基本情報
- 系統・区分
- 柑橘・香酸/香り果樹
- 熟期
- 11〜1 月
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
常緑果樹。暖地・鉢植え向きが多く、寒さと過湿に注意。果汁・香り・観賞用途で栽培。
概要説明
ベルガモットは、紅茶のアールグレイの香りづけに使われる精油で知られる香酸柑橘で、イタリア南部のカラブリア州が世界の生産量の大半を占めます。品種名ではなく種名で、ダイダイとレモンの近縁種の雑種に由来すると考えられています。果実は 100〜200 グラムの洋梨形から丸形で、熟すと黄色になり、果皮に独特の華やかな香りがあります。果汁は酸味と苦みが強く生食には向きませんが、皮をマーマレードやお菓子の香りづけ、果汁をドレッシングに使えます。常緑の小高木で、白い花は春に咲いて柑橘の中でも香りが強く、庭木としての価値も高い樹です。耐寒性はレモンと同程度で、氷点下 3 度を下回ると葉や枝が傷むため、関東以西の暖地なら露地、それ以外は鉢植えで冬は軒下か室内に取り込みます。日当たりと水はけのよい土を好み、過湿は根腐れの原因になります。トゲは少なめで扱いやすく、鉢植えでも 2〜3 年で実をつけ始めます。
ベルガモットの特徴
- アールグレイの香りづけに使われる精油で知られる種名
- イタリアのカラブリア州が世界の生産量の大半を占める
- 果実は 100〜200 グラムで熟すと黄色、果皮に華やかな香り
- 果汁は酸味と苦みが強く生食には向かない
- 春の白い花は柑橘の中でも香りが強い
- 氷点下 3 度以下で葉や枝が傷む
向いている使い方
- 果皮をマーマレードやお菓子の香りづけに
- 果汁をドレッシングやジュースに
- 香りのよい花と実を楽しむ鉢植えで育てる
ベルガモットの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはベルガモットの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ベルガモットの植え付け — 紅茶の香り付けで知られる柑橘です。寒さに弱いので、鉢植えを基本に苗選びと用土を決めます。
- ベルガモットの剪定と仕立て — 柑橘は切りすぎると実がつきません。春の芽吹き前に混んだ枝を抜くだけの軽い剪定でそろえます。
- ベルガモットの水やりと追肥 — 柑橘は肥料を好み、鉢では乾きやすい木です。季節ごとの水やりと年三回の肥料で葉の色を保ちます。
- ベルガモットの月別の作業 — 五月の開花と冬の取り込みを軸に、月ごとの作業を一覧にします。寒さ対策の時期が最も大切です。
- ベルガモットの病害虫と障害 — 葉を食べる幼虫と枝に付く虫が主な相手です。寒さによる傷みは病気と間違えやすいので分けて考えます。
- ベルガモットの収穫と使い方 — 実は酸味が強く生食には向きません。皮の香りを生かす使い方と、収穫の時期の見分け方をまとめます。
この品種を記録すると
アプリで作物に「ベルガモット」、品種に「ベルガモット」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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