基本情報
- 系統・区分
- 柑橘・香酸/香り果樹
- 熟期
- 秋
- 育てやすさ
- ★★☆☆☆(5 段階で 2)
常緑果樹。暖地・鉢植え向きが多く、寒さと過湿に注意。果汁・香り・観賞用途で栽培。
概要説明
エトログは、ユダヤ教の秋の祭り (仮庵の祭り) で祭儀に用いられるシトロンの品種群を指す名前で、イスラエルやモロッコ、イタリアのカラブリア地方などで栽培されています。祭儀用には傷や欠けのない果実が求められ、形の整った果実は高値で取引されます。果実は 10〜15 センチのやや細長い形で、先端に突起があり、果皮は厚くごつごつして黄色に熟すと強い芳香があります。果肉と果汁は少なく生食には向きませんが、果皮を砂糖漬けやマーマレードにできます。常緑の低木で樹勢は弱く、樹高は 2〜3 メートルにとどまり、枝には短いトゲがあります。エトログは接ぎ木ではなく実生や挿し木で育てた純粋な株が祭儀用として重視される伝統があります。寒さには非常に弱く、氷点下 2 度ほどで葉や枝が傷むため、暖地以外では鉢植えで冬は室内の明るい窓辺に取り込みます。日当たりと水はけのよい土を好み、過湿を避けます。花は春から夏に数回咲き、白い花弁の外側が紫を帯びます。
エトログの特徴
- ユダヤ教の仮庵の祭りで用いられるシトロンの品種群の名前
- 祭儀用には傷のない整った果実が求められ高値で取引される
- 果実は 10〜15 センチでやや細長く先端に突起がある
- 果皮は厚くごつごつして強い芳香、果肉と果汁は少ない
- 祭儀用には接ぎ木でない実生や挿し木の株が重視される
- 氷点下 2 度ほどで葉や枝が傷む
向いている使い方
- 果皮を砂糖漬けやマーマレードに
- 香りを楽しむ室内の鉢植えで
- 宗教的・文化的な意味を持つ果実として育てる
シトロンの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはシトロンの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- シトロンの植え付け — シトロンはかんきつの中でも特に寒さに弱く、関東では鉢植えで冬に移動できる形が安全です。場所と用土の決め方をまとめます。
- シトロンの剪定と整枝 — シトロンは春に伸びた枝の先に翌年の花が付きます。とげが多く枝も暴れやすいので、抜く剪定で樹形を保ちます。
- シトロンの水やりと肥料 — シトロンは肥料をよく食べ、水切れで実を落とします。時期ごとの水と肥料の量を表で示します。
- シトロンの月別の作業 — 冬の取り込みと春の剪定、初夏の摘果、晩秋の収穫が骨組みです。月ごとの作業を表にします。
- シトロンの病害虫と障害 — かんきつ共通のアゲハの幼虫とカイガラムシに加え、シトロンでは寒さによる傷みが最大の障害です。症状から原因を絞ります。
- シトロンの収穫と利用 — シトロンは果肉が少なく厚い皮を使う果実です。色づきで採り時を判断し、皮を砂糖漬けや香り付けに使います。
「エトログ」の苗木を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「シトロン」、品種に「エトログ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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