基本情報
- 系統・区分
- 柑橘・ハッサク/晩生流通
- 熟期
- 4〜5 月
- 育てやすさ
- ★★☆☆☆(5 段階で 2)
常緑果樹。遅い時期まで販売される八朔系の流通名。栽培特性は要確認。
概要説明
五月八朔は樹上で越冬させて 4〜5 月に収穫する晩生の八朔系統で、名前は収穫期の 5 月に由来します。普通の八朔が 12〜1 月に採って貯蔵するのに対し、五月八朔は樹上で酸を抜くため、採ってすぐに食べられ、貯蔵による水分の抜けがなくみずみずしいのが特徴です。果実は 300〜400 グラムで皮は厚く、果肉は八朔らしい粒のしっかりした歯ごたえに、樹上完熟による甘みが乗り、苦みは穏やかです。冬から春まで樹上に実を持つため、露地栽培は霜の降りない関東南部以西の暖地の海沿いに限られ、寒害を防ぐために果実に袋がけをすることもあります。自家結実性はやや弱く、他の柑橘が近くにあると実つきが安定します。樹勢は強く、家庭では 2.5〜3 メートルに仕立てます。春に前年の実と今年の花が同時につくので、実を残し過ぎると翌年の花が減ります。
五月八朔の特徴
- 樹上で越冬させ 4〜5 月に収穫する晩生系統
- 貯蔵せず採ってすぐ食べられみずみずしい
- 果重 300〜400 グラムで樹上完熟の甘み
- 霜の降りない暖地の海沿い向き
- 自家結実性がやや弱く受粉樹があると安定
- 春に実と花が同時につくため実を残し過ぎない
向いている使い方
- 皮をむいて生食
- 採れたてをサラダに
- 暖地の庭植え
八朔の育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめは八朔の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- 八朔の植え付け — 八朔は温州みかんより寒さに弱く、自分の花粉では実が付きにくい柑橘です。植える場所と相棒の木を先に決めます。
- 八朔の剪定と整枝 — 八朔は放っておくと四メートルを超え、強く切ると翌年実が付きません。切る時期と量を株の姿で決めます。
- 八朔の肥料と摘果 — 八朔は肥料を切らすと実が小さく酸っぱくなります。年三回の施肥と実の数を絞る摘果の目安をまとめます。
- 八朔の月別の作業 — 八朔は実を付けたまま年を越すので、収穫と花芽づくりが重なります。月ごとの作業を表で確かめます。
- 八朔の病害虫と障害 — 八朔は葉と実に出る症状で原因が分かれます。柑橘で多い病害虫と冬の凍害を、見た目から切り分けます。
- 八朔の収穫と貯蔵 — 八朔は採ってすぐでは酸っぱすぎます。採る時期を寒さと色で決め、貯蔵して食べごろを作ります。
「五月八朔」の苗木を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「八朔」、品種に「五月八朔」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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