基本情報
- 系統・区分
- つる性果樹・常緑/紫果
- 熟期
- 10〜11 月
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
常緑つる性。紫色の果皮を持つ流通名。観賞兼果樹向き。
概要説明
紫ムベは、熟したときに果皮が濃い紫色に染まる株を指す呼び名で、観賞と収穫を兼ねて苗が売られています。ムベはもともと赤紫に色づきますが、この呼び名の株は色が濃く出るものが選ばれており、常緑の濃い葉を背景に紫の実がぶら下がる姿は秋の庭の見どころになります。実の中身は一般のムベと同じで、白い果肉に上品な甘さがあり、種が多いのも変わりません。常緑のつる性で暖地向き、つるは棚やアーチによく絡みます。果皮の色は日当たりで濃さが変わるので、実を色よく仕上げたいなら日の当たる位置に枝を配置します。1 本では実付きが悪いことが多いため、別の株を近くに植えて人工授粉を行うと安定します。耐寒性は中程度で、関東以西の平地なら露地で越冬しますが、寒冷地では鉢植えにして冬の間だけ室内や軒下に取り込みます。
紫ムベの特徴
- 果皮が濃い紫に染まる株を指す呼び名
- 常緑の葉を背景に紫の実が映える
- 果肉は白く上品な甘さで種は多め
- 果皮の色は日当たりで濃さが変わる
- 別株の混植と人工授粉で結実が安定する
- 関東以西の平地なら露地で越冬する
向いている使い方
- 色を楽しむ観賞兼用の果樹として
- 完熟果の果肉を生で味わう
- アーチや棚に絡ませて
- 鉢植えで秋の実を観賞
ムベの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはムベの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ムベの植え付け — ムベは常緑のつる植物で、一株では実が付きにくい果樹です。場所と株数を決めてから植えます。
- ムベのつるの整理 — ムベは前年に伸びたつるの短い枝に花が付きます。切る枝と残す枝を見分けて冬に整理します。
- ムベの受粉のやり方 — ムベは一本の株に雄花と雌花が別に咲きます。雌花を見つけて別株の花粉を付けると実が確実になります。
- ムベの月別の作業 — ムベは春に花、秋に実、冬につる整理と一年を通して作業が回ります。月ごとの目安をまとめます。
- ムベの病害虫と障害 — ムベは丈夫ですが、常緑で葉が茂るためカイガラムシが付きやすく、寒風で葉が傷みます。
- ムベの収穫と食べ方 — ムベの実は裂けないので、色と弾力で完熟を見分けます。鳥に取られる前に採り、追熟で甘みを引き出します。
「紫ムベ」の苗木を買う
3 つのお店で探す「ムベ 紫ムベ 苗木」
この品種を記録すると
アプリで作物に「ムベ」、品種に「紫ムベ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
iPhone 対応(Android 版は準備中)。無料で使えます。