基本情報
- 系統・区分
- ネギ類・地域系
- 育てやすさ
- ★★★★★(5 段階で 5)
球根または株分け。山形などで利用される地域系。早春の若芽を食べる。
概要説明
山形あさつきは、山形市の東部で古くから栽培されてきた地方品種で、山形市の伝統野菜のひとつとして早春の若芽を丸ごと食べる独特の利用法が受け継がれています。一般のアサツキが葉を薬味にするのに対し、山形では雪解けのころに地面から 10 センチほど顔を出した若い芽を球根ごと収穫し、さっとゆでて酢味噌和えにするのが定番で、球根のシャキシャキ感と葉の甘み、ほのかな辛みを一度に味わえます。草姿は一般のアサツキと同じく細い筒状の葉で、球根はやや大きめに育ちます。栽培は秋に球根を植え、冬の寒さに当ててから早春に収穫する作型で、雪の下で甘みが増します。寒さに非常に強く、豪雪地でも露地で問題なく越冬します。夏は休眠するので水を控え、株が混んだら休眠期に掘り上げて分けます。家庭ではプランターでも育ち、若芽どりを楽しめます。種球の入手は産地周辺に限られ、地域限定の在来種として扱います。
山形あさつきの特徴
- 山形市の伝統野菜で早春の若芽を球根ごと食べる
- 球根のシャキシャキ感と葉の甘みを一度に味わえる
- 一般のアサツキより球根がやや大きめ
- 雪の下で寒さに当てると甘みが増す
- 豪雪地でも露地で越冬する
- 種球の入手が産地周辺に限られる
向いている使い方
- 若芽をゆでて酢味噌和え
- 薬味や汁の実
- 伝統野菜の保存栽培
アサツキの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはアサツキの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- アサツキの種球の植え付け — アサツキは秋に小さな球根を植えます。浅植えと株間さえ守れば、翌春から毎年出てくる手のかからない作物です。
- アサツキの水やりと追肥 — アサツキは初夏に地上部が枯れて眠ります。それを枯死と勘違いして水や肥料を与えると、球を傷めます。
- アサツキの刈り取りと保存 — アサツキは根元を残して刈ると再び伸びます。抜くか刈るかで、その後の収穫の続き方が変わります。
- アサツキの株分けで増やす — アサツキは分球でよく増えます。三年に一度掘り上げて分けると、細くなった葉がまた太く戻ります。
- アサツキの月別の作業 — アサツキは秋植え、春収穫、夏休眠という三つの季節で動きます。月ごとに何をするかを一覧で押さえます。
- アサツキの病害虫と障害 — アサツキはねぎの仲間に出る病害虫が付きます。葉の症状で見分け、混みすぎと湿りを断つのが基本です。
「山形あさつき」の種を買う
3 つのお店で探す「アサツキ 山形あさつき 種」
この品種を記録すると
アプリで作物に「アサツキ」、品種に「山形あさつき」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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