日当たり: 半日陰〜日なた水やり: 乾いたらたっぷり。夏の乾燥に注意耐寒性: 強い
栽培カレンダー
関東地方の目安です。地域と品種で前後します。実際の日付は記録に残しましょう。
9月のモミジは「生育期」の時期です。 9月の畑仕事を見る
モミジを詳しく知る
項目ごとに 1 ページで掘り下げています。いま知りたいところから読んでください。
記録しておきたいタイミング
植え付け日
落葉期に植えた日を残します。活着の様子を翌春に確かめられます。
剪定した日
落葉期に切った日と切った枝を残します。切る時期を誤ると樹液が止まりません。
紅葉が始まった日
毎年残すと、その年の気温と色づきの関係が見えます。
上手に育てるコツ
モミジを育てるうえで、うまくいくかどうかを分ける勘所です。暦や病害虫の前に、ここだけ押さえておくと結果が変わります。
剪定は落葉している間だけ
12 月から 2 月が唯一の適期です。春以降に切ると樹液が噴き出し、枝枯れの原因になります。
西日の当たらない場所に植える
午前中に日が当たり午後は日陰になる場所が最適です。西日は葉焼けと乾燥の両方を招きます。
細い枝を抜いて透かす
内側の混んだ細枝を付け根から抜きます。太い枝を短く詰めるより、抜く剪定のほうが自然な樹形になります。
秋の肥料を止めて紅葉を出す
窒素が残ると赤くなりません。8 月以降は追肥せず、日中と夜の気温差に当てると発色が良くなります。
鉢は毎年根を切って更新する
根の回りが早い木です。落葉期に根鉢の外側と底を削って植え直すと、細かい枝が保てます。
モミジの栽培をはじめるのに用意するもの
木は植え直しが利きません。植える日にそろえておきたいのは次の 4 つです。作業ごとに要るものは、各解説のページにまとめています。
- 完熟堆肥・腐葉土探す言葉「完熟堆肥 バーク 40L」
- 規格の目安
- バーク堆肥か腐葉土。40L 前後の袋。
- 数量の目安
- 植え穴 1 つ(直径 60cm × 深さ 50cm)に 20〜30L。
穴を大きく掘って土を入れ替えるのが植え付けの本体です。ここで手を抜くと何年も伸び悩みます。
- 支柱(添え木)探す言葉「園芸支柱 太い 180cm」
- 規格の目安
- 直径 25〜30mm × 長さ 180cm。
根が張るまでの 1〜2 年、風で株元が動くと細い根が切れ続けます。細い支柱では支えきれません。
- 剪定ばさみ探す言葉「剪定ばさみ バイパス 果樹」
- 規格の目安
- 刃渡り 5〜6cm、直径 2cm まで。バイパス式。
木を育てるかぎり毎年使います。切れ味の落ちないものを 1 丁選ぶと、何年も持ちます。
- 有機質肥料(寒肥用)探す言葉「油かす 骨粉 有機質肥料」
- 規格の目安
- 油かすと骨粉の配合。5〜10kg 袋。
- 数量の目安
- 成木 1 本に 1〜2kg を冬のうちに。
木の肥料は年に 1〜2 回で足ります。冬に入れて春に効かせるのが基本です。
- 高枝切りばさみは、木が背を越してからで十分です。
- 鉢で育てるなら 180cm の添え木は要りません。鉢に合う短い支柱で足ります。
モミジの病害虫(4)
症状・予防・対処が分かっているものを、重要度の高い順に並べています。「一般的な内容」と付いているものは、この作物にかぎった記述がまだ無く、病害虫そのものの説明を出しています。
アブラムシ類
主要害虫
時期 春(4〜5月)出る場所 新芽・葉裏出やすい条件 芽吹きの時期
症状 展開したばかりの柔らかい葉に群生し、葉が縮れます。排泄物ですす病も出ます。
予防 芽吹き前の薬剤散布か、こまめな見回り。
対処 見つけ次第つぶします。新芽の被害は樹形にも影響します。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): アブラムシ類、Nasonovia ribisnigri
イラガ類
主要害虫
時期 夏(7〜9月)出る場所 葉裏出やすい条件 夏の落葉樹
症状 葉裏に幼虫が並んで葉を食べます。触れると激しく痛みます。
予防 夏に葉裏を見回ります。若齢のうちは集団でいるので見つけやすいです。
対処 枝ごと切り取って処分します。素手で触らないこと。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): イラガ科
カミキリムシ類
主要害虫
時期 初夏〜夏(6〜8月)出る場所 幹・枝出やすい条件 弱った木。日当たりの強い幹
症状 幹の根元に木くず(フラス)が積もります。中を食われ、数年かけて枯れます。
予防 幹に日よけを施し、株元を見回ります。木くずが出ていないか定期的に確認します。
対処 穴を見つけたら針金を差し込むか専用の薬剤を注入します。早期発見が唯一の手です。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): カミキリムシ科
うどんこ病
よくある病気
時期 初夏・秋(5〜6月、9〜10月)出る場所 葉出やすい条件 風通しの悪さ。窒素過多
症状 葉が白い粉で覆われ、紅葉がきれいに出なくなります。
予防 透かし剪定で風を通し、窒素を控えます。
対処 発病葉を取り除きます。落ち葉も片付けて越冬させないこと。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Blumeria graminis f. sp. hordei、Blumeria graminis f. sp. secalis、Blumeria graminis f. sp. tritici ほか59
よくあるトラブル
葉先が茶色く縮れる
西日と乾燥による葉焼けです。午後に日陰になる場所へ植え、夏は株元を敷きわらで覆います。鉢なら夏だけ移動します。
紅葉せずに枯れ落ちる
夏の水切れか肥料過多です。窒素が残っていると緑のまま落ちます。秋は肥料を切り、昼夜の温度差に当てます。
切り口から樹液が止まらない
春から初夏の剪定が原因です。モミジは落葉期(12〜2 月)に切ります。太い枝を切ったら癒合剤を塗ります。
品種一覧(0)
Gadenin の作物マスタに登録されているモミジの品種です。アプリで Plant を登録するときに候補として出てきます。
この作物でよく出る用語
本文に出てくる言葉の意味は、園芸用語集で短く説明しています。
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