基本情報
- 系統・区分
- ティーハーブ・多年草/紫花
- 熟期
- 6〜8 月
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
種子または苗。花をハーブティーに利用。日当たりでよく育ち、大株になりやすい。
概要説明
コモンマロウは、ヨーロッパ原産のアオイ科の多年草で、マロウとして最も広く育てられている種です。初夏から夏にかけて、濃い紫の脈が走る青紫色の花を葉腋に次々と咲かせ、草丈は 60〜150 センチと大きく育ちます。乾かした花を熱湯で抽出すると澄んだ青色のティーになり、レモン汁を数滴落とすと淡い桃色へ変わるので「夜明けのハーブティー」と呼ばれます。味そのものは穏やかで、とろみのある口当たりが特徴です。日当たりと水はけのよい場所を好み、寒さに強く関東以西では屋外で冬を越します。丈夫でこぼれ種でもよく増えるため、庭では広がりすぎないように花がら摘みをするか、大きめの鉢で育てると管理しやすくなります。株が育つと茎が倒れやすいので、支柱を立てるか初夏に一度切り戻して枝数を増やすと形が整います。夏はハマキムシやハダニがつきやすく、風通しを確保することが健全に育てるこつです。
コモンマロウの特徴
- 濃い紫脈の入る青紫花を初夏から夏に次々咲かせる
- 草丈 60〜150 センチと大きく育つ多年草
- 乾燥花のティーが青色に出て、レモンで桃色に変わる
- 耐寒性が強く関東以西では屋外で越冬する
- こぼれ種でよく増え、放任すると広がる
- 茎が倒れやすく支柱か初夏の切り戻しが有効
向いている使い方
- 色の変化を楽しむハーブティー
- 花を浮かべるサラダやゼリーの彩り
- 花壇の後方に植える背の高い宿根草
- 大鉢で仕立てて広がりを抑える
マロウの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはマロウの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- マロウの種まきと苗づくり — マロウは種から育てやすいハーブです。秋にまいて小さな株で冬を越させると、翌年の初夏に背丈一メートルを超えて咲きます。
- マロウの水やりと追肥 — マロウは丈夫ですが、肥料の与えすぎと水切れで姿が崩れます。株の背丈と葉色を見ながら加減する管理をまとめました。
- マロウの花の収穫と乾燥 — マロウの花は朝に摘んで手早く乾かすと、青紫の色が残ります。摘む時間と乾かし方、保存のコツをまとめました。
- マロウの月別の作業 — 秋まきで冬を越し、翌年五月から七月に花を咲かせるマロウの一年を、月ごとの作業と株の姿でまとめました。
- マロウの病害虫と障害 — マロウで最も多いのはさび病です。葉裏の橙色の粉を早く見つけて病葉を取り、風通しを確保すれば広がりを止められます。
- マロウの増やし方 — マロウは種で簡単に増えます。花後の種の採り方、こぼれ種の苗の見分けと移植、挿し芽で気に入った株を残す方法を解説します。
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この品種を記録すると
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