基本情報
- 系統・区分
- 香りハーブ・野生系
- 熟期
- 4〜6 月開花
- 種類
- 固定種
- 育てやすさ
- ★★★★★(5 段階で 5)
種子または苗。野生系流通名。真正性は要確認。
概要説明
ワイルドカモミールは、野生種に近いカモミールという意味で使われる流通名で、独立した登録品種ではありません。多くの場合はジャーマンカモミールの原種に近いタイプ、または野生化した個体から採種したものを指し、香りや草姿は一般のジャーマン種とほぼ変わりません。草丈 30〜60 センチの一年草で、糸状の細かい葉と、春から初夏に咲く中心が中空の白い小花が特徴です。ただし「ワイルド」の名は、道端に生えるイヌカミツレ (香りが弱く食用にしない近縁種) や、ヨーロッパ原産の別種に使われることもあるため、購入時はジャーマン種 (マトリカリア・カモミラ) と明記されているかを確認します。育て方はジャーマン種と同じで、秋か春に日当たりのよい場所へ土をかけずにばらまき、間引きながら育てます。丈夫でこぼれ種でよく増える反面、アブラムシと夏の高温多湿に注意します。
ワイルドカモミールの特徴
- 野生種に近いという意味の流通名で品種名ではない
- 多くはジャーマンカモミールの原種に近いタイプ
- 近縁の香りが弱い種と混同されやすく確認が要る
- 草丈 30〜60 センチの一年草で春に白い小花
- 育て方はジャーマン種と同じで丈夫
向いている使い方
- 花をハーブティーに
- ナチュラルガーデンの素材
- こぼれ種で毎年楽しむ
カモミールの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはカモミールの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- カモミールの種まき — カモミールは秋にまいて冬を越すと春に大株になり、花が長く咲きます。ジャーマン種とローマン種の違い、光を好む種のまき方、間引きまでを説明します。
- カモミールの水やりと追肥 — カモミールは肥料が多いと葉ばかり茂って花が減ります。水やりの目安、少なめの追肥、倒れやすい株の支え方、冬越しの管理をまとめます。
- カモミールの花の収穫と乾燥 — カモミールの花はお茶にすると甘いりんごの香りがします。摘み頃の見分け方、香りを逃さない乾燥の手順、保存の仕方をまとめます。
- カモミールの月別の作業 — 関東平野部の露地を基準に、カモミールの秋まきから翌年の収穫・採種までの作業を月ごとにまとめます。ローマン種の多年草管理も補足します。
- カモミールの病害虫と障害 — カモミールで毎年出るのは春のアブラムシと梅雨前後の蒸れによる立ち枯れです。症状から原因を見分ける方法と、お茶にする花に薬剤を使わずに済ませる対処をまとめます。
- カモミールの増やし方 — ジャーマン種は種とこぼれ種で、ローマン種は株分けと挿し芽で増やせます。それぞれの方法と時期、こぼれ種を活かす管理のコツをまとめます。
「ワイルドカモミール」の種を買う
3 つのお店で探す「カモミール ワイルドカモミール 種」
この品種を記録すると
アプリで作物に「カモミール」、品種に「ワイルドカモミール」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
iPhone 対応(Android 版は準備中)。無料で使えます。