基本情報
- 系統・区分
- 柑橘・ハッサク/定番
- 熟期
- 12〜1 月
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
常緑果樹。ほろ苦さと歯切れのよい果肉が特徴。暖地向きで比較的作りやすい。
概要説明
八朔は江戸時代末期に広島県因島の寺の境内で見つかった柑橘で、旧暦 8 月 1 日の八朔の頃から食べられるとして名づけられましたが、実際の熟期は冬から春です。果実は 300〜400 グラムで皮は厚くむきにくく、果肉は淡黄色で粒がしっかりしており、甘みと酸味に加えて独特の苦みがあります。この歯ごたえと苦みが八朔らしさで、好みが分かれる柑橘です。12〜1 月に収穫して 1〜2 か月貯蔵し、酸を抜いてから 2〜4 月に食べるのが基本です。冬に樹上で実を持つため露地栽培は関東南部以西の暖地向きで、和歌山や広島が主な産地です。自家結実性はやや弱く、夏みかんなど他の柑橘が近くにあると実つきが安定します。樹勢は強く、庭植えでは 3 メートルを超えるので、家庭では低く仕立てます。豊産で隔年結果しやすいので、7 月に摘果します。
八朔の特徴
- 江戸時代末期に広島県因島で見つかった柑橘
- 果重 300〜400 グラムで皮が厚い
- 粒がしっかりした果肉と独特の苦み
- 12〜1 月に収穫し 1〜2 か月貯蔵して食べる
- 自家結実性がやや弱く受粉樹があると安定
- 豊産で隔年結果しやすく摘果が必要
向いている使い方
- 皮をむいて生食
- サラダ・和え物
- 皮を砂糖漬けに
八朔の育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめは八朔の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- 八朔の植え付け — 八朔は温州みかんより寒さに弱く、自分の花粉では実が付きにくい柑橘です。植える場所と相棒の木を先に決めます。
- 八朔の剪定と整枝 — 八朔は放っておくと四メートルを超え、強く切ると翌年実が付きません。切る時期と量を株の姿で決めます。
- 八朔の肥料と摘果 — 八朔は肥料を切らすと実が小さく酸っぱくなります。年三回の施肥と実の数を絞る摘果の目安をまとめます。
- 八朔の月別の作業 — 八朔は実を付けたまま年を越すので、収穫と花芽づくりが重なります。月ごとの作業を表で確かめます。
- 八朔の病害虫と障害 — 八朔は葉と実に出る症状で原因が分かれます。柑橘で多い病害虫と冬の凍害を、見た目から切り分けます。
- 八朔の収穫と貯蔵 — 八朔は採ってすぐでは酸っぱすぎます。採る時期を寒さと色で決め、貯蔵して食べごろを作ります。
この品種を記録すると
アプリで作物に「八朔」、品種に「八朔」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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