基本情報
- 系統・区分
- 花木・庭木/低木・高木
- 熟期
- 5〜6 月
- 育てやすさ
- ★★★★★(5 段階で 5)
木本性の観賞植物。剪定時期、樹高、日照、毒性や実付きの有無を記録するとよい。
概要説明
ヤマボウシは品種名ではなく種名で、本州から九州の山地に自生する日本原産の落葉高木を指し、自然な樹形と四季の変化から、近年はハナミズキに代わるシンボルツリーとして人気が高まっています。5 月下旬から 6 月に、葉が開いた後に白い 4 枚の総苞片が花のように開き、中心に小さな花が球状に集まります。総苞片の先が尖っているのが、丸いハナミズキとの見分け方です。9〜10 月に直径 1〜2 センチの赤い球形の実が熟し、甘く食べられます。葉は秋に赤や橙に紅葉します。樹高は 5〜10 メートルで、株立ちの樹形が流通の主流です。日当たりから半日陰まで育ち、寒さに強く、暑さにも耐えますが、夏の乾燥と西日で葉が縮れるため、株元をマルチングします。成長は中程度です。花芽は夏に枝先につくため、剪定は落葉期に混んだ枝を透かす程度に留めます。ハナミズキより病気に強く、うどんこ病や炭疽病が出にくいのが長所です。
ヤマボウシの特徴
- 5 月下旬から 6 月に先の尖った白い総苞片が開く
- 9〜10 月に赤い球形の実が熟し甘く食べられる
- 秋に赤や橙に紅葉する
- 樹高 5〜10 メートルで株立ちが主流
- ハナミズキより病気に強い
- 夏の乾燥と西日で葉が縮れる
向いている使い方
- シンボルツリーとして庭に植える
- 雑木の庭の高木に
- 実を生食やジャムに
- 公園や街路の花木に
ヤマボウシの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはヤマボウシの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ヤマボウシの植え付け — 落葉期に植えるのが基本です。西日を避けた場所と、根鉢を崩さない植え方で活着を確実にします。
- ヤマボウシの剪定と花芽 — 花芽は夏に作られます。落葉期に不要枝だけを整理し、花芽の付いた枝先を切らないのが基本です。
- ヤマボウシの水やりと肥料 — 浅い根を乾かさないことが最優先です。肥料は控えめに、寒肥と花後のお礼肥で足ります。
- ヤマボウシの月別の作業 — 花は六月、花芽は夏に作られ、剪定は冬。この三つを軸に一年の作業を組み立てます。
- ヤマボウシの病害虫と障害 — 病害虫は少ない木ですが、うどんこ病と夏の葉焼け、幹に入るカミキリムシには注意します。
- ヤマボウシの増やし方 — 秋の実から種をまく実生が確実です。さし木は発根しにくいので、湿度管理を丁寧に行います。
この品種を記録すると
アプリで作物に「ヤマボウシ」、品種に「ヤマボウシ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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