基本情報
- 系統・区分
- ネギ類・多年草/薬味
- 育てやすさ
- ★★★★★(5 段階で 5)
球根または株分けで栄養繁殖。細い葉を薬味に利用。寒さに強く、夏は休眠することがある。
概要説明
アサツキは、ネギの仲間の中でも最も葉が細く、ワケギやネギより浅い緑色をしていることが名前の由来とされる多年草で、日本の山野に自生する野生種を畑で育てたものです。品種名ではなく種名として流通し、葉は直径 2〜3 ミリ、長さ 20〜30 センチの筒状で、辛みが強く香りが立つため薬味に向きます。地際に直径 1 センチほどの小さな鱗茎(球根)を作り、株分けか球根の植え付けで増やします。生育サイクルが独特で、秋に芽を出して冬から春に葉を伸ばし、5〜6 月に淡い紅紫色の花を咲かせたあと、夏は葉を枯らして休眠します。収穫は葉が伸びる早春から春が中心で、地際 3 センチを残して刈ると再び伸びます。寒さには非常に強く、寒冷地でも露地で越冬します。プランターでもよく育ち、球根を 8〜9 月に 5 センチ間隔で植えれば手間がかかりません。注意点は、夏の休眠中に水をやりすぎて球根を腐らせないこと、数年植えっぱなしにすると株が混んで細くなるので、休眠期に掘り上げて植え直すことです。
アサツキの特徴
- ネギ類で最も葉が細く辛みと香りが強い
- 地際に直径 1 センチほどの小さな球根を作る
- 秋に芽を出し春に葉を伸ばして夏は休眠する
- 地際を残して刈ると再び伸びる
- 寒さに非常に強く寒冷地でも露地で越冬
- 数年ごとに休眠期に掘り上げて植え直す
向いている使い方
- 刻んで薬味に
- 酢味噌和えやぬた
- プランターでの薬味栽培
- 淡紅紫の花を観賞
アサツキの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはアサツキの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- アサツキの種球の植え付け — アサツキは秋に小さな球根を植えます。浅植えと株間さえ守れば、翌春から毎年出てくる手のかからない作物です。
- アサツキの水やりと追肥 — アサツキは初夏に地上部が枯れて眠ります。それを枯死と勘違いして水や肥料を与えると、球を傷めます。
- アサツキの刈り取りと保存 — アサツキは根元を残して刈ると再び伸びます。抜くか刈るかで、その後の収穫の続き方が変わります。
- アサツキの株分けで増やす — アサツキは分球でよく増えます。三年に一度掘り上げて分けると、細くなった葉がまた太く戻ります。
- アサツキの月別の作業 — アサツキは秋植え、春収穫、夏休眠という三つの季節で動きます。月ごとに何をするかを一覧で押さえます。
- アサツキの病害虫と障害 — アサツキはねぎの仲間に出る病害虫が付きます。葉の症状で見分け、混みすぎと湿りを断つのが基本です。
この品種を記録すると
アプリで作物に「アサツキ」、品種に「アサツキ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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