基本情報
- 系統・区分
- 柑橘・ブラッドオレンジ/赤肉
- 熟期
- 2〜4 月
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
常緑果樹。赤みのある果肉が特徴。寒暖差で着色しやすく、暖地の趣味栽培向き。
概要説明
タロッコはイタリアのシチリア島を代表するブラッドオレンジで、果肉が赤く色づく品種の中では最も甘く、ブラッドオレンジの中で最も広く栽培されています。果肉の赤みは天然の色素によるもので、シチリアのように昼夜の寒暖差が大きい場所ほどよく色づきます。日本の暖地では色づきが浅くなることがありますが、甘みと独特の風味は楽しめます。果実は 150〜200 グラムで種は少なく、果汁が多く、糖度は 12 度前後まで上がります。熟期は 2〜4 月で、冬に樹上で実を持つため、露地栽培は関東南部以西の暖地向きです。日本では愛媛県などで栽培され、国産ブラッドオレンジの主力になっています。自家結実性があり 1 本で実がつきます。樹勢は中程度で、家庭では 2.5 メートル前後に仕立て、鉢植えなら寒冷地でも冬に室内に取り込めば育ちます。
タロッコの特徴
- シチリア島を代表するブラッドオレンジ
- ブラッドオレンジの中で最も甘く糖度 12 度前後
- 果肉の赤みは寒暖差が大きいほど濃くなる
- 果重 150〜200 グラムで種が少ない
- 熟期 2〜4 月で暖地向き
- 自家結実性があり 1 本で実がつく
向いている使い方
- 皮をむいて生食
- 赤いジュース・ゼリー
- サラダの彩り
オレンジの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはオレンジの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- オレンジの苗の植え付け — オレンジはミカンより寒さに弱く、関東では置き場所選びが結果を分けます。品種の選び方と春の植え付け手順をまとめます。
- オレンジの剪定と摘果 — オレンジは剪定を控えめにし、夏の摘果で実の数を調整する木です。3月の間引き剪定と葉の枚数で決める摘果を説明します。
- オレンジの水やりと肥料 — オレンジは肥料を欲しがる木で、年三回の追肥と夏の水やりが実の大きさを決めます。冬の寒さ対策と合わせて説明します。
- オレンジの月別の作業 — オレンジは春に剪定と肥料、初夏に開花、夏に摘果、冬に収穫という一年です。月ごとの作業と寒さ対策の時期を表にまとめます。
- オレンジの病害虫と障害 — オレンジには柑橘特有の虫と病気が付きます。アゲハの幼虫、カイガラムシ、かいよう病などの見分け方と、薬に頼りすぎない対策をまとめます。
- オレンジの収穫と保存 — オレンジは品種ごとに採り時が違い、木で完熟させるか採ってから貯蔵するかで味が変わります。採り時の見極めと保存法を説明します。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「オレンジ」、品種に「タロッコ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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