基本情報
- 系統・区分
- 落葉花木・ライラック/白八重
- 熟期
- 5 月
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
落葉低木。白八重咲きで香りがよい。冷涼地の庭木向き。
概要説明
白い八重咲きライラックの代表格として 19 世紀末から作り続けられているのがマダムレモイネです。フランスのレモイネ社が 1890 年に発表した古典品種で、純白の小花が幾重にも重なった房は厚みがあり、一重の白花より豪華に見えます。香りは甘く強く、開花期の 5 月には庭全体に漂います。花房は 20 センチ前後、樹高は 3〜4 メートルまで育ちますが、成長は緩やかで、株立ち状に仕立てると自然な樹形になります。冷涼な気候を好み、北海道や高原地帯ではよく育ちますが、暖地では夏の高温と過湿で株が弱りやすいため、水はけのよい場所を選び、株元をマルチングして地温の上昇を抑えます。八重咲きは実を結びにくいため花がらを放置しても株が消耗しにくいのは利点ですが、翌年の花付きを安定させるには花後に房ごと切り取っておきます。
マダムレモイネの特徴
- 純白の八重咲きで花房に厚みがある
- 甘く強い香りが庭に広がる
- 1890 年発表の古典品種で信頼性が高い
- 樹高 3〜4 メートル、成長は緩やか
- 冷涼地向きで暖地では夏の管理が必要
向いている使い方
- 白花の庭木として
- 香りを楽しむ花木
- 切り花で楽しむ
ライラックの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはライラックの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ライラックの植え付け — 冷涼地の花木を暖かい関東で育てるには、植える場所と苗の選び方がほぼすべてです。失敗しにくい条件を整理します。
- ライラックの剪定の基本 — 夏に花芽を作る花木なので、切る時期を間違えると翌年咲きません。花後の軽い剪定と台木の芽の処理を解説します。
- ライラックの水やりと追肥 — 乾き気味を好む一方で、夏の水切れには弱い花木です。季節ごとの水の加減と、控えめな肥料で花を付ける方法をまとめます。
- ライラックの月別の作業 — 関東で育てるライラックの一年を月ごとに整理します。花後の剪定と夏の管理が翌年の花を決めます。
- ライラックの病害虫と障害 — 関東では病気より暑さと虫が問題になります。葉と幹と根元の見た目から原因を切り分ける方法をまとめます。
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