抜いて風を通すのが最も効きます。密植を避けます。
対処 歯ブラシでこすり落とし、込んだ枝を剪定します。数が多ければ休眠期に薬剤を使います。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): カイガラムシ上科
すす病
主要病気
時期 初夏〜秋(6〜10月)出る場所 葉・枝出やすい条件 カイガラムシやアブラムシの発生後
症状 葉の表面が黒いすすで覆われ、見た目が悪くなります。光合成も落ちます。
予防 原因となる害虫を減らすこと。すす自体を防ぐ薬はありません。
対処 害虫を防除すれば新しい葉はきれいになります。ひどい葉は落とします。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Aithaloderma clavatisporum、Apiosporium mali、Appendiculella calostroma ほか38
ハダニ類
よくある害虫
時期 夏(7〜8月)出る場所 葉裏出やすい条件 高温乾燥。雨の当たらない場所
症状 葉が白っぽくかすれ、樹全体がくすみます。
予防 夏に樹全体へ水をかけると数が減ります。
対処 葉裏へ強めに散水します。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): ハダニ科
よくあるトラブル
大きくなりすぎた
成長が非常に速い木です。年 2 回、樹高を決めて切り戻す前提で植えます。強剪定にも耐えるので、思い切って切って問題ありません。
冬に葉が落ちる
本来は常緑ですが、-5℃を下回ると落葉します。関東以西の平地なら春に芽吹くので枯れたと判断しないこと。
葉がべたつき黒くなる
カイガラムシの排泄物にすす病が付いています。枝が込んでいるサインなので、剪定で風を通します。
品種一覧(0)
Gadenin の作物マスタに登録されているシマトネリコの品種です。アプリで Plant を登録するときに候補として出てきます。
シマトネリコの動画ランキング
シマトネリコを扱う園芸 YouTube を、再生数の伸びで毎日集計しています。育て方を動画で確かめたいときに。
この作物でよく出る用語
本文に出てくる言葉の意味は、園芸用語集で短く説明しています。
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