基本情報
- 系統・区分
- 芝生ハーブ・花なし/香り葉
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
苗流通中心。花が少ないローマン系。香りのグランドカバー向き。
概要説明
ノンフラワーカモミールは、花をほとんど咲かせないローマンカモミールの品種で、海外では「トレネーグ」の名で知られます。花が咲かないため刈り込みの手間が少なく、葉のリンゴに似た香りを楽しむ「カモミールの芝生」専用に選抜されたタイプです。草丈は 5〜10 センチと非常に低く、密に匍匐して緑のマットを作り、踏むと香りが立ちます。イギリスでは小道や座るための芝生に使われてきました。種子ができないので苗で流通し、株分けや挿し芽で増やします。日当たりと水はけのよい場所を好み、耐寒性は強く常緑で越冬します。日本の夏の高温多湿は苦手で、蒸れると部分的に枯れ込むため、植え付けは春か秋に行い、梅雨前に混んだ部分を透かします。成長は中程度で、面積を覆うには 15〜20 センチ間隔で苗を植えます。踏圧には多少耐えますが、頻繁に歩く場所では傷むので、飛び石の間や縁取りに使うのが現実的です。
ノンフラワーカモミールの特徴
- 花をほとんど咲かせないローマンカモミールの品種
- 草丈 5〜10 センチで密なマット状に広がる
- 踏むと葉からリンゴに似た香りが立つ
- 種子ができず苗で流通、株分けで増やす
- 夏の蒸れで部分的に枯れ込みやすい
向いている使い方
- 香りの芝生やグランドカバー
- 飛び石の間や小道の縁取り
- 鉢植えで香りを楽しむ
カモミールの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはカモミールの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- カモミールの種まき — カモミールは秋にまいて冬を越すと春に大株になり、花が長く咲きます。ジャーマン種とローマン種の違い、光を好む種のまき方、間引きまでを説明します。
- カモミールの水やりと追肥 — カモミールは肥料が多いと葉ばかり茂って花が減ります。水やりの目安、少なめの追肥、倒れやすい株の支え方、冬越しの管理をまとめます。
- カモミールの花の収穫と乾燥 — カモミールの花はお茶にすると甘いりんごの香りがします。摘み頃の見分け方、香りを逃さない乾燥の手順、保存の仕方をまとめます。
- カモミールの月別の作業 — 関東平野部の露地を基準に、カモミールの秋まきから翌年の収穫・採種までの作業を月ごとにまとめます。ローマン種の多年草管理も補足します。
- カモミールの病害虫と障害 — カモミールで毎年出るのは春のアブラムシと梅雨前後の蒸れによる立ち枯れです。症状から原因を見分ける方法と、お茶にする花に薬剤を使わずに済ませる対処をまとめます。
- カモミールの増やし方 — ジャーマン種は種とこぼれ種で、ローマン種は株分けと挿し芽で増やせます。それぞれの方法と時期、こぼれ種を活かす管理のコツをまとめます。
「ノンフラワーカモミール」の種を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「カモミール」、品種に「ノンフラワーカモミール」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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