まず確認すること
ブドウの実が割れる・腐る・変形するとき、まず確認することは?
- 腐りが実の先端 (花落ち部) からか、傷からか
- 割れる前に急な大雨や水やりのムラがなかったか
- 花が咲いた時期の気温と受粉の状態
ブドウの病害虫ガイドから
ブドウの病害虫と障害のガイドにある見分け表のうち、この症状に当たる行です。
| 症状 | 考えられる病気 | 出やすい時期 |
|---|---|---|
| 熟した実が茶色く腐り、粒に赤い点 | 晩腐病 | 8月〜収穫期 |
まず疑う 3 件
ブドウに記録のある病害虫から、ブドウか同じ仲間の作物で症状が合うものを先に並べています。症状だけで原因は確定できないため、見分け方と対処をリンク先で確かめてください。
裂果
粒が縦に裂けます。裂けた粒から腐りが房全体に広がります。
裂果の見分け方と対処を見るマグネシウム欠乏
下位葉から葉脈を残して葉脈間が黄化し、網目模様になる。進行すると褐変して枯れ上がり、着果負担の大きい株で目立つ。
病害虫の一般的な症状です。
マグネシウム欠乏の見分け方と対処を見る斑点細菌病
葉に水浸状の小斑ができ、のちに褐色になって周囲が黄化する。果実にも水浸状やかさぶた状の斑点ができ、そこから腐敗が進む。
多くの作物で記録のある病害虫です。症状は一般的な説明です。
斑点細菌病の見分け方と対処を見るそのほかの原因
- 灰色かび病 — 花や果実、葉に水浸状の褐色病斑ができ、表面に灰色のふわふわしたかびを密生する。果実は軟腐して落果し、収穫後も貯蔵中に腐敗が進む。
- 白絹病 — 地際の茎が水浸状に腐り、白い絹糸のような菌糸が株元と周囲の土表に広がる。やがて菜種粒大の褐色の菌核ができ、株は急速に萎凋枯死する。
- すす病 — 葉表や枝、果実の表面に黒いすす状のかびが薄く広がる。組織自体は侵されないが、光合成が妨げられ外観も著しく悪くなる。