基本情報
- 系統・区分
- 柑橘・香酸/香り果樹
- 熟期
- 11〜1 月
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
常緑果樹。暖地・鉢植え向きが多く、寒さと過湿に注意。果汁・香り・観賞用途で栽培。
概要説明
ダイダイは、インドのヒマラヤ地方が原産とされる香酸柑橘で、品種名ではなく種名です。中国を経て日本には古くに渡来し、正月の鏡餅に載せる縁起物として親しまれてきました。果実は 200〜250 グラムの扁平な球形で、冬に橙色に熟しますが、収穫せずに置くと翌夏には再び緑色に戻り、2〜3 年は枝についたまま落ちません。一つの木に何代もの実が同居することから「代々」と呼ばれ、家が代々栄える縁起物になりました。果汁は酸味と苦みが強く生食には向きませんが、ポン酢の原料として最上とされ、皮はマーマレードや漢方の橙皮に使われます。常緑の小高木で樹勢は強く、枝には長いトゲがあり、樹高は 4〜5 メートルになりますが剪定で 2〜3 メートルに抑えられます。耐寒性は温州みかんよりやや弱く、氷点下 3 度ほどまで耐えるため、関東以西の暖地なら露地で育ちます。自家結実性があり 1 本で実がつき、日当たりと水はけのよい場所を好みます。
ダイダイの特徴
- インド原産の香酸柑橘で、品種名ではなく種名
- 果実は 200〜250 グラムで冬に橙色に熟し、翌夏に緑に戻る
- 2〜3 年枝についたまま落ちず「代々」の名の由来になった
- 果汁は酸味と苦みが強くポン酢の原料として最上とされる
- 常緑小高木で樹勢が強く長いトゲがある
- 氷点下 3 度ほどまで耐え、関東以西の暖地で露地栽培できる
向いている使い方
- 自家製ポン酢の原料に
- 正月の鏡餅の飾りに
- 果皮をマーマレードに
- 縁起木として庭に
ダイダイの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはダイダイの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ダイダイの苗選びと植え付け — 柑橘の中では耐寒性が高く、関東の庭でも地植えできます。苗の見方、植える場所、鉢と地植えの手順をまとめます。
- ダイダイの剪定ととげ — 放任でも実る丈夫な柑橘ですが、とげが多く樹が大きくなります。実を落とさない切り方と、とげを扱う手順をまとめます。
- ダイダイの水やりと肥料 — 丈夫で放任に近くても育ちますが、毎年大きな実を採るには肥料の時期が要です。水と肥料の目安と葉色の見方をまとめます。
- ダイダイの月別の作業 — 五月に咲き、十二月に色づき、実を残したまま春を迎えるダイダイの一年を月ごとに表にしました。
- ダイダイの病害虫と障害 — 柑橘に共通する害虫と病気に加え、実を長く樹に残すダイダイならではの実の傷みをまとめました。症状から探せる表付きです。
- ダイダイの収穫と使い方 — 果汁を絞るなら青いうちから、正月飾りなら十二月の黄色い実を枝葉付きで。ダイダイの採り時の見分け方と使い方をまとめます。
この品種を記録すると
アプリで作物に「ダイダイ」、品種に「ダイダイ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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